日本に帰ってきてから、映画『「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK』を見ました。
おばあちゃん家にいた時にすることがなかったので、近くの映画館で見てきました笑。感想や考えたことをレビューしていこうと思います。
以下、ネタバレを含みますのでご注意ください。
基本情報
- タイトル:「進撃の巨人」完結編 THE LAST ATTACK
- 映画公開日:2024年11月8日
- 上映時間:2時間25分
- 監督:林祐一郎
- 見た日:2024年11月25日
- 値段:1500円
日本の映画、高すぎます笑。
あらすじ
基本的には漫画やアニメの結末と同じ感じです。
場面はエレンが地鳴らしを発動したあたりから始まります。ミカサ、アルミン、その他の仲間たちは、世界を滅ぼそうとするエレンを止めるために最後の戦いに挑みます。
地鳴らしは一見するとエレンのエゴのように思えますが、実はエレンが進撃の巨人の力で未来の記憶を見てから出した結論で、パラディ島の人類を守るための行動でした。
戦いの場面は長いので省略します。エレンは「終尾の巨人」となって壁の巨人たちを率いて地鳴らしの行進を続けますが、最後はミカサによって討ち取られることになります。
エレンの死後も争いは完全には終わったわけではありませんが、人類は8割滅亡し、巨人の力もこの世から消え去るなど、世界的には大きな変化がもたらされました。最後はエレンのお墓のそばのミカサに白い鳥がマフラーを巻いて映画は締めくくられます。
映画の最後の最後には、「進撃のスクールカースト」の三人組が登場し、「この話どうだった?」的な話がおまけで流れます。
映画のはじめに「クレジットの後も映像があるのでお楽しみに」と期待させるかのような字幕が出ましたが、別にそんな重要じゃなかったです笑。
感想
感想っていうか、進撃の巨人って話が難しすぎてマジで理解が大変。途中でマーレが出てきたり、ユミルの空間に取り込まれて記憶の時系列がごちゃごちゃになったあたりから完璧に理解できなくなりました😇
っていうか、「君の名は。」とかもそうなんですが、話が完全な時系列順に進まないタイプの話が苦手なんですよね。歴史が苦手というか、時系列を整理して認識できないからいつもこんがらがります。
話の内容に戻ると、まあ漫画とかで一回見てるから、うん。という感じでした。特に新しく何か思ったことはありません。映画だからか、若干結末に至るまでの思考とか会話のプロセスがちょっと詳しくなってたくらい?
進撃の巨人そのものについていうと、表向きは自由を求めるエレンの話みたいな感じがしますが、テーマとしては諌山先生が人間の愚かさを描写している作品なんじゃないかと思っています。
どっちの立場に立っても、どっちも譲れない正義がある。それは分かっているけど、みんな争いをやめることができない。それは時として、マーレ対パラディ島だったり、エレン対調査兵団であったり。
作中でも、何回も同じ過ちを繰り返す…的な描写が出てくるので、世界中で起こっている紛争とか戦争とか、その辺りのことを批判する意図があるんじゃないかなーと思っています。特にマーレ編とかだとその辺りの人間の描写がリアルですし。
とはいえ、話が難解すぎるのであまり深くは考えられていません。最後のマフラーの描写も何なのかよく分かっていないし。またアイデアでも振ってきたら追記します。