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私がアメリカに進学した理由。Butteカレッジ , Kentoさん

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海外大学への進学を考えているけど、なかなかその決断に踏み出しづらい…
そんな方も多いのではないでしょうか?

今回はアメリカのButteカレッジに進学予定のKentoさんに、海外大学を目指したきっかけやその過程での困難についてインタビューさせていただきました。

進路選択に悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください!

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目次

インタビューに答えてくれた人

  • 名前:Kento
  • 所属大学:Butte College
  • 留学期間:2024年9月〜
  • 留学時の英語力:TOEFL ITP 567点(高3秋)
  • 出身高校:日本の公立高校→通信制高校
  • 海外経験:海外旅行に6回 ( オーストラリア、ニュージーランド、グアム、インドネシア)
  • 課外活動等の実績:特になし
  • 合格校:Butte College
  • 不合格校:なし

公立の進学校を高2で辞め、通信制高校に転入しました。また同時に、留学機関にも昼間学生として通っています。去年の9月から、オンラインでアメリカのコミュニティカレッジの授業も受けています。今年の9月からアメリカのButte College(コミカレ)に進学し、卒業後は四年制大学に編入し、国際政治を学ぶ予定です。

Butte Collegeってどんな大学?

カリフォルニア州の北部の山間部にある秘境のコミカレです。大学の敷地が自然保護区の中にあるので、林間学校の様なイメージでしょうか笑。

大学の公式サイトにはありませんでしたが、留学生は1%となっており、かなり少数派の様です。しかし留学生の内訳は、日本人を含むアジア人の割合が多い様です。
また、四年制大学への編入実積も高く、隣町のCSUと呼ばれるCalifornia State University Chicoへの編入率が最も高いコミカレです。もちろん州外の提携校の大学も多々あります。

求められる英語力もTOEFL iBTで45点、TOEFL ITPで450点と、語学要件については心配不要です笑。これらの点数は、アメリカのコミカレ入学に求められる最低点でもあります。
また、カリフォルニア州内のコミカレの中では費用がかなり安い学校となるため、資金不足だけどアメリカ留学を目指したい!という人にもオススメです。

なぜ海外大学へ?

国際政治を学ぶに当たって、本場アメリカで様々な国、宗教の学生達と学ぶことに強く惹かれたからです。
また、将来世界を股にかける職に就きたいという漠然とした夢もあったため、早い段階でグローバルな環境に身を置く事が大きなアドバンテージになると考えました。

また、グローバル人材として活躍したいという夢があるにも関わらず、英語を喋った事もなかったため、英語が話せずまともな海外経験もないまま社会に出る危機感にも強く後押しされました。

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Butteカレッジを選んだ理由は?

正直なところ、あまりポジティブな選び方ではないかもしれません。
円安により、目標だったUC系列の大学への編入が金銭的に不可能になりました。そのため、UC編入に強いコミカレに行く必要がなくなりました。

そこで一度計画を更地に戻し、費用・編入実績・治安等を鑑みて探した結果、安価で編入実積もあり、治安の良いButte Collegeに辿り着きました。住む町が自然豊かで綺麗だったのも安心材料になりました。

英語力、受験事情について

高3の4月に受けたTOEFL ITPが530点と、アメリカのコミカレであればどこでも入れる英語力はあったため、英語に関してはあまり苦労しませんでした

受験に関しては、通っていた留学機関の職員を通じて出願しました。英語力は足りていたため、自身の基本情報を記載したApplication letterと財政証明書を英語で書いただけです。
コミカレはモットーとして万人への教育というものがあるため、日本人であっても高校で最低限勉強していれば入学はできるのではないかと思います。

海外大学進学で困ったこと

親の了承を得るのには時間を要しました。しかし将来を見据えた計画であり、本気だということを伝えて説得しました。

また、円安の影響を受け、資金不足には今も悩まされ続けています。 奨学金の申込やアルバイト等で資金を増やそうと努力はしていますが、ドル換算にした途端に絶望的な気持ちになります🥲

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今後の進路や目標

今年の9月からButte Collegeに通う予定ですが、去年の9月からオンラインでアメリカのコミカレの授業も受けており、渡航の前月まで継続します。そのため、単位移行のシステムを利用してButte College は一年で卒業できる予定です
その後はまだ未定ですが、フロリダ州内の四年制大学への編入を目指しています。そこではInternational Relationsを専攻する予定です。

Universityの卒業後は、一度日本の企業に就職し帰国するつもりですが、機会があれば、アメリカに残る事も考えています。そして、私の最終的な目標はシンクタンク等で国際関係、国際政治の専門家として働く事です。
日米を始め、世界中と繋がるグローバル人材になりたいです。

メッセージ

私はまず第一に、誰でも海外進学は目指せるという事を伝えたいです!
僕は課外活動の実績や表彰された経歴は一切ありませんし、家が金満な訳でもでもありません。それでも海外進学の夢は叶えました。

皆さんにもう一つ、凄い人達を見て自信を無くさないで下さい。 SNS等で見る日本人の海外大生は、凄い経歴の方が圧倒的に多いです。それを見て、自分はこの人達みたいにはなれない、と悲観しないで下さい。僕の様に普通の人でも海外進学は目指せます

実際、大学ランキング上位校などを目指すのであれば、豊富な課外活動経験、高度な英語力、莫大な資金 (奨学金が出ない限り) が必要なのは言うまでもありません。しかし、僕の様にコミカレに行き、編入する道もあります。
友人は費用節約のため、イギリスを諦めてマレーシアへの進学を決めました。高校で英語の勉強をサボってきた友人は、現地の語学学校にまずは入学するそうです。 海外進学には、数えきれない程沢山の選択肢があります。

繰り返しになりますが、誰にでも海外進学の道はあります。チャレンジをする前に諦めないでください!

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