多民族国家であるマレーシアは、日本ではあまり感じられない宗教色が強く、その中でもヒンドゥー教の聖地として知られる「バトゥ洞窟」は、クアラルンプール近郊で外せない観光スポットです。
私自身も何回か訪れたことがあるので、今回はバトゥ洞窟の魅力やアクセス方法、注意点などを詳しくご紹介します!
友達が来るとみんな揃って「行きたい」と言われます。でも行き過ぎて飽きました笑。
バトゥ洞窟の概要と見どころ
バトゥ洞窟は、マレーシアのセランゴール州ゴンバッ郡、バトゥ・ケーブス町にある巨大な石灰岩の洞窟です。ヒンドゥー教の聖地として知られ、毎年多くの巡礼者や観光客が訪れます。
最大の見どころは、272段のカラフルな階段を登った先にある巨大な洞窟で、その内部にはヒンドゥー教の神々や彫刻が祀られています。こちらの階段は人気の撮影スポットですね。
主な見どころはこんな感じです。
- カラフルな階段:272段の階段は鮮やかな色で彩られ、インスタ映えするスポットとして人気です。
- 巨大な洞窟:洞窟内はひんやりとしており、神秘的な雰囲気が漂います。奥には自然光が差し込むエリアもあり、フォトジェニックです。
- 宗教的な展示:ヒンドゥー教の神像や彫刻が多く、宗教的な雰囲気を感じられます。
アクセス
電車での行き方
クアラルンプール中心地のKL Central駅から行くのが一番分かりやすいと思います。
まず、KL Central駅からKTMコミューター線(Batu Caves行き)に乗りましょう。そしたらそのまま、バトゥ・ケーブス駅で下車です。駅名が「Batu Caves」なので迷うことはありません。電車の本数は約30分に1本です。
駅からは一本道です。洞窟の入口まで約10分ほど歩きます。道中には礼拝所や軽食スタンドもあります。
その他のアクセス方法
- タクシーやグラブ:クアラルンプール中心部から約30分で到着します。料金は30M程度で行けると思います。
- ツアーバス:観光ツアーに参加するのも便利です。
料金的には電車が一番安上がりですが、時間がかかって面倒なのでグラブなどを利用しても良いでしょう。複数人で割り勘すれば安いです。
料金や注意点
入場料金は無料です。ただし、洞窟内の一部エリアや動物園(5RM)は有料の場合があります。
注意点をいかに書きます。
- 服装:ヒンドゥー教の聖地なので、露出の多い服装(半ズボンやミニスカートなど)は避けましょう。膝や肩を隠すのがマナーです。
- サルに注意:階段周辺には野生のサルが多く、食べ物を持っていると奪われることがあります。貴重品や食べ物はしっかり管理しましょう。
- 清潔さ:動物が多いため、鳥の糞などが落ちていることがあります。歩きやすい靴で訪れることをおすすめします。
所要時間と感想
階段の上り下りは、合わせて約20~30分くらいだと思います。洞窟内は15分ほどあれば見れますので、駅からの距離などを考えても、合計1.5時間もあれば十分でしょう。
暑い日に行くと階段がめちゃくちゃしんどいです。かといって曇りの日だと写真が映えません笑。洞窟の中は結構ひんやりとしています。
洞窟が思っていた以上に大きくて、奥の方に進むと日の光が差しているところがあって、とても神秘的でした。階段から降りるときの眺めも良かったです!
バトゥ洞窟周辺の楽しみ方
洞窟以外の建物
駅から洞窟の入り口に歩いていく道中、様々な建物があります。こちらも宗教色が強く、日本では見られないものが多いので、立ち寄ってみても良いでしょう。
動物園
洞窟の入口近くには小さな動物園があり、5RMで入場できます。そこまで回るのに時間もかからないので、電車の待ち時間に立ち寄るのもおすすめです。
鳥系の展示が多いです。
軽食やお土産
道中には軽食スタンドやお土産屋が並んでいて、マレーシアらしいスナックや飲み物を楽しめます。
ただ、周りの環境を含めて若干汚い場所になるので、食中毒などには気を付けましょう。
終わりに
バトゥ洞窟は、そのカラフルな階段や巨大な洞窟、ヒンドゥー教の宗教色が融合した、マレーシアならではの観光スポットです。
アクセスも簡単で、無料で楽しめるため、クアラルンプール観光の際にはぜひ訪れてみてください。ただし、暑さやサルに注意しながら、快適な服装で楽しむことをお忘れなく!