高校時代の勉強、一番人生を豊かにしてくれたのは「公民(倫理, 政治・経済)」だった

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普段はマレーシアのことばっかり書いているわけですが、実は高校時代は公民が大の得意でした。倫理、政治・経済を取っていたんですが、模試で全国レベルの成績を取ったこともあります。今は新課程になって名前変わっちゃったらしいけど。

理系なのになんで?っていう話ですが、単に好きすぎて勉強メッチャしてたからです。本当に面白かった。というか、高校で勉強した科目の中で、人生に役立っている(=人生を豊かにしてくれた)という意味では一番の科目だと思います。

今回は、公民の学びがどうやって私の人生を豊かにしてくれたのか、振り返ってみようと思います。マレーシアでの生活にもつながる話もあるので、ぜひ読んでみてください!

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目次

倫理の学びが「生き方」を考える土台を作ってくれた

倫理の授業で、ソクラテスやカント、ニーチェといった哲学者の思想を学びました。

高校生の時は「ふーん」って感じだったんですが、今になってみると、何か人生につまずいた時とかに思い出すと頑張れる考え方、楽になれる考え方とかがいっぱいありました。
あとは、例えば功利主義(最大多数の幸福)を学んだことで、グループでの意思決定の時に「みんなが納得できる選択」を考える癖がついたりもしましたし、実際に人との関わりの中で生かせるものもありました。

倫理って、「自分はどう生きるべきか」を考える科目。単なる知識じゃなくて、生き方の土台を作ってくれたんです。

政治・経済で「社会の仕組み」を理解する目が養われた

政治・経済では、経済の仕組み(市場経済や財政政策)や政治システム(民主主義や選挙制度)を学びました。

高校生の時はあんまりニュースとかを見てなかったんですが、マレーシアに来てからリンギットと円の関係とか、関税がどうとか、そういうことを考えるときに公民の知識が役に立ちました。
あとはニュースを見たときに、経済政策の背景が分かるから、ただ見るだけじゃなくて「へえ、こういう意図があるんだ」って深く考えられるようになったんです。そうじゃなくても、株とか為替の知識はそのまま資産形成に生かせますしね。

公民で学んだ知識が、世界を広く見るレンズになって、人生を豊かにしてくれたんだと思います。

公民が「批判的思考」を鍛えてくれて、視野が広がった

公民の授業では、倫理的なジレンマ(たとえば、正義とは何か)や政治・経済の議論(格差是正はどうすべきか)を考える機会が多かった。これが批判的思考をめっちゃ鍛えてくれたんです。

この勉強を通して、身の回りのことについても一歩距離を置いて考える力が身に着いたのはデカいです。

資格勉強の基礎を学べた

公民が得意になった理由の一つは、勉強法にあります。まずは過去問を見てその問題を解いて求められるものを把握して、間違えたところを教科書で補強するっていう逆算のやり方。

でもこれが一番効果的だったし、なんなら私の大学や資格の勉強法の基礎になっています。真面目にどんな試験でも使えるやり方だと思います。

副次的効果ではありますが、公民を通じて「学び方」を学べたのは、人生を豊かにする大きな財産だなって思います。

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終わりに

倫理で学んだ生き方、政治・経済で学んだ社会の仕組み、批判的思考や資産管理の基礎、そして効率的な勉強法…

公民って、単なる受験科目じゃなくて、生きていくための知恵をくれる科目だったなって気づきました。マレーシアで生活しながら、いろんな国の人と話したり、社会問題を考えたりする楽しさは、公民が教えてくれた「考える楽しさ」がベースにあると思うんです。

地理とか歴史が嫌いだったので必然的に公民選択になったという裏事情もあるんですが、それを加味しても公民選択で良かったなと思います。あなたにとって、人生を豊かにしてくれた科目って何ですか?ぜひ教えてください!

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