マレーシアは、多様な文化と高い教育水準で知られ、留学先として近年注目を集めています。そして、私自身もマレーシアに渡航してから色々な大学の友達ができ、様々なキャンパスに遊びに行ってみました。
そこで毎回思うことがあります。
いや、大学のキャンパスどこも小さすぎだろ!
というわけで今回は、マレーシアの大学キャンパスの広さに焦点を当て、その実態を探ってみたいと思います。
マレーシアの大学キャンパスは小さいところが多い
今までキャンパスに行ったことがある大学はこちら。マジでどれも小さかったです。
- モナッシュ大学
- サンウェイ大学/サンウェイカレッジ
- テイラーズ大学
- INTI国際大学(スバンキャンパス)
- APU
大学のキャンパスと言えば、東京大学とか名古屋大学みたいな広さとまではいかなくても、まあそこそこの広さはあるもんだというイメージがありました。
ただ、私の地元の田舎の大学ですらめちゃくちゃ狭いのに、マレーシアの大学はそれの上を行く狭さ!
この中だとAPUはそこそこ広かった(キャンパスというよりはその周りの道とか駐車場が)気がしますが、それでも11.7 acres (4.7 hectares)。東大本郷キャンパス(60 hectares)の6分の1くらい!
UPMなんかだと 1,245.056 hectares (3,076.60 acres)もの広さがあるみたいですが、日本人がよく留学するような私立大学なんかだったりすると小さい傾向があるのだと思います。
実際に歩いてみた!サンウェイ大学&モナッシュ大学
具体的な例として、サンウェイ大学とモナッシュ大学マレーシア校を実際に歩いて計測してみました。
My Trackというスマートフォンのアプリを使用しました。もちろん普通の速度で歩いて計測です。
まずはサンウェイ大学。近代的な建物が立ち並んでいる印象で、カフェテリアの数が多いのでいいですね。

サンウェイ大学はサンウェイカレッジ(ファウンデーションコースなどが開講されている)が併設されているので、今回はそちらも含めてぐるっと一周。

結果:810mほど。7分半で一周。
次にモナッシュ大学マレーシア校。コンパクトなキャンパスが特徴的です。施設間の距離が近く、街の隅にポツンと大学が建てられているイメージ。

こちらも同様に計測。

結果:930mほど。10分で一周。
サンウェイ大学のほうが広いと思っていましたが、意外とモナッシュのほうが広いようです。モナッシュの時のほうが時速が1kmほど遅く歩いてしまったので、そこは反省。
なぜマレーシアの大学はキャンパスが小さいのか?
ということで、サンウェイ大学にしろモナッシュ大学にしろ10分以下くらいで一周できてしまうことが分かりました。どこの大学も(行ったところは)大体こんな感じな気がします。
ただ、こちらは普段通らないような外の道を通ってこれですので、目的の施設から目的の施設まで直線で走れば1, 2分くらいで到着することも多いです。
なんでだろうと色々考えてみたのですが、これらの大学は都市部に位置するものが多く、土地の制約から広大なキャンパスを持つことが難しいことが挙げられるのではないかと思いました。
また、私立大学が多く、効率的な運営を重視する傾向があるため、必要な施設をコンパクトにまとめる設計が採用されている可能性もあります。
コンパクトでも快適?実際はどうなのか
私個人の意見にはなりますが、キャンパスが小さいからといって別に不便はありません。というか、確かに初見で来ると圧迫感があるんですが、逆に移動が少なくて済むから便利かも。
大学のキャンパスが広い方がなんとなくおお!となってカッコイイ感じはしますが、授業を受けるのがメインなので、最近はぶっちゃけ割とどうでも良くなりました笑。
ただ、サンウェイやモナッシュは学生数に対して敷地面積が見合っているかと言われると微妙だと思います。学食や図書館がいつも混雑しているので、もっと設備を拡大するとかしてもらえるとありがたいです。
この記事を見ているモナッシュ大学の職員の方々、よろしくお願いいたします(見てるわけない)。
まとめ
マレーシアの大学(主に日本人が留学するような私立大学)のキャンパスは、日本の大学と比較するとコンパクトな傾向がある気がします。
ただ、ぶっちゃけ狭かったとしてもそこまで不便なことはありませんし、施設間の移動が容易であったりするメリットもあります。
というわけで、留学を検討する際は、キャンパスの広さだけでなく、学内外の環境や自身の生活スタイルに合った大学を選ぶと良いのではないかと思います。良い〆が思い浮かばなかったので、今日はこんなところで👋