私がマレーシアに進学した理由。APU ファウンデーション, かおりさん

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海外大学への進学を考えているけど、なかなかその決断に踏み出しづらい…
そんな方も多いのではないでしょうか?

今回はマレーシアのAPUのファウンデーションコースに在籍中のかおりさんに、海外大学を目指したきっかけやその過程での困難についてインタビューさせていただきました。

進路選択に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!

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目次

インタビューに答えてくれた人

  • 名前:かおり
  • 所属大学:Asia Pacific University Technology and Innovation, Foundation Computer Science
  • 留学期間:2023年9月〜
  • 留学時の英語力:IELTS 5.0
  • 出身高校:県立高校→通信制高校(2022年10月から)
  • 海外経験:なし
  • 課外活動等の実績:陸上部で複数回県大会出場
  • 合格校:Asia Pacific University Technology and Innovation
  • 不合格校:なし

海外留学へ向けた英語勉強と親の転勤が重なったため通信の方へ転入し、卒業後アルバイトを経て9月入学でAPUに入学しました。趣味は読書や絵を描くことです!

Asia Pacific Universityってどんな大学?

Asia Pacific University Technology and Innovation、通称APUはマレーシアを代表するテクノロジー系の大学の1つで、世界大学ランキングトップ4%(2024年度)に入る大学です。世界130カ国以上から12,000人以上の学生が在籍しているためより多くの国と人々と関わりたい、話してみたいと思っている人にはとてもおすすめな大学です。

またテクノロジー系の大学の一つということもあり、コンピュータ・テクノロジー・ゲームに関連した学部が20学部以上ある点も大きな魅力です。2年次、3年次にイギリス・オーストラリアなどの有名大学が編入先として含まれていたり、大学生活の可能性を広げることができます。

APUには私の学んでいるコンピューターサイエンス、そしてエンジニア、ビジネス、デザインの四つのファウンデーションコースがあり、学部入学のための基礎となる授業が行われています。
ただし、分けられているからといって専門的な内容のみというわけではなく、コンピューターサイエンスのファンデーションコースでもビジネスやエンジニアを選んだ人とも一緒の授業を受けることもあったりと、幅広い内容を1年間学ぶことができます。

1コマの授業は60分から120分で、学期の終わりになるにつれて先生方が課題の内容を公開したり課題の進行度をチェックしたりするので徐々に忙しくなっていく印象です。

なぜ海外大学へ?

海外大学に進学しようと思ったきっかけはYoutubeで動画投稿をしている「뿌니ぷに」さんという方の影響で**「海外で働いてる人かっこいい!」**という漠然とした憧れからでした。

また「人生の選択肢を増やしたい!」「4年間みっちり海外で学びたい!」という気持ちもあったため海外大学を進学しようと決意しました。

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APUを選んだ理由は?

APUを選んだ理由はマレーシアに留学している父の友人が「IT系の学部に進みたいならAPUがおすすめ」というアドバイスがあったことに加えて、ファンデーションコースという正規課程についていける力を養えるコースがあったからです。

大学のホームページから空港についた後の行動や大学内にクリニックがあったりと不安材料を解消してくれる情報がたくさん載っていたことにも好感が持てました。

英語力、受験事情について

高校1年生の時に英検準2級、高校2年生の時に英検2級を受けて不合格だったので、英語力に特別自信があるわけでもありません。高校3年生の2月にIELTSを受けて5.0で、こちらで出願しました。
スピーキング対策があまりできなかったので、IELTSを受けるまで期間がある人はオンライン英会話を受けたりすると良いと思います!

また、APUにはIELTSのスコアに加えて高校の成績も提出しなければいけません。私が仲介業者さんの方に確認した時はGPA3.5は必要だと言われたため、それくらいが目安になりそうです。
私の高校の3年間の成績は5段階評価で4.6くらいだったので、恐らくここまで取れていたら大丈夫だと思います。なお、成績証明書は日本語と英語バージョンが両方必要(マレーシアの他の大学も)なので注意しましょう!

海外大学進学で困ったこと

海外大学進学で困ったことはお金の面での母親からの了承を得るのが難しかったことです。 APUが私立大学ということもあり、日本の国公立の大学よりかは安くはなく生活費も格段安くはないため母も悩んでいました。

奨学金を借りる話も出ていましたが、両親が奨学金の返済に苦労したということもあり最終的には4年間の授業料・生活費は親負担、それ以外の娯楽費は私負担という条件で了承してくれました。
海外留学の一番の障壁は金銭的な問題だと思います。ぜひ大学の奨学金制度や住んでいる地域の奨学金制度、アルバイトをして資金を貯めるなど妥協点をご家族と話し合って決めてほしいです。

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今後の進路や目標

今年の9月からBachelor of Science(Honours) in Information Technology with a specialism in Internet of Things(IoT)に進学する予定です。
そこで十分に力が出せるように英語力を上げていくことと、ファンデーションコースの期間でも単位を落とすことなく修了することが目標です。

メッセージ

私は高校3年生の10月に海外留学へ向けた英語勉強と親の転勤が重なったため通信制高校へ転入しましたが、県立高校と比較して自分の好きなこと・したいことに多くの時間を費やせることが強みだなと感じました。
通信制高校に通っていて海外留学したいと思っている人は、自由な時間が多いからこそIELTSやTOEFLの勉強する期間をしっかり決めた方が効率良く集中して勉強できると思います。

また大半が国内の大学受験をする高校に通っていて海外留学をしたいと思っている人は周りの受験の雰囲気や共通テスト対策の授業よりもIELTSの英語の勉強の方がしたいと思ったり、自分の中で葛藤があると思います。

私は県立高校にいた際に先生に卒業単位ギリギリでいいから別室で英語の勉強をさせてくれないかと相談したり、出席日数を確認してもらったりもしました。ぜひ海外留学を考えている、決まってない状態だとしても担任の先生や友人に相談してみてください。

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