マレーシアでの生活って、実際どんな感じなんだろう?と気になる人も多いですよね。私も実際に留学してみて、マレーシアの生活が合う人と合わない人の特徴がだんだん分かってきました。
この記事では、現役留学生の視点から「マレーシアでの生活に生活に向いている人」と「向いていない人」についてまとめてみました。これからマレーシアで生活しようとしている人や、ちょっと迷っている人の参考になれば嬉しいです。

私は結構ローカルの人にもマレーシアに適応しているねと言われます笑。
マレーシア生活に向いている人
イギリス英語に抵抗がなく、柔軟に英語を使える人
マレーシアでは英語が準公用語のひとつとして使われており、発音や表現に独特のクセがあります。若干イギリス英語に似ています。
アメリカ英語に慣れていると最初は戸惑うかもしれませんが、抵抗なく柔軟に英語を使える人は、現地の人とのコミュニケーションがスムーズに進みやすいです。
新しい言葉やスラングを楽しみながら覚えられる人は、より豊かなマレーシア生活を送れるでしょう。


異文化や多様な価値観を楽しめる人
マレーシアはマレー系、中国系、インド系をはじめとする多民族国家で、多種多様な宗教や文化が混ざり合っています。そのため、普段日本で生活しているだけではなかなか触れられないような価値観や習慣に出会うことが多いです。
これを面倒くさいと感じるのではなく、「面白い」「学びになる」と楽しめる人は、毎日が刺激的で充実したものになるでしょう。


多少の不便や違いを楽しめる、適応力のある人
日本と比べると公共サービスの質や生活インフラに差を感じることもあります。例えば、交通渋滞や時間のルーズさ、買い物や食事のときの細かい違いなどです。
そういった小さな不便や違いを「これはこれでいい経験」と受け入れ、適応しようと努力できる人はストレスを感じにくく、マレーシア生活を長く楽しめます。
人とコミュニケーションを取るのが好きで社交的な人
留学生活は自分から積極的に人と関わらないと孤立しがちです。現地の友達や他国からの留学生、先生やスタッフなど、多様な人たちとコミュニケーションを楽しめる社交的な人は、毎日が充実します。
マレーシア人は会話が好きない人が多いので、そういうのが好きな人は生活がしやすいかもしれません。


好奇心旺盛で新しい経験にチャレンジしたい人
マレーシア生活では、新しいことが次々に起こります。異文化交流はもちろん、学校の授業、課外活動、旅行やアルバイト、ボランティアなど、積極的にチャレンジできる場面が多いです。
好奇心旺盛で「とにかくやってみよう!」と思える人は、充実したマレーシア生活を送れるでしょう。あと、地味に海外旅行に行きやすい立地(アジアのハブ)なので、そういう意味でも好奇心が強い人にはおすすめ!
マレーシア生活に向いていない人
アメリカ英語にこだわりが強い人
マレーシアの英語にはクセがあり、スペルや発音、単語の使い方がアメリカ英語と異なります。
アメリカ英語に強いこだわりがある人は、現地の英語表現に違和感を覚えたり、コミュニケーションでストレスを感じることがあります。
生活だけならまだしも、特に留学でそれを求める人であれば、別の国への留学が良いと思います。
清潔感や細かいマナーに厳しい人
日本のように衛生面やマナーが厳しく守られているわけではないため、例えば公共のトイレの状況やサービスの質などで戸惑うことが多いです。マナーというより、例えばちょっと遅刻してくるとか、そういう感じでみんなのんびり生きているので。
特に「常に完璧な清潔さを求める」「細かいマナーを大切にしたい」という人には、生活でストレスを感じやすい環境かもしれません。
あと、日本と同じようなサービスを店員さんに常に求めたり、神経質すぎる人はマレーシアに向いていないかもれません。



私の場合はマレーシアで神経質さが直りました。
イスラム文化や価値観に強い抵抗がある人
マレーシアはイスラム教が国教であり、宗教的な慣習や規則が生活のあちこちにあります。そうした文化や価値観に理解や受容ができない人は、生活での摩擦やストレスが増えやすいです。


過酷な環境や刺激的な環境を求めている人
マレーシアの生活環境は日本ほど整備されているわけではありませんが、サバイバル的な過酷さはあまりありません。逆に大都会の忙しさや緊張感も日本ほど強くないため、そういった刺激を求める人には物足りなく感じるかもしれません。
大学の課題や学生生活も大変なわけでもない上に、そこまでバチバチの天才がたくさんいるわけでもない(気がする)ので、そういう環境を求めている人は別の国のほうが良いかもです。


終わりに
マレーシア生活は、人によって向き不向きがハッキリ分かれると思います。ここで挙げた特徴がすべてではありませんが、自分がどんなタイプかをイメージしてみると、マレーシアでの生活が自分に合うかどうかの参考になるはずです。
異文化や新しい環境での生活は楽しいことも多いですが、時には大変なこともあります。だからこそ、自分の性格や価値観を理解して、無理なく楽しめるかどうかが大切だと思います。
これからマレーシアでの生活を考えている皆さんが、素敵な生活を送れますように!