こちらのブログを見ている読者層とはちょっとレベル感が違うかもしれませんが、一応中学生とかで見てくれている人もいるようなので、英検3~2級に合格するための勉強法について書いていこうと思います。
以前の記事にも書いたように私は中学生時代メチャクチャ英語が苦手で、周りが95点とかを取るようなテストで50点付近を取ったりしていました。
しかし、英検の勉強をして自信を付けてから学力も向上し、国際バカロレアの授業を履修したり、今では海外大学でも好成績を取れるようになりました。
そんな自身の経験があるので、今回は私が英語苦手→ちょっとできるになった際の英検勉強法について語ろうと思います。
英検は2級くらいまでしか持っていないのですが、3級以上は同じような要領で対策できると思うので、これ一本でOKです。
なぜ英検にチャレンジすべきなのか
まず、なぜ英検をそんなにおすすめするのか、という所について話そうと思います。
その理由は、受験で使うような英語力を計る指標としては分かりやすく、簡単に成功体験が積めるためです。
私は中学生の頃は英語が苦手だったので、定期テストを毎回受けるのが苦痛でした。ですが、何とか頑張って英検3級(中学卒業程度)に合格した後は、「私は英検3級を持っているのだから定期テストごときが解けない訳はない」というメンタルになって、英語のテストがへっちゃらになりました。
このように理由は分からないけど自信が付くと実力も付いてくるというケースもあるので、英語が嫌いな人は英検などの試験を受けてメンタルを強化するのが効果的だと考えています。
英検の3~2級のレベル感
中学1年生では英語のテストが赤点ギリギリでしたが、中学2年生で英検3級、3年生で準2級、高1の冬に2級は取りました。
中1の始めの定期テストで50点を叩き出すようなやつが英検3級を受けて大丈夫なのかとは思いましたが、頑張ったら1, 2カ月の勉強でも余裕をもって合格することができました。
英検3級はそこまで難しい試験ではないので、中学1, 2年生でもしっかりと勉強すれば大丈夫だと思います。
一般的には、
- 英検3級:中学卒業体尾
- 英検準2級:高校中級程度
- 英検2級:高校卒業程度
と言われているため、ゼロから英語をやろうと思ったら、英検3級に3年、そこから2級に上がるまではさらに3年かかりそうに思えます。
ただ、個人的にはしっかり勉強すればどれも1ヵ月も経たないスパンで上の級にいけると思います。私は受験のモチベが無かったので期間が開いていますが、どれも対策は1ヵ月以内で集中的に行っていた気がします。
英検3級と準2級にはあまり差が無い気がするので、自信があればそのまま2級に行っても良いでしょう。英検3級以下は簡単すぎるので、いきなり3級で良いと思います。
おすすめの勉強法
英語が苦手な人がやるべき勉強法は、
- 英語の苦手意識を捨て、基本的な文法を身に着ける
- 英検のテキストを読む
- 並行して単語を覚える
- 過去問演習&リスニング対策
- 面接対策
の流れとなります。他の資格試験とかでも大体そんなもんだと思います。
英語の苦手意識を捨てるための教材としては、スリーエーネットワークの「基本にカエル英語の本 英文法入門」がおすすめです。この本はレベル3まであるので、3冊購入する必要があります。
イラストが豊富でイメージで英文法の基礎を理解するのにこれ以上ハードルが低い本はあまりないと思います。まずはこれを読みましょう。
次に、英検の過去問を解くための対策テキストを読みましょう。
とはいってもそれぞれの級の試験対策用のテキストを読むのではなく、中1~高校範囲までの学校の順番通りに対応した普通の参考書を読む方が良いと思います。
おすすめは「ひとつひとつ分かりやすく」シリーズです。
「基本にカエル英語の本」シリーズよりも本格的に文法が解説されていて、簡単な問題も付いているため理解度を計れます。
3級の対策をしたい場合は、「基本にカエル英語の本」が終わった後にこちらのシリーズを中1~中3までやるのがおすすめです。それ以降の2級までは、こちらのシリーズの高校英文法に対応した書籍をやりましょう。
「ひとつひとつわかりやすく。」シリーズは中1~3以外にも英検3級用などの英検対策専門のものがありますが、こちらはポイントが飛び飛びに解説されていて分かりにくいのでおすすめしません。
単語帳は「でる順パス単」シリーズをやっておけば間違いありません。
それぞれの級に対応したものがあるので、それを気合でやりましょう。
1日50~100単語覚えて、次の日はその振り返りをしながらまた50~100単語覚えて、みたいなサイクルを3周くらいしていると自然と単語は身に付きます。英検は割と単語ゲーな所があるので、単語力さえあれば簡単に合格できます。
文法と単語がある程度仕上がったなと思ったら、最後に過去問を解いて形式慣れをしましょう。過去問は正直どの出版社のものでもいいと思いますが、個人的には学研のデザインが好きです。
ここまででリスニング対策ができていませんが、英検2級くらいまでであればそこまで難しくないので、この過去問演習を通してリスニングの練習をすれば十分だと思います。
一次試験に合格できたら、もう資格取得は目前です。英検の2級までの面接はそこまで難しくないので、ボーナスゲームみたいなものです。
以下の「○日でできる」シリーズの参考書が分かりやすいので、これのスケジュールに沿って対策をしていれば大丈夫でしょう。
おすすめの参考書紹介
それぞれの級ごとにおすすめの参考書をまとめて載せておきます。
英語基礎
英検3級
文法など
単語
面接対策
過去問
英検準2級
文法など
単語
面接対策
過去問
英検2級
文法など
単語
面接対策
過去問
終わりに
今回は英語が苦手な人が英検3~2級に合格するための勉強法と参考書を紹介してみました。
何かと日本だと英検を持っていると便利なことも多いと思うので、頑張って勉強を進めてみてください!