マレーシアに留学や移住を考えている人の中には、マレー語ってどれくらい必要なの?と思う人もいるかもしれません。
結論から言うと、基本的には英語が話せれば問題ないことが多いので、必須ではありません。
ですが、いくつかのフレーズや単語を知っておくとコミュニケーションが超スムーズになります。
そこで、今回は現地で生活する留学生の視点から(旅行する人も見てね!)、初心者でも覚えやすい「本当に最低限」のマレー語フレーズと基本用語をサクッと紹介します。これさえ知っておけばOK!
マレーシアにおけるマレー語の立ち位置
マレーシアの公用語はマレー語(Bahasa Melayu)です。英語も広く通じ、特に都市部では英語だけで生活できる場面も多いですが、マレー語は地元の人々とのコミュニケーションや文化理解に欠かせません。
タクシー、市場、飲食店など、ローカルな場面ではマレー語が重宝します。特にマレー系の人種がマレー語を話すことが多いです。
マレー語ができないとヤバい?
いいえ、必須ではありません!英語が通じる環境が多いので、英語ができれば困ることは少ないです。
ただし、マレー語を少し知っているだけで、現地の人との距離が縮まり、親しみを持たれます。特に地方や非観光地では、マレー語の簡単なフレーズが助けになることも。できないと「ヤバい」わけじゃないけど、知っておくと確実にプラス!
知っておくと便利なマレー語のフレーズ
Selamat pagi(スラマッ・パギ)
意味: おはよう
使用場面: 朝の挨拶。ホテルのスタッフや学校で先生、友達に気軽に使えます。明るい雰囲気で言うと好印象!
Terima kasih(トゥリマ・カシ)
意味: ありがとう
使用場面: お店で買い物した後や、誰かに助けられたとき。感謝の気持ちを伝える万能フレーズ。笑顔で言うとより◎。
Berapa harganya?(ブラパ・ハルガニャ?)
意味: いくらですか?
使用場面: 市場や屋台で値段を聞くとき。値引き交渉の第一歩にも!発音は「ニャ」をしっかり言うのがコツ。
Di mana tandas?(ディ・マナ・タンダス?)
意味: トイレはどこですか?
使用場面: ショッピングモールやレストランでトイレを探すとき。緊急時に覚えておくと超便利!
Saya tidak faham(サヤ・ティダッ・ファハム)
意味: わかりません
使用場面: マレー語で話しかけられて理解できないとき。相手にゆっくり話してほしいときにも使えます。
基本的なマレー語用語
日常会話で頻出の基本単語を箇条書きで紹介。文を組み立てやすくなる超基礎用語を厳選!
- Saya(サヤ): 私
- 使用場面: 自己紹介や自分のことを話すとき。「Saya pelajar」(私は学生)のように使います。
- Itu(イトゥ): それ
- 使用場面: 特定のものを指すとき。「Itu apa?」(それ何?)と質問したり、物を指して話すのに便利。
- Ini(イニ): これ
- 使用場面: 手に持ったものや近くのものを示すとき。「Ini buku」(これ本)と説明するときに使います。
- Apa(アパ): 何
- 使用場面: 質問の基本。「Apa ini?」(これ何?)や「Apa khabar?」(元気?)など、幅広く活躍。
- Ya(ヤ): はい
- 使用場面: 肯定や同意を伝えるとき。「Ya, betul」(はい、そうです)のように使う。簡単で便利!
- Tidak(ティダッ): いいえ、~しない
- 使用場面: 否定するとき。「Tidak mau」(欲しくない)や「Tidak tahu」(知らない)のように使う。
- Bisa(ビサ): できる、可能。Boleh(ボレ)とも言う。
- 使用場面: 能力や可能性を伝えるとき。「Saya bisa cakap sedikit」(少し話せます)など、会話でよく登場。
- Nama(ナマ): 名前
- 使用場面: 自己紹介や相手の名前を聞くとき。「Nama saya Ali」(私の名前はアリ)や「Nama kamu apa?」(あなたの名前は?)に。
- Jepang(ジュパン): 日本
- 使用場面: 出身地を伝えるときや日本について話すとき。「Saya dari Jepang」(私は日本から)や「Jepang sangat cantik」(日本はとても美しい)のように使う。
基本的なマレー語の数字
買い物や時間の確認で役立つ、1~5までの数字を厳選。発音はカタカナで近似しています!
- Satu(サトゥ): 1
- Dua(ドゥア): 2
- Tiga(ティガ): 3
- Empat(ウンパッ): 4
- Lima(リマ): 5
- Enam(ウナム): 6
- Tujuh(トゥジュ): 7
- Lapan(ラパン): 8
- Sembilan(スンビラン): 9
- Sepuluh(スプル): 10
数字は名詞の前に付けます。例:「Satu kopi」(コーヒー1つ)など
終わりに
マレーシアでの生活は英語だけでも十分楽しめますが、ほんの少しのマレー語フレーズ、基本単語、数字を覚えるだけで、現地の人との会話が弾み、もっとディープな体験ができます。
このフレーズと単語から始めて、まずは気軽に使ってみてください!まずはレストランでの挨拶と注文からやってみよう!