楽譜の書き方に悩んでいませんか?音楽を学ぶ上で、正確な楽譜作成は欠かせません。しかし、記譜のルールや細かな決まり事を理解するのは容易ではありません。
そんな悩みを解決してくれるのが、『エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方』です。本書は、楽譜作成に必要な知識を網羅したガイドブックで、私もめちゃくちゃお世話になっています。

普段はYouTubeで耳コピ動画を投稿しているので、ぜひ見てみてください!
こちらの記事の内容は動画でも解説しています!
楽譜の書き方、実は意外とみんな間違えてる
楽譜の書き方はなんとなく知ってるよ~という人も多いと思いますが、「いざ手を動かすとなるとどうやっていいのかわからない」という人も多いと思います。また、細かい記譜法については意外とネット上に出回っている楽譜は間違いだらけだったりします。
例えば、同じ長さでも4拍子の曲は2, 3拍目の区切りを明確にしなくてはいけないという決まりがあるため、前者の書き方のようにタイを使わず、2, 3泊目にまたがる音符の書き方をしてはダメ。


また、こういった休符の使い方もダメ。


でもこんなことはあまり知られていません。だって、ピアノ教室とかで記譜法を教えてもらうことなんてあまりないから。
『エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方』の基本情報
そんな時に記譜法のルールを学ぶのにおすすめなのがこの本。まずは基本情報の紹介。
- 著者:トム・ゲルー、リンダ・ラスク
- 監修:西尾 洋
- 翻訳:元井 夏彦
- 出版社:ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス
- 発売日:2015年3月20日
- 仕様:A6判縦/328ページymm.co.jp
本書は、楽譜を書く際に必要な楽典と楽譜の書き方をわかりやすく紹介したガイドブックです。記譜のルールをきちんと理解すれば、読みやすい楽譜を書くことができ、曲が意図するものを明確に伝えられるでしょう。
この本の圧倒的おすすめポイント
この本の特徴
この本は、主に以下のような内容を網羅しています:
- 記譜の基本ルール: 音符、休符、拍子記号、調号などの基本的な記号の使い方。
- 楽譜の種類: リードシートやスコアなど、用途に応じた楽譜の書き方。
- 実践的な譜例: 理論だけでなく、具体的な例を通じて実践的な知識を習得可能。
特徴としてはこんな感じ。


使いやすい事典スタイル
テーマや用語ごとに50音順でまとめられており、必要な情報をすぐに引き出すことができます。ハンドブックサイズで持ち運びやすく、いつでもどこでも参照可能です。
わかりやすい解説&譜例付き
各項目には具体的な譜例が添えられており、視覚的に理解を深めることができます。これにより、理論だけでなく実践的な知識も身につけることができます。




こんな人には特におすすめ!
- 楽譜作成に自信がない方 楽譜を書く際に、細かいルールや記号の使い方に迷うことはありませんか?本書は、そんな疑問を即座に解決してくれる頼れるガイドです。
- 音楽教育に携わる方 生徒に正確な楽譜の書き方を指導するための参考書として最適です。具体的な譜例とわかりやすい解説で、効果的な指導が可能となります。
- 作曲や編曲を行う方 自身のアイデアを正確に楽譜に起こすための知識が詰まっています。プロフェッショナルな楽譜作成を目指す方にとって、強力なサポートとなるでしょう。
困ったことがあったら大体載ってるので、手元にあるととても心強いです!



楽器屋さんや本屋さんでいろんな楽譜の書き方の本を読んだんですが、これが一番いいなと思いました。
ただし、流石に「4分音符って何?」とかの超基本事項は載っていないので注意!
まとめ
『エッセンシャル・ディクショナリー 楽典・楽譜の書き方』は、楽譜作成に関する疑問を解消し、音楽活動をより充実させるための必携書です。初心者からプロまで、幅広い層に対応した内容で、音楽家にとって強力なサポートとなるでしょう。
本当にこの本があれば楽譜作成に関する大体の疑問は解決します。楽譜制作に興味がある方なんかは、ぜひ一冊手元に置いておいておいてもよいのではないでしょうか?



普段はYouTubeで耳コピ動画を投稿しているので、ぜひ見てみてください!