以前、「世界は広いので、嫌な人はそもそも相手にしなくていい」的な内容の記事を書きました。合わない人とは深く関わらなくていい、距離を置けばいいという内容です。

ただ、書いた後にふと思ったことがあります。実際の生活では、縁を切るほどではないけど、関わると少し疲れる人っていますよね。
仕事の相手だったり、サークルの仲間だったり、共通の友人が多いグループの一員だったり。嫌いというほどではないし、簡単に離れられるわけでもない。今回は、そういう相手と自分がどう関わっているかを紹介してみます。
合わない部分だけを見る
まず前提として、そういう人を「嫌なやつ」だとは思っていません。一緒にいる時間自体は普通に楽しかったりします。
ただ、人によって合わないところが1つ、2つあるだけなんですよね。例えば、連絡や日程調整がなかなか進まない人。空気を読むのが少し苦手で、こちらの意図とズレた反応をする人などなど。挙げていけば色々あると思います。
自分の場合は特に、連絡が遅かったり、こちらから細かく聞かないと動いてくれない人が苦手です。理由は、それをされると「自分の時間や予定を軽く扱われている」ように感じてしまうからです。相手にそんなつもりがなくても、自分にとってはそう見えてしまう。
大事なのは、そこだけを見て人格全部を評価しないことです。「この人はこの部分だけ苦手だな」で終わらせて、それ以上広げないようにしています。
自分の熱量をロックしない
では、実際にどうやってそういった人と関わっていけば良いのかという話に移ります。
少し具体例になってしまうのですが、私の場合では例えば、「旅行に行こうと思っている」と誘われたり、ご飯に行く相談をされたりすることがあります。相談自体は嬉しいので、乗ってあげたいと思っています。
ただ、日程調整が苦手なタイプの人に対しては、自分の予定を先に空けたり、期待値を上げすぎたりはしないようにしています。
過去に、そういう人と旅行の計画を一緒に立てたのに、直前で相手の予定が急に変わり、こちらが割いた時間や調整が全部無駄になってしまった経験があるからです。ご飯の場合でも、日程調節を打診しているのに全然日程が決まらず、最終的に自分だけが労力を食ってしまったこともありました。
相手が本当に実行力のある人なら、こちらも合わせて動きます。でも、そうじゃないと分かったら、「相手が来たときに空いていたらいいな」くらいの温度感に切り替える。
これは全員に対してやっているわけではなく、相手のタイプによって変えています。相手を見下しているわけでも、避けているわけでもありません。単純に、自分の負荷を減らすための調整です。
具体的には、こんなことを意識しています。
- 誘われた側になり、日程調整は相手に任せてYesかNoだけ答える
- 集合場所は自分の家の近くにして、相手から連絡が来てから動く
- 相手が決めてこなければ、その約束は無理に成立させなくていい
これだけで、実際にかなり気持ちが楽になります。

相手を直そうとせず、熱量で調整する
以前の記事では「嫌な人とは距離を置けばいい」と書きましたが、職場やサークルのように、そもそも離れられない相手にはこの方法が使えません。だからこそ、関わり続けながら消耗を減らすという発想が必要になってきます。
相手に伝えるべきことは一度伝えればいいと思っています。何度も言い続けても、人はそう簡単に変わりません。それなら、相手を変えようとするより、自分の関わり方を先に変えたほうが早いです。
結局、大事なのは相手を直すことではなく、自分がその人にどれだけの熱量や時間を渡すかを、自分で決めることなんだと思います。縁を切れない関係だからといって、全力で向き合わなければいけないわけではありません。距離は置けなくても、熱量は自分で調整できます。
離れられない相手でも、消耗しない関わり方はちゃんと作れる。そう思うようになってから、人間関係で疲れることが前よりずっと減りました。


