最近、海外大生の友人たちからやたらとおすすめされる本がありました。それが、「エッセンシャル思考」という本です。
「忙しいなら絶対読んだ方がいい」「Rayみたいにタスクが山積みの海外大生との相性がいい」という声を何人かから聞き、以前から気にはなっていました。課題・課外活動・個人開発・ブログと、やることが増えがちな生活を送っている中で、一度きちんと整理しておきたいと思ったので読むことにしました。
なお、同じ著者が「エフォートレス思考」という本を別途出していたようなので、そちらも購入して読むことにしました。
この記事では、読書メモとしてそれぞれの内容と、海外大生の視点で感じたことを整理していきます。


エッセンシャル思考とは
あらすじ
エッセンシャル思考は、一言でいうと「より少なく、しかしより良く」を徹底する考え方です。
やることを増やすのではなく、本当に重要なこと以外を意識的に捨てる。そのために、選択・集中・トレードオフを正面から受け入れる姿勢が繰り返し語られます。
「全部やろうとする人ほど、結局どれも中途半端になる」という前提に立ち、
- 本当に重要なことは何か
- それ以外をどう断るか(断り方の具体的なフレーズなども紹介)
- 自分で選んでいる感覚を取り戻す
といった点が軸になっています。
感想(エッセンシャル思考)
海外大生としてかなり刺さったのは、「やらないことを思い切って捨てる」ことの重要さです。
正直、海外大学では「忙しそうにしている人」が評価されがちですし、自分自身も無意識にそれに寄っていたなと感じました。
というか、私自身も結構体力があったりするので、無理やり睡眠時間を削ったりすれば大体のことができてしまうという現状がありました。
ただ、この本を読んで、「そのタスクは本当に今やるべきか」「それは自分がやるべきことか」を一度立ち止まって考えようと思いました。
自分の場合はタスクの絞り込みができても、ちょっとでもやりたいなと感じるところのものは全部やってしまう性格でしたが、これからそういったものもどんどん捨てていこうと思います。
例えば本の中では、洋服を捨てる時は「その洋服を着る機会があるかではなくて、その洋服を着ていて好きか、その洋服をもし売られていたらお金を出して買うかどうか」などの視点で見極めると良いということが書かれていて、そういう風なルールかをしていきたいなと思いました。
エフォートレス思考とは
あらすじ(エフォートレス思考)
エフォートレス思考は、エッセンシャル思考の「その後」を扱った本だと感じました。
重要なことに集中するのは前提として、「どうすればそれをもっと楽に進められるか」に焦点を当てています。
努力や根性で乗り切るのではなく、
- 仕組み化
- 一度決めたことを自動化する
- 最初から楽なやり方を設計する
といった考え方が中心です。
「頑張らないこと」は怠けることではなく、再現性を高めるための戦略だというメッセージが一貫しています。
感想(エフォートレス思考)
エフォートレス思考を読んでまず感じたのは、発想を柔軟にするだけで物事は驚くほど楽になるという点でした。これまでの自分は、正しい手順や一般的なやり方を無意識に選びがちで、余計な労力をかけていたなと思います。
例えばプリンターを処分する場面で言えば、業者に依頼する前提で考え流のではなく、「道を歩いている人に無料でいりませんかと聞く」という選択肢にしてみる例が挙げられており、その発想でいいのかと素直に腑に落ちました。最初から楽なルートを考える姿勢は、今後も意識したい部分です。
また、やることとやらないことの条件を決めるという考え方も印象に残りました。
調子がいい日にやりすぎて疲れ、結果的にパフォーマンスが落ちることが多かったのですが、下限と上限を決めてルール化することで、安定して動けるようになると感じました。
一方で、小さく始めることや一つに集中することは、無意識のうちに実践できていた部分もあり、その点では自分のやり方が大きくズレていなかったと確認できたのは良かったです。
エフォートレス思考は、努力量を増やす本ではなく、同じ成果をより楽に出すための視点を与えてくれる本だと感じました。

まとめ:多忙な人は一回これを読むべき
エッセンシャル思考とエフォートレス思考は、どちらか一冊だけでも価値はありますが、セットで読むことで完成すると感じました。
私の場合で言えば、海外大学では、
- 自由度が高い
- 自己管理が求められる
- やろうと思えばいくらでも忙しくなれる
という環境に置かれます。
だからこそ、何を捨てるか(エッセンシャル)、どう楽に続けるか(エフォートレス)を言語化してくれるこの2冊は、自分との相性が非常に良いです。
「最近ずっと忙しいけど、前に進んでいる感覚がない」そんな人には、一度立ち止まるきっかけとしておすすめできる読書でした。
