人生で挫折したことがない私と、挑戦したことがない私

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就職活動で1億回くらい聞かれる質問は、「学生時代に一番力を入れたことと、そこでの課題と、挫折を乗り越えたこと」だろう。私も大学院進学ではなく就職をするかもしれないので、そろそろそういう自己分析も始めてみようかなと思った頃合いだ。

ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)については、ブログやYouTube、人工知能オリンピックなどなどいくらでも話せるネタはあるのだが、この質問を考えてみて思った。

私は、特に人生で挫折したことがないってことに。いや、正確には挫折したことはあるのかもしれないが、それを挫折と捉えていないとかの様々な要因がある。

そのため、今回は👆の質問に対する自分なりのアンサーを考えるついでに、なぜ私が挫折を認識していないのかについて分析してみることにした。

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目次

なぜ私は挫折したことがないのか

なぜ挫折や課題と聞いてピンと来ないのか。いくつか考えられる理由がある。

挫折を挫折と思わないタイプの性格だから

課題と言えば、人生を振り返ってみればこんなことも一応課題とは言えるかもしれない。

  1. YouTubeが初期は全然伸びず、1000人到達まで時間がかかった
  2. 学校のグループ課題で全然作業しない人がいた
  3. 東京大学の推薦入試に全力で挑戦したが、落ちた

だが、正直別にこれが課題だとか挫折だとは思っていない。

1については、アルゴリズムの仕様上、ほとんどの人は最初は全然伸びないということをネットでリサーチしていたので、そういうもんなんだろうな~と思っていた。普通にそのまま継続していたら予想通りその後は1万人まで伸びた。

2については、「まあ顔しか知らない人とグループになったんだからそういう人もいるよな~」と思って、私ともう一人の作業ができる子でその人の分までサクっと終わらせた。

3については、自分にできることをして面接などの手ごたえもあって完璧だったのに落ちたので、私が悪かったのではなくたまたま向こうが求めている人物と違ったのだろうな、という解釈ができている。推薦入試は明確な正解があるわけでもないので、ただ縁がなかったというだけで、それ以上でもそれ以下でもない。

こんな感じで、別に何か課題を課題だと思わずに先に進めるタイプだというのが第一の原因。

努力の閾値が人より高いから

あと、私は努力の閾値が世間一般よりは高い方だと思う。

自覚していなかったが、普通の人が課外活動でやるような努力の2倍とか3倍の努力をデフォルトでやってしまうタイプの性格(というか、楽しいことは頑張れるから)なので、当然結果が出やすい。
それに、もし人の3倍努力して勝てなかったら4倍努力すれば何とかなると思っているところもあるので、そういうことが平気でできる。

挫折云々とかいう以前に、そもそもの頑張り度合いが高いので課題を感じるまでもなく努力で乗り越えられてしまう、というのがもう一つの理由。

PDCAサイクルの回し方とカンが良いから

いくら努力すると言っても、方向性が間違っていたらその努力は台無しになる。

だが、私の場合はPDCAサイクルの回し方が割と上手いので、ある程度正しい方向に自然と努力ができるのだと思う。色々な課外活動の経験から得た仮説→検証→改善によるスキル上達が自然とできるカンがあるのだ。

  • 自分が困っているマレーシア留学のことをブログのネタにしたら需要があるだろう
  • 私が好きな音楽は1億回とか再生されているので、ピアノ楽譜を耳コピで作ったら需要があるだろう

などなど、暴走した変な目標などを設定せず、そこそこ正しい方向性に努力ができる。試験対策などについても、一度過去問を見て全体像をつかんでからやるので、効率の悪い勉強をしたことがない。

そういう感じで、そこそこ正しい方向を向くことができるカンがあるので、上記の努力を組み合わせると課題を自動的に乗り越えられてしまう、という説。

挑戦をしたことがない(?)から

先ほど、「もし人の3倍努力して勝てなかったら4倍努力すれば何とかなると思っている」と書いた。ここから察するに、もしかすると、私は大した挑戦をしたことがないから挫折したことがないのかもしれない。

というのも、世の中にはいくら努力しても敵わない天才というのが一定数いるからだ。だが、私は努力をしても大会で結果が出ないな~という、いわゆる才能とかセンスの壁にぶつかったことがない。

これは、恐らく「この分野じゃ私は勝てないな」という見込みのものについては私の脳が興味を持たないように回避しているからではないかと思っている。
負けず嫌いな性格なので、この分野は向いてないなと思うものについてはそもそも楽しくないし、続けようとは思わない。

そういう感じで、いい感じに勝てそうな分野を見つける能力があって小賢しいと言えばそれまでなのだが、そもそも勝てない分野で変な挑戦をしたことがないから挫折したことがないのかもしれない。

自分なりの解決策を言語化してみよう

ただ、実際に「挫折したことがないです✨」などと言うのは流石に相手が求めているものではないと思う。本質的には挫折を経験した場合にどうやって乗り越えるかを聞かれている質問だから。

なので、もう少し一般化して自分なりに回答してみると、

  • そもそも早い段階で見切りを付けて、勝てなそうだったらフェードアウトする
  • 高速でPDCAサイクルを回し、おかしな方向性に努力していたら早期に修正する
  • 課題にぶつかったら努力量を増やし、それでもダメだったら諦めるか更なる方向性の変更をする

というのが私なりの挫折の乗り越え方なのではないかと思う。

それで言えば、

  • 大学やインターンで忙しくてブログを書く時間が取れない
  • 思っていたよりもブログでウケるネタと滑るネタがある

などの細かい修正すべき箇所はあった気がする。自覚がないので、これからはそういう所を日記をつけてみるなりして、もう少し見直してみるようにしようと思う。

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コンフォートゾーンを抜けてみる

それでこの質問の回答にはなるだろうから良いのだが、最後の所は気になる。

私は自分が勝てそうな安全圏のものにしか挑戦したことがないから、挫折をしたことがないのかもしれない、ということ。

流石に全国レベルで色々結果を出したこともあるので、分野を選んでいるから勝てているだけだ!などと言われるとちょっと納得いかない気もしてきたが、確かに勝てる見込みがあってやっていることだと言えばそうかもしれない。

もう少し面白い人生を送るためには、そういう安全圏、コンフォートゾーンを無理やり抜け出して新しいことに挑戦してみるのも必要なのかもしれない。

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