皆さんは托鉢を知っていますか?托鉢とは、上座部仏教の修行をされているお坊さんに対して、食べ物やお菓子、現金を喜捨する行いのことです。
日本ではなかなか見ないかもしれませんが、中でもラオスはルアンパバーンの托鉢は世界最大規模だそうです。そしてこの托鉢は生で体験することもでき、観光客に人気なんだとか。
なかなか珍しい機会だと思いますので、私も実際に2024年6月に体験をしてきました。今回はそちらの実体験を交え、托鉢のやり方や時間、値段や僧侶の方が来る場所などを解説していきたいと思います!
場所と時間帯
托鉢を行える時間帯は、毎朝5:30~6:00頃です。後述しますが、5:45分頃にはお坊さんが来てしまうため、余裕を持ってホテルを出るようにすることをおすすめします。
ただ、こちらのサイトでは11~2月は毎朝6:00~7:00とも書かれていたため、時期によって時間帯は変動するのかもしれません。
場所は、主にSisavangvong Roadという通りで行われているようです。ルアンパバーンのナイトマーケットの前の通りです。
私はこちらの通りで托鉢を体験しましたが、他の場所でもやっている場所はあるそうです。
托鉢を行う方法
ツアーに申し込んだりするやり方もあるようですが、道端でおばちゃんからお米などを購入する方法が一番分かりやすいと思います。
先ほど紹介した通りを歩いていると、そこらへんのたくさんのおばちゃんたちがいて、50000キープ(360円ほど)でこの写真のようなSticky rice(餅米)とクッキーのセットを購入することができます。手が汚れないように手袋ももらえます。
値段はどこも一律で、値引きなどはできません笑。
道には椅子がたくさん並べてあり、そちらに座ってお坊さんの到着を待ちます。しばらく待っていると、5:40分くらいにお坊さんが来ます。
私の場合はナイトマーケットの近くに座っていましたが、どうやら他サイトの情報によるとワット・シェントーンのあたりのほうが盛んなようです。
お坊さんはこちら側から歩いてきたので、もしかすると北東側で托鉢を行いたい場合はもう少し早めに行った方が良いかもしれません。
お坊さんが来たら、お坊さんが手に持っているカゴにもち米やお菓子を入れてあげましょう。他の方では現金を喜捨している方もいました。
お坊さんの列は二回ほどに別れてくるため、一回でお米を全部使い切ってしまわないように小分けにして渡すのがおすすめです。結構小さめのほうがいいかも。
やってみた感想
托鉢が終わった後にお坊さんについていってみると、お寺で小さい子供たちにお供え物を分けてあげていました。調べてみると、どうやら孤児などに食品などを分け与える文化があるようです。
人の温かみを知ることができた、ラオスでの貴重な体験でした。
ラオスに来た方はやってみることをおすすめします!まあこんな呑気なことしてて飛行機逃したんだけどね。
終わった後には近くでモーニングマーケットもやっているので、そちらで朝ご飯を食べるのも良いかもしれません。ちなみに、写真の謎の肉は脂っこすぎて食べたら気分が悪くなって吐きました😇