大学ではどの学部でも必ず経験するグループワーク。
普段は淡々と進めているんですが、最近「これ仕組みとして改善できないのかな」と思う場面があったので、グループワークのこれクソだなーと思った制度の改善策を提言してみようと思います。
現在のグループワークの問題点
今のグループワークは、メンバーがランダムで決まったり、その場の流れで組まれたりすることが多いですよね。それだけならまだいいんですが、困るのは成績への意欲がバラバラな人たちが同じチームになることです。
大体どこの大学もそんな感じが多いと思います。
チーム内には、自分のように「ちゃんと成績を取りたい」と思っている学生もいれば、「とりあえず単位が取れればいいや」という学生もいる。
この熱量の差が原因となって、頑張っている人にフリーライドする人が出てくるのが問題だと思っています。
日本人の友達でも、「全然動かないメンバーの穴埋めをして大変だった」と話す人が多いし、特にのんびり屋さんが多いマレーシアとかだと困ることも多いです。
なんとなく頭が良さそうな顔とか喋り方の人と組むとかはできるかもしれませんが、大体は授業の序盤でメンバーが決まるため、本当に能力がある人なのかどうかは見抜けません。
結果としては、真面目な人が負担を背負う形になりがちで、やる人ほど損をする構造になっている気がします。
解決策としての事前マッチング制度
そこで思いついたのが、課題が始まる前に「どの成績を目指すか」をアンケートで取って、同じレベルを狙う人同士でグループを組む方法です。HDならHD同士、CreditならCredit同士。熱量の差が小さい分、作業も進めやすいし、誰かが極端に負担を背負うことも減るはずです。
ただ、これをそのままやると、HDグループに「乗っかりたいだけの人」が紛れ込む問題が発生します。そこでセットで導入したいのが、過半数のメンバーが「この人は明らかに貢献していない」と判断したら別グループに移動できる仕組みです。
もちろん、いじめ防止や透明性の確保など気をつける点はありますが、今のように「明らかに働いていない人も同じ成績になる」という不公平さは軽減できるはずです。仕組み次第で、グループワークのストレスはだいぶ変わると思います。
終わりに
グループワーク自体は悪いものではなくて、むしろ人と協力する良い経験だと思います。ただ、運任せの組み方が原因で起きるトラブルは、制度を工夫するだけで減らせるんじゃないかと感じました。
今日はそんなことを思ったので、軽くまとめてみました。

