【カナダ留学】海外大受験は大変と思っていたら、BC州カレッジ受験はとても楽だった話

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「海外大受験」このワードを聞くと、ものすごくハイレベルな成績・英語力が要求されるのかな…。課外活動で実績も必要…?まず学費高すぎない…?と尻込みしてしまう人も多いのではないでしょうか。

そんな人にこそ伝えたい。国や大学の選び方によっては、十分に手の届く受験方法もあるぞ!と。

この記事では、私がどのようにしてカナダ・ブリティッシュコロンビア州内のカレッジ受験に至ったのか、ありのままを書いていきます!

この記事のライター:かりインタビュー記事

2024年3月に東京の高校を卒業し、9月からバンクーバーのカレッジに進学予定のIBDP N23生です。
学校の勉強以外はほぼ何もしない高校生活だったので、課外活動の経験はゼロ。
2024年の目標は、とにかく色々なことに挑戦して自信をつけていくことです!

こちらはあくまで私個人の経験談であり、条件が違えばまた違った結果になり得ることをご理解ください。
また、これ以外にもまだまだ選択肢はありますので、本サイトをはじめとした様々なプラットフォームで情報収集をしてみてください!

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目次

概観:これまでのスケジュール

時期やったこと・状況
~高2の3月学校で開催される様々な海外大/奨学金の説明会や、海外大に進学した先輩を囲む会に参加。
この時点ではブリティッシュコロンビア大学などの受験を(ぼんやりと)検討。
高3の4月奨学金なしでも4年制大学に進学できるだろうと考えていたのが、諸事情により無理そうと判明。
今さら奨学金を狙える実績もなし。大焦り。
5月カナダ留学フェアに参加。2年制カレッジから4年制大学に編入するという選択肢を知り、希望が見え始める。
6月〜8月BC州内のカレッジの中から進学先候補を絞り、優先順位をつける。
TOEFL・IELTSを受け、受験に必要なスコアを取る。
9月〜11月IBDPを完走。第一志望のAlexanderカレッジに出願し、仮合格
12月〜現在まで高校を卒業し、各種成績が確定したため書類を再提出、入学金を支払って正式合格。
移住に向けて調査を進めつつ、バイト漬けの日々。
学校生活(IBDP)がほんっっっとうに過酷だったので、正直なところ進路関連にはほぼ時間をかけられない状況でした

今の大学に出会うまで

元々はカナダ(またはオーストラリア)の4年制大学に進学する計画でしたが、家庭の経済状況が急激に悪化してしまいました。また課外活動の実績がなく、それが不要の奨学金だと年収制限に引っかかるため、奨学金を獲得できる確率は限りなく低い状況でした。

そんなとき、BC州に住んでいた親友から、比較的低コストで済む「カレッジ→4年制大学編入」という方法があることを聞きました。
また、カナダ留学フェアにて、BC州には編入を支援するシステムがある1こと、編入は現地学生にとっても非常にメジャーな選択肢であることなどを知り、最終的に進学することとなったAlexanderカレッジにも出会いました。

各種調査からアプライまで

BC州内にあるカレッジをリストアップした後、各大学のHPを見たり、先輩やカレッジスタッフの意見を聞いたりして、自分の求める条件に合うところを絞りました。

当時、調査系は基本的に全てGoogle Docsで管理していました

また、留学フェアで知り合ったAlexanderカレッジの日本人スタッフとやり取りを重ね、信頼が深まったことなどをきっかけに、ここを第一志望にしよう!と決意。立地やプログラム内容、生徒1人1人へのケアなど、全てが理想通りで、導かれているとしか思えないほど。本当にありがたかったです。

アプライは12月、学校で担任の先生と母と一緒に行いました。いくつかの書類をPDF形式でアップロードし、必要事項を書き込んで出願料を払うだけだったので、本当に簡単!
ペーパーテストや面接、エッセイの提出は一切求められなかったのが衝撃でした!書類は以下のものが必要でした(あくまで私の場合ですので注意!)。

  • 高校1,2年時の英文成績証明書
  • IBDP predicted gradeの証明書
  • IELTSの成績証明書
  • パスポートのスキャン

合格から入学までの流れ

受験後にやることを、参考程度に載せておきます。只今絶賛進め中です。

  • 卒業後、確定版の成績証明書を提出。正式合格証(Letter of Acceptance, LOA)とPAL(ビザ申請に必要な書類)をもらう
  • LOA、PAL、英文残高証明書などを用意できたら学生ビザを申請
  • ホームステイ先や航空券の手配(カナダでは、19歳未満の留学生にはホームステイが義務付けられている)
  • その他生活に必要なものの準備、調査など
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終わりに

課外活動なし、飛び抜けた成績なし2、超絶高い学費なし3、ペーパーテスト/面接/エッセイなしでも合格できる可能性が十分にあり、将来も拓ける方法。

その1つがカナダ・BC州カレッジからの大学編入ではないかと、私は考えています。

海外大というとよくイメージされるのがアイビーリーグなどのトップ大ばかりだからか、認知度が低い選択肢なのがもったいないです。それだけに、8月末に渡航後は、実際BC州カレッジってどうなの?という点を積極的に報告していきたいと思っています!少しでも、海外大進学に興味を持っている方々の助けになれば幸いです。

  1. BC Transfer System:BC州内の認定カレッジと4年制大学がネットワークを組み、カレッジで取った単位を大学編入に使えるようにしている。カレッジには編入を前提としたプログラムや支援制度も存在。もっと知りたい方はこちら ↩︎
  2. 私が出願したAlexanderカレッジを含め、BC州のカレッジの多くは高校の成績・英語試験の成績(・IBDPの成績)いずれにおいても要求レベルはさほど高くないと感じました。ただ、どのレベルを簡単/難しいと感じるかは人それぞれですし、カレッジによっても少しずつ異なるので、気になる方はご自分で調べてみてください。 ↩︎
  3. 現在は円安がひどいこともあり、「BC州カレッジ進学→4年制編入」と「日本の大学への進学」を比較することは容易ではありません。ただ、「カナダの4年制大学に1年次から入学する」ルートと比べると、カレッジ進学からの編入は約50%〜75%の費用で済む、と言われることが多いです。しかし、これも学校や住む地域、選択するコースによって大きく変わることをご承知おきください。 ↩︎
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