WordPressブログの記事執筆&運営は楽しそうに見えて、実はnoteとかよりも大変

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何か情報発信をするからには、第三者のプラットフォームじゃなくて自分オリジナルのメディアがいいな~と思ったのもあって、1年ほど前から主戦場をTwitterやnoteからこのブログに移しました。

WordPress+Swellテーマを利用しているということもあって、デザインもまあまあ見やすいとの評価をいただいているので、実際にそうして良かったなと思っています。カスタマイズもいろいろできますし、noteがサ終とかしてもブログは残ります。

みなさんからすると、こういう感じの記事(特に日記風のやつとか)を見ると「自分の思ったことを気ままに書いていて楽しそうだな~」と思うかもしれません。実際に私はそう思っていました。

ですが、実際は執筆にはかなりの時間がかかっていますし、最近は400記事近くの投稿がなされているのでメンテナンスもそれなりに大変になってきました。

ちょろっとたまに文章を書くならnoteとかでも良かったかもしれませんが、実はWordPressブログもそれなりに大変なので、今日はそれについて書こうと思います。

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目次

ブログを投稿するまでには決断がたくさん

まず、そもそもの文章執筆が大変という話をします(これはnoteでも同じ)。

このブログではたまに一日で数本とか記事の更新がなされていることがあるので、私がサクッと記事を書いているイメージがあるかと思います。

しかし実際の所は、短く見えるような記事(1000~2000文字)でも公開するまでに2, 30分はかかっています。1万文字を超えるような記事だと、数時間かかることもあります。
私はタイピング速度だけで言うと相当早い方だと思いますが、物理的な文字数が~というよりは、内容面で思考する時間が多いのです。

確かに、ただの情報発信だとChatGPTとかにおおよその枠組みを書かせることができます。ですが、このブログでは「私(Ray)がどう感じたか、何を体験したか」を見てくださっている方が多いようなので、そういう部分はGPT君に書かせるわけにはいきません。誰でも書けるような情報は既にネットにあります。

また、自分の思考回路や体験を後から振り返れるように残しておきたいというのもブログの大きな目的ですので、そういうところで妥協はしたくないのです。品質を下げるわけにはいきません。

そして、文章の見直しも必要で、場合によっては一日寝かせることもあります。

周りからの客観的な評価によると、どうやら私はサッと文章を書いても割と論理構造に従った文章が書けるようです。研究コンテストとか、そういうのが求められる機会が同世代よりも多かったので、言語化が得意なのだと思います。

しかし、それでも

  • ここの表現は語弊があるな
  • 情報が間違っているな
  • 内部リンクの変更があったな
  • もっといい写真が撮れたな

などなど、修正作業にはキリがありません。そういうことを考えるだけでも脳のメモリが圧迫されていきます(←じゃあやんな)。

そういう感じで、記事の内容を書くだけでもまあまあの頭脳労働なのです。

WordPressは投稿までの工数が多い

ここからが本題です。

noteと比べてWordPressはカスタマイズが効く分、記事を投稿するまでの処理、決断が多いので疲れるという話をします。

UIデザイン

まずはUIの見やすさ。

WordPressテーマの中でも屈指の人気を誇るSwellですが、それでもnoteにはUIの面では勝てません。スマホからでもパソコンからでもあそこまで文字を見ていて目がチカチカしないデザイン、強すぎだと思います。

かといって自分でSwellのCSSをいじるのは後々めんどくさいことになりそうだし、嫌です。

記事の品質と心理的ハードル

あとは、記事執筆に対する心理的ハードル。

noteと言えば割とみんなが気軽に文章を書ける場所、みたいなイメージがあると思います。そのため、(自分だけかもしれませんが)なんとなくnoteだとチルい文章、ふざけた文章が書きやすいのです。

ら抜き言葉とかを使用していてもあまり浮かない気がしますし、内容もネタ分多めで書きやすいです。実際にnoteで色々書いていた頃は楽でした。

ただ、やっぱりブログをやるとなるとある程度口調も統一する必要がありますし、noteほどラフに文章を書けない(というか個人的なこだわりで書きたくない)ので、精神的にも疲れます。

アイキャッチ画像やパーマリンクの設定など

noteにはみんなのフォトギャラリーという機能があって、見出し画像(アイキャッチ画像)を他の人が投稿した画像ライブラリから自由にワンクリックで選ぶことができます。

これが非常に便利で、記事公開のハードルがめちゃくちゃ下がります。WordPressの場合は自分でフリー画像を探してダウンロードしてくるか、Canvaとかで自分でサムネを作らなくてはいけません。システム上は画像無しでも投稿できますが、サイトの統一感が失われてしまうのでそれは避けたいです。

また、WordPressだとパーマリンクの設定を自分で行わなければなりません。

大した作業ではないのですが、それっぽい英単語を考えると頭が疲れます。これもリンクの設定忘れとかがあると、後で内部リンクとかを変更する際に非常に面倒なことになります。

また、写真ファイルの管理も面倒です。

noteだと画像を張り付けるだけで勝手に最適化されて表示されますが、WordPressだと画像サイズなどにも配慮する必要があります(プラグインがあるとはいえ)。
また、画像に名前を付けてメディアファイルを管理しなくてはいけません。同じ画像をサーバーに何度もアップするのは頭が悪いので、後から検索できるようにこちらも名前をしっかり考える必要があります。noteではその辺りは何も考える必要がありません。

そういう感じで、「大したことないけど脳のリソース、決断力を問う作業」がかなり積み重なってくるわけです。
もちろんhtmlやマークダウンを自分で書いてbuildするよりは気楽に投稿できるのですが、サクッと自分の一意見を書きたいだけの割には労力がかかります。

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時間が永遠に足りない…

まあその分、WordPressのメリットもたくさんあります。

  • 自分の思うがままにコンテンツをカスタマイズできる
  • 広告やアフェリエイトリンクなども貼れる
  • カテゴリ別、タグ別に大量の記事やメディアの管理がしやすい
  • サービス終了のリスクにおびえなくて済む
  • オリジナリティを出して他者と差別化ができる
  • 自分で一から作っているので達成感がある。
  • 印象に残るので指名買いしてもらいやすい
  • 自分のサイトがあるってなんかカッコイイ

長くなるので別の記事にしますが、noteだと

  • 記事数が増えると管理ができなくなる
    • 投稿一覧からキーワード検索ができない
    • カテゴリごとの絞り込みができない
  • カスタマイズが効かないので、周りと同じ見た目になって面白くない
  • 無料記事を書いても広告収益が入ってこない
  • サービス終了やアカウント停止のリスクがある
  • 第三者のプラットフォームに乗っかっているだけでオリジナリティがない

という理由が嫌だったのでやめました。似たような理由ではてなブログやFC2ブログなども選択肢から除外しました。

そういうわけで、本格的にやろうとするとWordPressブログは地味に大変だよという話をしてみました。書きたい記事はまだ山ほど残っているので、時間との勝負になりそうです。生成AIとか他人の力を借りて効率をもっと上げようと思います。

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