私がカナダに進学した理由。Mount Allison大学 理学部, ここあさん

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海外大学への進学を考えているけど、なかなかその決断に踏み出しづらい…
そんな方も多いのではないでしょうか?

今回はカナダのマウント・アリソン大学の理学部に在籍中のここあさんに、海外大学を目指したきっかけやその過程での困難についてインタビューさせていただきました。

進路選択に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!

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目次

インタビューに答えてくれた人

  • 名前:ここあ
  • 所属大学・コース:Mount Allison大学, BSc Cognitive Science専攻
  • 留学期間:2023年9月~
  • 留学時の英語力:Duolingo English Test (DET): 120
  • 出身高校:滋賀県の公立高校 (普通科)
  • 海外経験:旅行以外はなし
  • 課外活動等の実績:ESS部副部長、英語観光ガイドボランティア、Technovation Girls 2022企業賞, Girl Up Tokyoライター、学童ボランティア、製本屋インターンなど
  • 合格校:Mount Allison University(カナダ), 国内某私立大学文系学部(2校)
  • 不合格校:Radboud University(オランダ), Tilburg Univeristy (オランダ)

滋賀県の公立高校普通科から1年半のギャップイヤーを経て23年秋からカナダの大学に留学しています。
ギャップイヤー中はインターンやアルバイトをしてお金をためながら一人旅をしたりして過ごしました。小さい頃からバレエを習っていて、大学ではダンスチームに所属しています!

Mount Allison大学ってどんな大学?

Mount Allison UniversityはカナダのNB州にある学生数2400人ほどの小さな大学です。

カナダで唯一Aviation専攻でコマーシャルパイロットのライセンスとBScの学位が取れる大学で、Aviation専攻の人が多いです。また、大学ランキングの面では、カナダの全国誌Maclean’sでは、学部教育に力を入れているカナダ中の大学の中でこれまでに24回1位に選ばれています。

ただ、日本の高校から入学するにはそこまで難しくない大学であると言えます。例えば、Bachelor of scienceのプログラムに出願したい場合は、英語の資格、全体で5段階中3以上の成績、数学と理系科目(生物、化学、物理)をそれぞれ一科目以上履修していれば出願可能です。

私が専攻予定のCognitive Science(認知科学)はInterdisciplinary Majorなので、Cognitive Scienceという名前の付いた授業を取るのではなく、コンピューターサイエンス、心理学、言語学などの決められた授業を取って認知科学の学位を取得する形になっています。

なぜ海外大学へ?

もともと高校3年の夏までなんとなく国内の大学を志望し受験勉強をしていました。 しかし、学校へのストレスなどから学校を休む日が出てきたことをきっかけに一度受験勉強をストップしてギャップイヤーを取ることに決めました。

ギャップイヤー中に進路考え直した結果、以前から海外で生活してみたいと考えていたことなどから、海外大学に進学することに決定しました。

Mount Allison大学を選んだ理由は?

高校3年までなんとなく将来の安定性で薬学部を志望していたので、海外大学に進学するにあたってそもそも学びたい分野を考える必要がありました。 ギャップイヤーを通して学びたい分野を探してはいましたが、やはりいろいろなことを勉強して専攻を決めたいという理由からリベラルアーツのこの大学を選びました。

その他にはこういった理由もあります。

  • 北米の中では学費が比較的安かった
  • 単純にインターネットで得られる情報に好印象を持った
  • 小さい大学のほうがサポートが受けられるだろうと考えた

英語力、受験事情について

私は高校3年生の夏ごろから海外大学の受験を考え始めるという遅いスタートだったので、特別に英語資格について準備をしていたわけではありません。高校二年生で英検2級を取得していたくらいです。

海外大受験を本格的に決めてから高校3年の10月ごろに受けたTOEFL iBTでは78点でしたが、それ以降はDuolingo English Testにシフトしました。最終的にはギャップイヤー中にOverall 120を取得し、大学に出願しました。SpeakingとListeningが得意でした。

また、受験については、ギャップイヤー中に出願していたこともあり、なるべく推薦状のいらない大学を選んでいました。

今の大学は特に課外活動は必要ではありませんでしたが、興味のあることや楽しそうなことにチャレンジした結果、そこで知り合った素敵な人たちは受験に関わらず人生の財産になりました

海外大学進学で困ったこと

私の高校は田舎の公立高校に通っていたので、海外大学に進学する人はほぼおらず、推薦状などのサポートが必要な場合にはそのようなサポートはシステム化されていなかったと思います。 私は成績を英文で発行・メールで大学に送付だけでしたが、アメリカの大学に出願していた友達は入試システムの説明から始まり、推薦書の用意など大変そうでした。

ほかにも、受験を一人で乗り切るというのは少し寂しかったかもしれません。 情報収集の方法なども、簡単だったというわけではありませんが、そのおかげで英語で調べる能力がついたと思います。

今後の進路や目標

今のところ専攻や学びたいと思えることは決まってきていますが、大学を卒業してからのビジョンが決まり切っていないので、大学の勉強にも力を入れつつ将来の方向性を探っていけたらいいなと考えています。

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メッセージ

私は、中高在学中に海外大学を目指していたわけではありませんが、今カナダで大学生ができています。 私が親や人との縁に恵まれた環境にいたということも要因ではあると思いますが、海外大学は片田舎の普通科高校出身でも、挑戦すれば海外大学は到達できない目標ではないということを知ってほしいです。

海外大に進学することがすべての人にとってベストな選択であるとは考えていませんが、もっと海外大学に進学することが普通の選択肢になった上で進路選択ができるようになれば良いなと思います。

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