【資格取得】ガクチカ・課外活動は就活や受験のためにやるものじゃない。目的と手段を間違えている人が多い。

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最近SNSを見ていると、「就活のためのガクチカ作りを」「推薦入試のための課外活動を」などと言われているのを目にします。そこまでは言われずとも、「何となく学校の勉強以外でなにかそういうことを無理にでもしなくちゃ」といった雰囲気を感じます。

周りのレベルが高い人の動きがSNSによって可視化されたので、それに良くも悪くも影響を受けすぎる時代が来たのかもしれません。

ですが、私はそれをガクチカや課外活動の原動力にすることは間違っていると思っているので、今日はそれについて語ろうと思います。また、やりたいことが見つからない人へのアドバイスも書いたので、自覚がある人はぜひ読んでみてください。

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目次

最近の資格勉強の進捗報告

一応話のネタにはつながるので、近況報告をちょっと。

今週末にITパスポートと基本情報技術者試験の試験が迫ってきました。

ITパスポートは12時間、基本情報技術者試験はそれに加えて15時間くらい勉強したのですが、どの過去問を解いても9割前後くらい回答できるようになったので、今は他の作業をしています。
ネットに書かれていた情報だとどちらも150時間以上は勉強が必要(?)と書かれていたのですが、思ったよりも対策が上手にできたみたいで嬉しいです。

内容自体はほぼ理解できたので、新しいことを勉強するためにまた別の本を買ってもらいました。

  • 応用情報技術者試験
  • 簿記3級
  • TOEIC

応用情報技術者試験はマレーシアに戻ってしまう関係でそもそも物理的に受験ができないのですが、それ以外のものも含めて、納得するまで勉強はしてみようと思います。

資格は利益のためじゃなくて、面白いから取るもの

閑話休題。こういうことをしていると、よく知り合いに「就活とかで使えそうでいいね!」「私も資格何か取らなくちゃ!」などと言われます。誉め言葉というか、ポジティブな意味合いで言ってくれる人が多いので嬉しくはあります。

ですがその反面、個人的には資格の勉強は面白いからしているのであって、何か人のためとか目先の利益のためにやっているわけじゃないんだよな~と思っているので、そう言われるとちょっとモヤモヤします。

いや、正確には好奇心が強い性格なので、私の価値観としては勉強ができれば何でもいいのです。応用情報技術者試験も、簿記も、全部何となく内容に今興味があってやりたいからやろうと思っただけです。
資格の有無はどうでもよくて、勉強するプロセスに楽しみや価値を見出しているのですが、せっかくならゴールがあったほうが勉強が捗るので資格に触れることにしているに過ぎません。

もちろん、人によって目的や価値観は様々です。会社から資格を取るように命じられて、最短合格することが第一なんだよ!という人もいると思います。なんなら、

  • ITパスポートとか取っても履歴書的に価値ないよ
  • 資格の勉強するより、プログラミングの実務経験を積んだ方が役に立つよ

とかそういうことを言っている人までいます。

ですが、少なくとも私は面白いか(興味があるか)どうかを一番大切にして生きているので、そういう人生は面白くないでしょ!と思います。私が頑張っているブログやYouTube、インターンシップだって、全部ただの趣味です。面白そうだからやっているだけです。

でも、それでいいんだと思います。だって人生なんて所詮、死んだら全部が無に帰す意味のないゲームなので。もし本当に生きるために必要に駆られたんなら、その時はその時で頑張ればいいのです。

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ガクチカの手段と目的を間違えている人が多い

これはガクチカにも言えることだと思います。

よく「就活のためのガクチカ作りを」「推薦入試のための課外活動を」などと言われているのを目にします。日本では学校以外の勉強や活動は何かの目先の利益のためにやるものだという認識があるのではないでしょうか。

これは目的と手段が入れ替わっているので、ダメだと思います。

ガクチカとかは本来、それが好きで好きで楽しくてやっていることが、ふと気づいたら第三者に就活や受験で評価されるものであるべきです。そういう感じで、何かをしなくちゃいけないからするものではなく、楽しいからやるものが課外活動だと思います。

目先の利益のためにやっていることは、すぐバレる

ただ、世の中はきちんとそういう人が見抜かれる仕組みになっています。

私自身はよく課外活動のメンターなどをやらせてもらっているのですが、そういう中高生を見ていると「あ、この人受験のためにやりたくないけど無理やり活動してるんだな」と、見ていてすぐ気づきます。

私程度ですらそうなので、人事の人や面接官なんかにはきっとバレていることでしょう。

もっと言えば、ガクチカは「頑張ったこと」ではなく、「楽しんだこと」であるべきです。

結局は好きこそものの上手なれなので、結果を出している人は辛い努力をしているのではなく、楽しいから続けていたらいつの間にか結果が出ていた、という感じなのだと思います。少なくとも私が今まで見てきた人はそうです。
私自身が高校生の頃に研究科学コンテストで全国最優秀賞を受賞した時も、楽しいから頑張っていたら自然と賞がたくさん付いてきました。客観的にみたらめちゃくちゃ取り組んでいたとは思いますが、努力していたという意識はありません。

流石に嫌々課外活動をやっている人のほうが報われる世界だったらおかしいので、そこは上手い感じに社会のシステムが調節してくれているのでしょう。

やりたいことが見つからない人へ

そうはいっても現実問題ガクチカが必要になるだろ。綺麗ごと言ってんじゃねーよ」という人もいると思います。

そういう人は何もしなくていいです。思うがままに休日ダラダラしていてください。別にこれは諦めて見放すために言っているのではなくて、本気です。

暇ができた時にふとやりたいことって、誰しもあると思います。料理、カラオケ、イラストを描くこと、人によってさまざまだとは思いますが、誰しも一つはあるでしょう。

それが多分、あなたが興味があることだと思います。無理に変に意識高い系の活動をするんじゃなくて、それを頑張ればいいんです。SNSなんかに振り回されずにありのままの自分でいたほうが人生楽しいし、そういう自分を評価してくれる場所は絶対にあります。

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終わりに

というわけで、なんか最近はガクチカとか課外活動の目的と手段を勘違いしている人が多い気がするな~というぼやき日記でした。

最後までお読みいただきありがとうございました。

これは進路選択についても言えることだと思います。興味のある分野の見つけ方については、こちらの記事を読んでみてください。

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