留学に限らず、大学生となればひとり立ちの時期がいつか来ると思います。
映画などだと空港や駅のゲートの前で家族や恋人と泣きながらお別れをするシーンが定番となっていますが、実際のところはみんなどうだったのでしょうか?
みんな、結局泣いた?
マレーシアに留学中の周りの友達に聞いてみると、泣いたと回答した人は3分の1程度。意外とみんな泣いてない。
やっぱり泣いたという人は家族との別れみたいな理由が多かったです。
余談ですが、周りはみんな7月、9月入学の人もお正月や年末年始には一時帰国する人が多かったです(特に女子)。それもあって泣かない人が多かったのかもしれません。
Twitterでアンケート取ってみるとこんな感じでした。投票数が少ないのは見逃してください笑
こちらも、なんだかんだで泣いたという人は全体の35%ほど。
私自身も空港では泣きませんでした。
とりあえずファウンデーションコースが終わった一年後には一度帰国するつもりだったので、「まあ別に一年後に会えるし」という考えでした。というか、渡航が不安すぎてそれどころじゃなかったです。
空港が近かったため渡航直前はおばあちゃんの家に泊まっていて、おじいちゃんおばあちゃんはフライト当日に空港、それ以外の家族とはおばあちゃん家への送迎の途中でお別れしました。母は泣いていましたがそれ以外の人は泣いていませんでした。
でもお前も泣きかけてたじゃん
「でもお前も渡航前に留学行きたくない泣きそうとか言ってたじゃん」というツッコミもあるかもしれません。
確かに私も渡航が近づいてきて家で泣いたことは何回かありますが、理由が若干違います。
自分の人生を振り返ってみた時に、「今までの18, 19年間って、全然思い通りに生きられた人生じゃなかったな」という感情になりました。
- タイムマネジメントが雑魚で他のアメリカなどの海外大にチャレンジできなかったこと
- ギャップターム中の数か月、プログラミングの勉強や読書が全然できなかったこと
- もう少し今までの人生で何か頑張れたことがあったんじゃないかという後悔
- ネット上で見かける勉強も課外活動も自分より頑張っている他の海外大生
これらの要素が絡み合って「自分の人生は何だったんだろう」という気持ちになり、自分が情けなくて泣きました。
英語の勉強も数か月間何もできなかったのに加えて初めての海外一人暮らしだったので、留学が正直とても怖かったです。そういった留学に対する不安があったため、自然とネガティブな気持ちになっていたのかもしれません。
泣きたいときは、泣けばいい
別れが寂しくて泣くということは全然変なことではないですし、辛い時は思いっきり泣いた方がスッキリした気持ちで留学に行けていいと思います。
ただ、現地に到着してからもメソメソしていたら少し勿体ないなと思います。
留学は英語力はもちろん、異文化理解などの価値観が広がるという意味でも成長のチャンスです。留学を決めた瞬間は誰だってワクワクに満ち溢れていたと思います。
留学前で不安な人は特に、楽しいことが待っているんだ!という前向きな気持ちでこれからの留学生活のことを考えてみればいいのではないでしょうか。