海外大学への進学を考えているけど、なかなかその決断に踏み出しづらい…
そんな方も多いのではないでしょうか?
今回はマレーシアのモナッシュ大学の情報学部コンピュータサイエンス専攻に在籍中のRenさんに、海外大学を目指したきっかけやその過程での困難についてインタビューさせていただきました。
進路選択に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!
インタビューに答えてくれた人
- 名前:Ren
- 所属大学・コース:Monash University, Bachelor of Computer Science
- 留学期間:2025年7月~
- 留学時の英語力:IELTS5.0(高校2年), EnglishB-SL 5
- 出身高校:日本の公立高校
- 海外経験:家族旅行で数回(東南アジアメイン)
- 課外活動等の実績:バスケ部, IBの課外活動
- 合格校:Monash University
- 不合格校:なし
小・中学校は地元の田舎にある公立学校に通っていました。高校では、海外大学への進学も視野に入れていたので、国際バカロレア(IB)を履修するために自宅から電車で1時間かかる公立高校に通っていました。
最終試験を経て国際バカロレア資格(IBDP)を取得し、2025年3月に高校を卒業後、2025年7月にMonash大学へ入学しました。

モナッシュ大学ってどんな大学?
オーストラリア国内で特に優れたトップ8校の総称として呼ばれているGroup of Eight の内の1校です。2026年度のQS世界大学ランキングでは36位に選ばれており、東京大学と同じ順位です。
メインキャンパスはオーストラリアにあるのですが、マレーシアキャンパスでは、学費が本校の3分の1という低価格ながら全く同じカリキュラムを受けられ、全く同じ卒業証明書が貰えます。
また、マレーシアキャンパスから本校のオーストラリアのキャンパスへ交換留学をすることも可能です。マレーシアの人だけでなく、世界各国から学生が集まっています。
なぜ海外大学へ?
将来的には、社会に対して大きな価値を生み出せる人材になりたいと考えています。その目標に近づくためには、自分をより厳しい環境に置き、視野を広げ、実力を高める経験が必要だと思いました。
留学は、語学力だけでなく、多様な価値観や国際的な環境での経験を得られる機会であり、自分を成長させる大きな一歩になると考えています。
そのような目標を考えたときに、日本でいわゆる「一般的」とされる進路だけでは到達が難しいのではないかと感じるようになりました。より大きな環境に身を置き、自分の限界を広げられる挑戦が必要だと考え、その選択肢の一つとして留学を志しました。
モナッシュ大学を選んだ理由は?
元々はシンガポール国立大学(NUS)を志望していました。シンガポールという国自体に魅力を感じていたことに加え、NUSからビッグテック企業に進む卒業生が多い点に惹かれていたためでした。
一方で、モナッシュ大学は候補ではありましたが、当初はそこまで前向きではありませんでした。ただ、実際にマレーシアを訪れてみると想像以上に発展しており、生活しやすいと感じました。また、将来的に中国や東南アジア地域が成長していくと考え、マレーシアで学ぶ選択肢に魅力を感じるようになりました。
最終的にはNUSは成績面と学費の面から断念しましたが、学費や生活費を抑えつつ、オーストラリア本校と同等の教育を受けられる点や、卒業時には本校の学位が授与される点、本校への交換留学制度がある点に魅力を感じ、モナッシュ大学を選びました。

英語力、受験事情について
僕が履修していた国際バカロレア(IB)は日本語DPで、一部の科目は英語で授業を受ける形式でした。そのため、一般的な公立校の生徒よりは、英語で授業を受ける環境には慣れていたと思います。
ただし、高校2年生の時に受験したIELTSのスコアは5.0で、モナッシュ大学の出願基準には届いていませんでした。一方で、IB English Bという科目のスコアでも出願可能であることを知り、そちらを利用して合格をいただきました。
海外大学進学で困ったこと
通っていたのは公立高校で、IBも導入されたばかりだったため、先生方も海外大学受験にはあまり慣れていませんでした。
そのため、自分から情報を共有し、こちらが説明する場面も多かったです。ただ、先生方は協力的で、積極的に動いてくださいました。
留学エージェントや学校のサポートもあり、出願書類で大きく困ることはありませんでしたが、保険やワクチン接種など、想定外の出費があった点は印象に残っています。
マレーシアに来てからは、初めての経験が多く、戸惑うことも少なくありませんでした。
特に、英語で友人を作ること、初めての一人暮らしや洗濯などの家事、そして英語で行われる授業についていくことには苦労しました。
今後の進路や目標
まずはモナッシュ大学本校への1学期間の交換留学を目標にしています。可能であれば、ヨーロッパなど他国への短期留学にも挑戦したいと考えています。
将来はエンジニアを軸にしつつ、世界情勢の変化も踏まえて柔軟に進路を考えていくつもりです。そのためにも、将来の選択肢を広げられるよう、高い成績を維持して卒業することを目標にしています。将来的にはビジネスの立ち上げも視野に入れ、社会に価値を生み出せる人材になりたいと考えています。
人生は一度きりだからこそ、自分自身が「面白い生き方をしている」と思えるような人生を歩みたいです。

メッセージ
留学を考えているなら、英語は早めにしっかり取り組んでおいた方がいいと思います。友人関係や授業への理解は英語力で変わることもあり、チャンスを広げる意味でも重要でした。
留学はハードルが高く感じられがちですが、実際には意外と行けるものです。まずは選択肢の一つとして持っておくだけでも十分だと思います。
現地では同じ立場の人が多く、心強さがあります。楽しいことも大変なことも含めて、すべてが貴重な経験になるはずです。

