マレーシアの首都クアラルンプールから車で約20分の場所に位置する「モントキアラ」。
日本人駐在員の約7~8割がモントキアラに居住しているといわれるほど、日本人にも人気の高い街で、外国人駐在員や富裕層にも人気の地区として知られています。治安も良く、子育て環境も整っていることから、教育移住先としても注目を集めています。
本記事では、そんなモントキアラの魅力や特徴、住宅事情などを詳しく解説していきます。マレーシアでの生活を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
モントキアラとは？
モントキアラの大きな特徴は、何と言っても高級感あふれるコンドミニアムが目白押しのこと。ワンランク上の贅沢な暮らしを求める人々を魅了してやみません。他にも高級スーパー、ショッピングモールなど、快適な生活環境が整っていることで有名です。
例えば高級スーパーとしてはジャヤグローサー、ビレッジグローサー、コールドストレージ、QRAがあり、ショッピングモールとしては1 モントキアラ、163リテールパーク、プラザモントキアラなどの大型ショッピングモールも点在しています。
また、モントキアラにはガーデンインターナショナルスクール（GIS）やモントキアラインターナショナルスクール（MKIS）といった、有名なインターナショナルスクールが2校も立地しています。外国人駐在員が多く住む街柄もあり、子女の教育環境としても選ばれているのです。
一度訪れてみると、モントキアラだけ独特の街並みなのが分かると思います。
モントキアラの住宅事情
モントキアラの住宅は、主にコンドミニアムが中心となっています。高級感あふれるコンドミニアムが多数あり、庭付きの贅沢な間取りのものや、超高級コンドミニアムなど、様々なニーズに応えられる住宅が揃っています。ただし、その分、物件価格や家賃は高額になっているのが特徴です。
実際、駐在員の方の中には、毎月20万円（マレーシアの中だと高給な部類）ほども家賃がするコンドミニアムに住んでいる人もいるそうです。家賃は会社持ちで、かつ高級ホテルのようなコンドミニアムに住むこともできるそう。
ただし、築年数が古いものだと毎月10万円ほどで借りられる物件もあるようです。
ただし、近くにモノレールや電車はなく、基本的に移動手段は車です。自家用車を持っていない人はマレーシアで有名な配車アプリのGrabを使うことになります。逆に、他の場所からモントキアラに向かう際も車が無いと難しいです。
もちろん徒歩圏内に便利なお店はたくさんありますし、無料シャトルバスなども通っているため生活はしやすいのですが、外部に移動する際に慣れない車の運転をすることが少し不安だという声もあります。
このように、モントキアラは中心部から離れた場所にあり、かつ公共交通機関の利便性が低いことから、「陸の孤島」と呼ばれることがあります。
Rayただ、MRT(モノレール)の建設も進んでいることから、今後は交通の利便性が期待されています。
モントキアラの魅力
モントキアラの最大の魅力は、何と言っても外国人向けの快適な生活環境が整っていること。
先述のように、有名インターナショナルスクールや高級スーパー、ショッピングモールなど、日本人駐在員も安心して暮らせる施設が充実しています。
また、モントキアラは治安も良好。マレーシアの中でも有数の安全な街と評されており、子育てにも最適な環境が整っています。ホームレスの方もここでは全然見かけません。
加えて、モントキアラは高級感漂うライフスタイルを楽しめる街。高級コンドに住み、高級スーパーで買い物をし、ショッピングモールでくつろぐ。そんな贅沢な1日を、ここモントキアラでは当たり前のように過ごせるのです。
治安も良く、子育て環境も整っているため、家族連れにもおすすめです。日本人駐在員も多く住むため、日本人コミュニティも活発で、安心して生活できる街だと言えるでしょう。
近くにはなんとあの駿台予備校のマレーシア校があったり、日本人向けの習い事クラブもあったりします。
Rayビジネスマンの方も多く住んでいて、そういった方と繋がれるのも嬉しいポイントですね。
終わりに
このように、モントキアラは外国人駐在員や教育移住先として人気の高級住宅街となっています。充実した生活インフラと、ワンランク上の贅沢な暮らしが魅力です。
もちろん、物件価格や家賃は高めですが、それだけの価値は十分にあると言えるでしょう。ラグジュアリーな暮らしを求める人にとって、まさに最高の住まいの地と言えるかもしれません。
特に移住を考えている方は、物件などを詳しくチェックしてみてはいかがでしょうか？
