12月の中旬~後半にかけて北陸地方をブラブラしたので、今回はその旅行記でも書いていこうと思う。
今回の旅の目的
今回の旅の目的は、各都道府県1つ以上の観光スポットを回ることだ。
今までの人生を振り返ってみると半分くらいの都道府県には旅行をしたことがある(移動で経由しただけは除く)のだが、色々海外を旅する前に日本国内を制覇してみても良いのではないかと思った。
何をもって制覇とするかだが、旅にはキリがないので、1つ以上の観光地を見てその地域の空気を味わったらそれでよいことにする、というルールを定めた。
実は12月の前半辺りで東北地方も一周旅行をしたのだが、諸事情でそちらの日記はまた今度書くことにする。
1日目
初日は富山の展示を巡った。
加賀城 健さんの「一つのメルヘン」という展示を見に行った。
アートハウスおやべという場所にあり、富山駅からタクシーで行った。
一緒に来ていた知り合いが見たいとのことだった。染色がカラフルで綺麗だったが、展示は2室くらいでそこまで規模は大きくなかった。
帰りは一風堂のラーメンを食べて帰った。マレーシアのサンウェイピラミッドモールにも一風堂があって食べたことはあるのだが、味は忘れた。
金沢の知り合いの家に泊めてもらった。
2日目
金沢はマレーシアに来る前に来たことがあって、21世紀美術館や兼六園といった主要スポットは大体行ったことがある。
ただ金沢には数日滞在することになったので、まだ行ったことが無かった鈴木大拙館に行った。
こちらは鈴木大拙の考えや国内外の人に広める目的の施設らしく、外国の方も多かった。仏教についての考え方が学べた。
あいにくの雨だったが、することがなくなったので金沢大学のキャンパスまで歩いて行ってみることにした。
こちらは近くに会った宝町キャンパス。医学部が入っているキャンパスらしい。
そこから数キロ歩いていくと、山の上の金沢大学のメインキャンパスに着いた。大学院とメインキャンパスが橋でつながっていた。キャンパスはマジの山の上にあり、傘を持っていたから良かったものの雨が降っていたし寒いしで災難だった。
マレーシアの大学と違って日本の大学のキャンパスは広々としているし、大学ごとに構造が全く異なるので、建物を見ているだけで面白いなと思う。
長靴で10kmくらい歩いていて(しかも坂道)足が痛くなったので、帰りは流石にバスを使った。
その日の夕方は8番らーめんで夜ご飯にした。金沢のあたりで有名なチェーン店らしい。調子に乗って野菜を増やしたらお腹いっぱいになった。
3日目
金沢からレンタカーを借りて、能登半島地震の被災地を見に行った。マレーシアにいると地震というものがそもそもないので、こういった災害の状況を目に焼き付けておこうと思ったのだ。
ドライブ自体は片道2, 3時間くらいかかったと思う。まだまだ震災の後は残っていたが、一応生活は送れているらしい。
こちらのレポートについては、また別の記事にした。
帰りは金沢駅のゴーゴーカレーで金沢カレーを食べた。金沢カレーも有名なご当地料理だ。
4日目
グリルオーツカという有名なご飯屋さんにいって、ご当地グルメのハントンライスを食べた。これは石川県金沢市が発祥の洋食で、ケチャップライスに半熟の卵と白身魚のフライをのせて、ケチャップとタルタルソースをかけた料理のことだ。
実はこちらのお店もマレーシアに来る前に一度訪れていたのだが、何となくまた食べたくなったので来た。これもまた調子に乗って大盛りにしたらお腹にすごくたまった。
この日は観光をしたい気分ではなかったので、この後はテキトーな温泉に数時間浸かっていた。
ちなみに4日目と書いているが、こういう感じでただ知り合いの家でダラダラしていた時もあるので、この記事の日数と実際の行動は正確に日付と対応しているわけではない。
5日目
この日は割と歩き回って金沢観光をたくさんしたと思う。
まずは「世界で2番めにおいしい焼きたてメロンパンアイス 広坂総本店」というお店でメロンパンアイスを食べた。金沢に来てからメロンパンアイスをよく見る(この地域の食べ物らしい)のだが、その総本店があるとのことで気になってしまった。
数百円だった気がする(値段は忘れた)が、焼き立てのあたたかいパンとアイスの冷たさ、そして甘さがちょうどよかった。
そのまま近くの尾山神社に歩いて行った。ガラスの塔などがあって綺麗だった。
道路の反対側にある玉泉院丸庭園も綺麗だった。この日もあいにく曇りだったが、この時期の金沢は天気があまりよろしくないのかもしれない。
そこから近江町市場まで歩いていき、井ノ弥というお店で海鮮丼を食べた。
1500円ちょっとでこの量の海鮮丼が食べられるのは幸せだなと思った。マレーシアの海鮮類は日本のものよりも味が数ランク落ちるので、日本にいる間にこういうものを食べておきたい。
駅のほうまで来てしまったが、暇だったので快活CLUBに入った。日本だと旅をする時ホテル代がかさむので、快活CLUBにはよく寝床としてお世話になっている(本当はダメかもだが)。
時間があったので推しの子を全部読んだ。人間の醜い所が上手に描写されているなと思った。
6日目
石川県立図書館に籠っていた。デザインがめちゃくちゃお洒落な図書館で、蔵書数も多かったので一日中気になった本を読んでしまった。
ただ、本のレイアウトが複雑だったので、蔵書検索マシーンを使ってもなかなか場所が分からなかった。
こちらがその図書館の外観。
ちなみに、その奥には金沢美術工芸大学のキャンパスがあった。
こちらも最近建てられたようで綺麗だった。大学の近くにこんな図書館があるのは羨ましいなと思う。
終わりに
そんな感じで石川で数日間のんびりとして、北陸地方の旅は終わった。
北陸地方で制覇したことがなかったのは富山県だけだったので、そう考えると割と日数を食ってしまった気がするが、普段動き回りすぎているのでこういう感じでのんびりする日があってもいいのかもしれない。せっかくの休みだし。
この次は1月末(というかこの記事を書いている数日後)に韓国に旅行し、帰ってきたら西日本一周の旅が待っているので、お財布がどうなるか心配だ。まあなんとかなると信じて頑張ろうと思う。