ニュージーランドのクイーンズタウンで、ずっと気になっていたスカイダイビングに挑戦してきました。
自分の周りでは大学生のうちにスカイダイビングを経験している人はあまりいませんでしたが、せっかくならこの機会に挑戦しようと考え、思い切って予約しました。
利用したのはNZONE Skydive Queenstownという、30年以上の歴史があり、35万回以上のスカイダイビングを実施してきた老舗の会社です。
この記事では、料金や予約方法、当日の流れ、実際に飛んでみた感想まで、これから挑戦する人向けに情報をまとめてみました!
料金と予約方法
私はKlookというサイト経由で予約し、12,000ftのプランで44,027円でした。内容は以下の通りです。
- 安全のためのオリエンテーション
- NZONEスカイダイビングセンターからドロップゾーンへの送迎
- 高度までの飛行時間は15〜20分ほど
- 12,000ftからインストラクターとタンデムでスカイダイビング
- 45秒間のフリーフォール
- 所要時間は合計約3時間
ちなみにNZONEの公式サイトを見ると、高度別の目安価格(写真・動画オプション別)は以下のようになっていました(NZDでの表示、時期によって変動します)。
- 9,000ft:NZD 359〜(フリーフォール約25秒)
- 12,000ft:NZD 449〜(フリーフォール約45秒)
- 15,000ft:NZD 549〜(フリーフォール約60秒)
高度が上がるほど値段もフリーフォールの時間も伸びていく仕組みです。KlookとNZONE公式で申し込み経路によって価格や特典が違うこともあるので、予約前に両方チェックしてみるのがおすすめです。
写真・動画は基本料金には含まれておらず、別料金のオプションになります(安全上の理由で、参加者自身がスマホやカメラを持ち込むことはできません)。公式サイトによると、当日申し込める写真・動画パッケージは以下の3種類でした。
- Handicam:インストラクターが手持ちのカメラで撮影/NZD 209
- Freefall:専属のカメラマンが同乗して撮影/NZD 319
- Ultimate Combo:Handicamとフリーフォール撮影の両方を組み合わせ/NZD 379
私は予算の都合で見送りましたが、一生に一度感のあるイベントなので、余裕があれば申し込む価値はあると思います。
予約のタイミングについて
私は天気予報を見て「中止になりにくそうな日」を選び、2日前くらいに予約しました。
結果的に無事に飛べましたが、同じ日に参加していた人の中には、天候不良で2回延期になり、3回目でようやく参加できたという人もいました。クイーンズタウンは天気が崩れやすい土地なので、次のようなことは意識しておくといいと思います。
- 予約は早めに取っておき、延期されても再挑戦できる余裕を旅程に持たせる
- 天気予報をこまめにチェックする
- 天候不良で中止になった場合、別日程や別のドロップゾーン(Wanaka・Glenorchyなど)への振り替えがまず案内される。
- 実施できなければ返金対象になり、Klookなど代理店経由の予約は予約元を通して手続きする
Ray予約自体は24時間前までなら無料でキャンセルできます。
参加条件
- 対象年齢:6歳以上(12歳以下は最大9,000ftまで)
- 体重制限:40kg以上、95kg以上は当日インストラクターの判断(追加審査)が必要
- 身長120cm以上
- 6〜17歳は保護者の同意が必要
当日の流れ
集合・オリエンテーション
集合場所はクイーンズタウンのCBD(中心部)にあるNZONEの店舗です。クイーンズタウンのiサイト(ビジターセンター)から斜め向かいに徒歩1分ほどの場所にあります。
営業時間や出発時間は時期によって変わるので、予約前に公式サイトで確認しておくのがおすすめです。
店舗に集合すると、まず簡単なオリエンテーションがあり、映像を見ながら「飛び降りるときはバナナのような姿勢を取る」といった基本的な注意事項の説明を受けます。
ジャンプスーツ・手袋・帽子・ゴーグルなどの専用装備はNZONE側が用意してくれますが、靴(脱げにくいもの)と季節に合った服装は自分で用意しておく必要があります。


バスでドロップゾーンへ
その後、バスに乗ってドロップゾーン(実際に飛び降りる場所)へ移動します。バスでの移動時間は30分ほどでした。
道中の景色も良く、他のレビューを見ても、バスの運転手が景色や周辺情報を案内してくれて楽しかったという声がいくつもありました。
バディとの顔合わせ・搭乗
ドロップゾーンに着くと、タンデムで一緒に飛ぶ担当インストラクター(バディ)と顔合わせをします。少し雑談をしたり、事前に写真を撮ったりしてから、スカイダイビング用のスーツを着せてもらい、最後の安全確認を受けて飛行機に搭乗します。


飛行機には6~8組ほどのペア(参加者+インストラクター)がまとめて乗り込む形でした。
当日は自分たちのグループ以外にも、他の高度を選んだ人たちが同じバスや飛行機に乗り合わせていたので、多少待ち時間はありましたが、緊張していたこともあってそこまで長くは感じませんでした。


スカイダイビング本番
飛行機の中が緊張のピーク
飛行機がぐんぐん高度を上げていく間は、単純に景色がすごくて見とれていました。ただ、いよいよハッチ(扉)が開いて「飛び降りていいですよ」というタイミングになった瞬間は、さすがに一気に緊張感が高まりました。
もし一人で飛ぶタイプのスカイダイビングだったら、正直そこで踏み出せなかったかもしれません。ただ今回はタンデムで、経験豊富なインストラクターが一緒に飛び降りてくれる形式だったので、初心者でも思い切って挑戦できました。
自由落下は思ったより怖くなかった
飛び出した直後は内臓がふわっと浮くような感覚がありましたが、それを超えると重力と空気抵抗が釣り合ってくるのか、思ったより「落ちている」という感じはしませんでした。
なんなら、ジェットコースターよりも怖くなかったです。45秒間の自由落下の後、インストラクターがパラシュートを開いてくれます。
パラシュート降下中の絶景が最高だった
パラシュートが開いてからが個人的には一番楽しい時間でした。ワカティプ湖と周辺の山々を見渡しながら、ゆっくりふわふわと降下していきます。
インストラクターが遊び心のある人で、パラシュート降下中にわざとくるくる回転させてきたり、「パラシュートが開かないふり」みたいな感じのジョークを仕掛けてきたりして焦りました。
ちょっとしたエンターテインメント込みで、飽きずに楽しめるサービスだと思います。
着地は思ったよりも簡単!
着地の仕方も事前に丁寧に教えてもらえて、痛みもなく、私が見た範囲ではケガをした参加者もいませんでした。私が担当してもらったインストラクターは日本語を少し話せる人で、「サイコー」などと言って一緒に盛り上げてくれたのも良い思い出です。


他の参加者との交流
バスや待ち時間の間、他の参加者ともよく話す機会がありました。
ニュージーランド国内の別の街から来ている人もいれば、香港や中国から旅行で来ている人も多く、中国語を少し勉強していたこともあって会話が弾み、連絡先を交換した参加者もいました。ちなみにその日は、15,000ftを選んでいる参加者の方が多かった印象です。
ちなみに、クイーンズタウン在住の人たちはみんな「オークランドはクソだ。あんなのニュージーランドじゃない!」などと言っていたんですが、何が違うんでしょうかね。今度行ってみたいです。
高度はどれを選ぶべきか?
NZONEでは9,000ft・12,000ft・15,000ftの3段階から高度を選べます。フリーフォールの時間はそれぞれ約25秒・45秒・60秒で、高度が上がるほど料金も体験時間も増える仕組みです。
私は価格と体験内容のバランスを考えて12,000ftを選びましたが、当日一緒だった15,000ft組の話では、酸素マスクをつけていたり気圧の変化で耳が痛くなったりした人もいたようです。
私自身は12,000ftで耳の痛みなどはなかったので、身体面が心配な人は無理に最高高度を選ばなくても十分満足できると思います。
事前に知っておきたい注意点
- 安全上の理由で、参加中は自分のスマホやカメラ、アクションカメラなどは一切使用できません。写真や映像を残したい場合は、有料の写真・動画パッケージを検討しておく必要があります
- 貴重品はドロップゾーンのロッカーに預けられます
- 傷害保険・旅行保険への事前加入が推奨されています
- スカイダイビングにはリスクが伴うことが利用規約にも明記されています。安全対策はされていますが、リスクゼロではないことは理解した上で申し込みましょう
まとめ
料金は決して安くはないですが、それでも「やってよかった」と心から思える体験でした。
自分の周りではスカイダイビングを経験している大学生はあまりいませんでしたし、社会人になるとまとまった時間を取るのも難しくなってくるはずです。「気になっているけど踏み出せていない」という人は、この記事を参考に、思い切って挑戦してみてほしいです。
天候によって延期になるリスクだけは事前に理解した上で、旅程に余裕を持って予約することをおすすめします。


