シェムリアップ空港からアンコールワットまでの行き方は?ビザや入場券などについても解説!【カンボジア】

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世界遺産アンコールワットは、カンボジア旅行で外せません!

シェムリアップ国際空港に到着してから、どうやって遺跡へ向かうのか、ビザや入場券はどうすればいいのか、初めての方が戸惑いやすいポイントをまとめて解説します。

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目次

シェムリアップ空港の場所と基本情報

2023年に開港した新しいシェムリアップ=アンコール国際空港(SAI)は、市内中心部から約50km離れています。車で50〜60分の距離があるため、事前に移動手段を考えておく必要があります。

空港には両替所やATM、SIMカードの販売カウンターがあります。市内に出る前に現地通貨リエルをある程度用意しておくと便利ですが、カンボジアでは米ドルがほとんどの場面で使えます。

お釣りでリエルが返ってくることが多いので、両方持っていると安心です。為替の目安は1ドル=約4000リエルです。

ポイント:カンボジアでは、現地の通貨リエルに加えて、USDもそのまま使えます。

シェムリアップ空港から市内までの移動手段

市内までは車やバイクで1時間弱。以下の移動手段があります。

特に、空港から市内までの移動は、安くて便利なシャトルバスがおすすめです。

Ray

帰りもこれらと同じ手段で空港に帰れます。

空港シャトルバス(おすすめ)

料金は片道8ドルと安価で、定期的に運行されており非常に便利です。市内側の発着場所は中心地にあり、ホテルやトゥクトゥクへの乗り換えも容易です。

運行時間(2025年現在の例):

  • 空港発 → 市内:9:30、11:00、12:30、15:00、16:00、17:30、18:00、20:00、22:00
  • 市内発 → 空港:5:30、7:00、8:00、10:00、12:00、13:30、16:00、19:00

所要時間は約1時間。事前予約は不要で、当日到着ロビー横のカウンターでチケットを購入できます。大きな荷物も積めるため、コストパフォーマンスの良さから最もおすすめです。

その他手段

タクシー

料金は25〜40ドル。所要時間は50分程度です。エアコン付きで快適に移動したい人向けです。

Grab

また、配車アプリのGrabも利用可能です。料金はタクシーと同程度で、アプリで金額が確定するので交渉が不要です。

ホテル送迎

一部のホテルでは送迎サービスがあります。無料の場合もありますが、有料の場合は30〜40ドルが目安です。予約時に確認しましょう。

市内からアンコールワットまでのアクセス

市内中心部からアンコールワットまでは約7km、車やバイクで15〜20分です。観光客はほとんどがトゥクトゥクか、ツアー車両で向かいます。

おすすめはホテルでトゥクトゥクを1日チャーターする方法。小回りコースや大回りコースを組んで、数か所の遺跡を効率的に周ることができます。料金の目安は20〜30ドルです。

KKdayKlookでツアーを探しても良いけれど、私の場合ドタキャンされることが多かったのでホテルからの予約のほうがおすすめです。

Ray

おすすめは朝日か日の入りとともにアンコールワットを見ること!
大体は朝4時30分頃にホテルを出発することで朝日が見られます。

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カンボジア入国に必要なビザ

カンボジアへの入国には、観光目的でもビザ(観光ビザ:Visa T)が必要です。11歳以下の子どもも必要なので注意しましょう。滞在可能期間は最大30日です。

観光ビザの取得方法は3つ

観光ビザの取得方法は次の3つです。

1. オンライン申請(e-VISA)【おすすめ】

外務省公式サイトから事前に申請できる電子ビザです。2025年から料金が30ドルに値下げされ、現地での待ち時間もありません。手続きも簡単で、旅行者のほとんどがこの方法を選んでいます。

必要なのは、パスポート(残存6か月以上)顔写真・パスポートの画像データクレジットカードです。申請から3営業日以内にメールで届くので、印刷して持参します。

2. 空港で取得(アライバルビザ)

到着後に申請する方法です。料金は同じく30ドルですが、混雑することがあり、2024年以降は事前にe-Arrival(CeA)システムで登録が必要です。現地でもCeAの申請端末がありますが、時間短縮のためオンライン申請が推奨されます。

Ray

帰りのチケットが求められる場合もあれば、求められない場合もあるそう…

3. 大使館・領事館で取得

日本国内のカンボジア大使館でも取得可能ですが、通常の観光旅行では不要でしょう。

おすすめの方法

e-VISAが最もスムーズです。料金が安く、現地での待ち時間もなく、CeA登録も不要。事前に準備しておけば安心です。

30ドルで簡単に手続きができます。

注意点

  • 正規サイトから申請すること(代行業者は高額請求のリスクあり)
  • 陸路入国の場合、現地で手数料を上乗せされるケースあり。事前にe-VISAを取っておくのが無難です。

アンコールワット観光に必要な入場券(アンコールパス)

アンコール遺跡群の観光には、共通入場券「アンコールパス」が必要です。アンコールワット単体のチケットではなく、周辺の多くの遺跡にも共通で使えるパスになっています。

チケットの確認は遺跡の入口やチェックポイントで行われ、観光客は必ず提示が求められます。チケットなしでの入場は罰金の対象になるので、必ず購入してから出発しましょう。

購入場所

市内からアンコールワットへ向かう途中にある公式チケットオフィス(アンコール・エンタープライズ)で購入します。営業時間は5:00〜17:30。前日購入も可能です。

オンライン購入もできます。

Ray

アンコールワットツアーは朝早いこともあるので、事前にオンライン購入しておくとスムーズです。

料金と有効期間

  • 1日券:37ドル
  • 3日券:62ドル(10日以内に3日有効)
  • 7日券:72ドル(1か月以内に7日有効)

チケットは購入時に顔写真が撮影され、遺跡ごとにチェックされるので常に携帯する必要があります。12歳未満の子どもは無料ですが、年齢確認のためパスポート提示が必要です。

おすすめは滞在日数や観光スタイルによりますが、ゆったりまわりたい方や遠方の遺跡まで行く予定がある場合は3日券が無難です。

Ray

とはいえ、似たような遺跡が多いので、急いでいる人は1日券でいいと思います。

利用できる遺跡

アンコールワット、アンコールトム、バンテアイ・スレイ、ベンメリアなど。

プノン・クーレンやコーケーなど一部遺跡は別料金。

Ray

すこし離れているけれど、ベンメリア遺跡も見に行った方がいいです。絶対。

観光のコツと注意点

アンコール遺跡群は寺院でもあるため、肩や膝が隠れる服装が推奨されます。帽子、水、日焼け止めは必須です。特に暑季は40度近くなるため、無理のないスケジュールを組みましょう。

朝日を見るための早朝観光は人気が高く、涼しくて快適です。早朝から動く場合は、前日にパスを購入しておくとスムーズです。

市内での支払いはほとんど米ドルで可能ですが、細かいお釣り用にリエルも少し持っておくと便利です。

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まとめ

シェムリアップ空港から市内への移動は、安くて定時運行のシャトルバスが最もおすすめです。市内からアンコールワットへはトゥクトゥクのチャーターが便利で、観光の幅が広がります。

ビザや入場券は事前に情報を把握し、服装や暑さ対策にも注意しながら、カンボジアの歴史と文化を存分に楽しんでください。

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