分厚い参考書を持ち歩きたいけど、重たすぎる。内職したいけど、本が大きすぎて先生にバレちゃう…
そんな悩みを抱える学生や受験生におすすめなのが、「アイロン熱裁断」です。自宅で簡単に、しかもきれいに裁断できるこの方法を使えば、青チャートや赤本などを小さくしたりするのがラクラク実現できます!
私も高校生時代によくやっていたので、今回はその方法などについてご紹介します。

なぜアイロン裁断が最適?メリットを紹介
アイロン裁断のメリットは次の通りです。
- 手軽さ:専用の裁断機を購入する必要がなく、自宅にあるアイロンで手軽に裁断できます。
- コスト削減:業者への依頼は高額ですが、自宅での作業なら費用はほぼゼロです。
- 短時間で可能:準備から裁断完了まで短時間で済むため、忙しい学生や受験生にもぴったりです。
- きれいにページ分離:ページをきれいに分離できるので、スキャン効率が大幅に向上します。
- 持ち運びなどに便利になる:サイズが小さくなるので、持ち運びも内職にも便利!
その代わりに本としての価値は著しく低下します。使わなくなったら、メルカリなどで【裁断済み】などとして出品するといいかも。
用意するものはコレだけ!
まず必須となるのはアイロン。というか、道具はこれだけ。
あると便利なものは👇の通り。
- カッター(細かな調整用)
- 定規(まっすぐに裁断するため)
- ダンボール板(床や机を保護するため)
アイロン熱裁断の手順を詳しく解説!
裁断したい参考書を机に置き、背表紙がしっかりと見えるように広げます。
中温~高温設定のアイロンをゆっくり背表紙全体に当てます。熱で背表紙の糊が溶け、ページが剥がれやすくなります。
必要なものとして紹介はしませんでしたが、クッキングシートを背表紙にかぶせると熱が均一に伝わりやすくなるそうです。
アイロンの熱しすぎに注意!(紙が焦げたり傷んだりする可能性があります)。

背表紙が十分に熱されたら、軽く引っ張りながらページを少しずつ取り外します。
無理に引っ張らず、糊が柔らかくなったところから丁寧に剥がしましょう。ゆっくり分離すること。

いい感じに分離できました(写真は製本テープで補強してあります)!

内職しやすくなるためのコツ
実際に青チャートをアイロン裁断してみると、ページがきれいに分離されました。

ここからさらに便利にする方法として、
- 製本テープでページを固定
- クリアファイルをカッターで切って専用ファイルを作る
というのがあります。これをやると👇のような見た目になります。


分離した本は強度が低下しているので、持ち運んでいる際にバラバラにならないように、製本テープで補強しておきましょう。
また、表紙がない分、雨に濡れたりするとすぐにもろくなってしまうので、クリアファイルに入れておくことをおすすめします。
まとめ
アイロン熱裁断は、自宅で手軽にできる最高の裁断方法です。青チャートなどの分厚い参考書を簡単に電子化でき、受験生や学生に特におすすめです。
学習効率も上がると思うので、ぜひ試してみてください!