モナッシュ大学のIT学部(コンピューターサイエンスなど)には、卒業前に必ず修了しないといけないインターン要件があります。
ただ、これが分わかりにくいこと!
そこで、「そんな制度があるらしいけど、正直よく分かっていない」という人や、モナッシュ大学に興味を持っている人向けに、今回はダイジェスト版として、ざっくりインターン制度についての全体像だけをまとめておきます。
もっと詳しい要件やスケジュール、実際の探し方まで知りたい人向けには、別途もっと踏み込んだ記事も用意しているので、こちらを読んでみてください!

そもそも、なぜインターンが卒業要件なの?
モナッシュ大学マレーシア校のIT学部では、インターンは一般教養科目の一部という位置づけで、成績には関係なく、卒業前に必ず修了しないといけません。
理由は大きく2つあります。
- マレーシアの大学基準機関(MQA)の認定要件を満たすため
- 学んだ知識を実務で試し、業界とのつながりを作り、自分のキャリアの方向性を確かめる機会にする
ちなみに、ビジネス学部やアーツ学部などでは座学の授業でインターンを免除してもらえるケースもあるようですが、CS学部にはそのルートが存在しません。
RayIBLかFIT3199という科目のどちらかを履修し、必ず実際に働く必要があります。
卒業要件を満たすルートは2つ
モナッシュ大学マレーシア校のIT学部生は、次の2つのうち、どちらか一方をクリアする必要があります。
以下は科目の名称です。
- FIT3199(Industry Work Experience、いわゆる普通のインターン)
- IBL(Industry Based Learning、大学仲介の長期インターン)
どちらか一方をやれば卒業要件は満たされます。両方やる必要はありません。



基本的には学部2年生が終了した後のタイミングで行うよ。
体感としては、ほとんどの学生がFIT3199を選びます。理由は下で説明します。
FIT3199(インターン)をざっくり説明すると
こちらは、いわゆる企業を自分で探して3か月ほど頑張るインターンのことです。3か月ほどの長期休暇中に行います。
- 期間は最低12週間。
- 対面か、週3日以上オフィスに出社するハイブリッド勤務であることが条件(フルリモートは不可)
- 業務内容もCS関連の技術業務であることが条件。
- プログラミング、データ分析、Web・アプリ開発など、手を動かす実務が求められ、ビジネスやマーケティングがメインの仕事は対象外
- インターン先は自分で探して自分で応募する。
- 大学は求人を斡旋してくれるわけではなく、あくまで自己責任の就職活動のようなもの。
- マレーシア国内に限らず、日本など海外での就業も認められている
- そのため、日本でインターンをする人の方が多い(外国などで働くための労働ビザは自分で確認する必要あり)
- 単位はもらえない(0単位の科目)が、単位数がゼロなだけで、卒業要件としては必須。
- Pass, Failという区分はあるが、成績はGPAに入らない
- インターン中は毎週の業務ログを上司にサインしてもらい、期間中に1回だけ、大学スタッフの訪問(オンラインでも可)を受ける必要がある
自由度が高い分、受け入れ先を見つける活動は自分で頑張る必要がある、というタイプの制度です。



原則マレーシアでは留学生はインターンができないけど、卒業要件のインターンに関しては特別にマレーシアでも行うことができるよ。
IBLをざっくり説明すると
大学仲介で23週間ほど働く、より難易度が高くなるインターンのことです。その代わり、普通の授業3つ分の換算で成績にも入れることがあり、奨学金などももらえます。
- 期間は23週間と、FIT3199よりかなり長丁場
- 18単位がもらえて成績評価もされる(FIT3199は合否判定のみで単位はゼロ)
- 条件を満たせばRM10,000相当の奨学金(学費免除)ももらえる
- 配属先も、FIT3199のように自分でゼロから探すのではなく、大学が提携企業を仲介してくれる
- その代わり、WAM(平均点)70以上という成績の足切りがある
- 選考では履歴書に加えて自己紹介動画の提出まで求められ、難易度は高い
大学のお膳立てがある分、選考のハードルは高め、というタイプの制度です。



こちらは休暇中に行わず、通常の授業の代わりにセメスター中に行います。
結局どっちを選べばいいの?
- 自分の興味がある会社に、自分の意思で応募したい人 → FIT3199向き
- 成績に自信があって、単位・奨学金までまとめて取りたい人、大学の仲介である程度安心して配属先を決めたい人 → IBLを検討する価値あり
- 成績がWAM70に届いていない人 → 選択肢としてはFIT3199一択
ざっくりこのくらいの整理でOKです。
もっと詳しく知りたい人へ
というわけで、今回はFIT3199とIBLの違いについてまとめてみました!
実際の要件の細部(単位数、休んだ日の扱い、課題の配点、レポートの書き方)や、私自身が実際にインターン先を探してみて分かったリアルな部分(探し方、面接の難易度、日本でやるかマレーシアでやるか)は、もう少し踏み込んだ有料記事にまとめています。
真剣に情報収集したい人は、ぜひそちらも読んでみてください!




