私は趣味でこういった感じの耳コピ動画を作ってはYouTubeにアップしているんですが、時々「ここの部分耳コピ間違ってますよ」と視聴者に指摘してもらうこともあれば、他の人の耳コピ動画を見て私が「ここの音間違っているな~」と思うこともあります。
ミスの指摘はアリ?
他人の曲をカバーしているものとはいえ、そこで「ここが違う」と指摘することは芸術を否定しているような気もしますが、それと同時にコード等の間違いは事実として存在するものです。
耳コピ系YouTuberだとこれを良くとらえるか悪くとらえるかは人による気もして難しい問題なのですが、この行為は良いものなのか悪いものなのか、どうなんでしょうか。
まず、別にミスは指摘してもよいとする考え方もあると思います。ミスは事実だからです。
曲の流れとして明らかにAmコードが使われていると思われるのに、A#が鳴っていたら基本的に耳コピミス、もしくは打ち込み間違いなどでしょう。
そういうコードな可能性も0ではないですが、基本的に使われる音は事実としてあると思います。
もし投稿者がそれに気づいていないのであれば、指摘することでその人のためにもなると思います。
余計なお世話?
ただ、その人が耳コピ自体はできていても、あえてそういったアレンジにしている可能性もあります。
例えば使われているコードがadd9thではない場合でも、メジャーコードに9度上の音を足すと心地よく感じることはあるものです。私は原曲の再現率を高めにしたいので本来鳴っていない音はあまり付け足さないように心掛けているのですが、原曲の雰囲気を壊さない範囲ならば良いと思います。
本人としては分かっている上でわざとそういうアレンジにしているのだとすれば、その部分を指摘されるのは余計なお世話かもしれません(視聴者からしたら知る由もないですが)。
また、そのチャンネルの主役というか運営者はあくまで投稿者なので、視聴者が偉そうに「ここミスってますよ」と指摘されると若干出しゃばっている感じもします。人によっては嫌な気持ちになるかもしれません。
私の場合は…
私としてはご指摘いただくと自分では分からなかったミスに気付くことができるので非常にありがたいなと思っています。返信はなくても、ハートマークをコメントに付けている人は同じように思っていると思います。
ただ、(意図的かは分かりませんが)そういった耳コピミスを指摘するコメントに対してだけ返信や反応がない、という状況を他の方の動画のコメント欄で見たことがあります。もしかしたらその方は嫌な風に思っていたのかもしません。
どこまで指摘するべきかは難しいですね。余談ですが、もしも指摘する場合はどこがどう違っているのかをタイムスタンプを付けて分かりやすく説明してもらえると、投稿者としては分かりやすいなと思います。