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【理系×IB】海外大学に通う私の、高校時代の履修科目を振り返ってみる

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普通の高校だと、高2から文系理系に分かれて自分の取りたい科目を履修することになると思います。私は普通科の理系でした。

ただ、一言に理系とはいっても選択科目なんかもあるため、今回は私がどういう考えや戦略でどういう科目選択をしたのかについて書いてみようと思います(ただ自分の高校時代の記憶を振り返りたくなっただけ)。

共通テスト+マレーシアの大学(書類で受かる)の併願なだけなので若干タイトル詐欺ですが、まあそこは触れないでおいてもらって…

国語

理系と言えど必修だったので特に書くことはありません。現代文Bや古文Bをやりました。

授業は自称進学校!って感じの授業で面白くなかったですし、定期テストも教科書の暗記ゲーでした。
ただ、学校でやらされた現代文の要約や古文の品詞分解、音読についてはまあまあ受験において役に立っているんじゃないかと思います。

現代文の評論は好きではあったんですが、感覚で解いていたので点数は安定していませんでした。古文はあまり得意ではなかったですが、漢文は文章のオチもあって面白かったので結構好きでした。
こういう感じの参考書をもっと早くからやっていれば良かったかもしれないですね。


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社会

倫理, 政治・経済を履修していました。理系なので社会は一科目だけです。
新課程から公民の名称が変わるようですね。

理系だと地理選択が多いと思うんですが、地理は苦手で嫌いだったのでやめました。歴史も大嫌いでしたが、公民は中学の頃から興味もあって得意でした。公民を教える先生が好きだったことも相まって、この選択にしました。
倫理や政治・経済単体だと旧帝大などは受験できないため複合科目で共通テストは受験しましたが、学校で履修していたのは政治・経済だけで、倫理は独学でマスターしました。

社会は「地理は暗記量は少ないが点数が安定しない」「歴史は大変だが安定しやすい」「公民はその中間」などと言われています。
理系だと特に社会の選択であれこれ言われることが多いと思いますが、結局共通テストでしか使わないとので好きなものを選べばいいと思います。好きこそものの上手なれ的な感じで、興味があることが一番大事だと思います。

実力的には理系なのに模試で全国上位を叩きだすほどの得意科目でした。本当に公民を大学で専攻してもいいと思うくらいに勉強してて楽しかったです。あと、一般教養としても非常にためになりました。

数学

国際バカロレアの数学を履修していました(IB科目の単科履修が認められている学校だった)。テキサスの関数電卓を使ってみたり、英語の教科書で数学をやったりする経験ができて面白かったです。

大半の生徒は普通の一般数学の授業を取るので、人気がない選択科目でした。
ですが、この科目を履修している友達はみんな志望校が旧帝大以上で賢かったので、授業のレベルがとても高かったです。

カリキュラムが日本のものとズレているため、数学Ⅲに出てくる全部の範囲までは扱われず、代わりに旧高校課程ではやらない統計の勉強をしたりしました。ですが、先生が日本の大学も受験できるようにと気を利かせて授業を急ピッチで進めてくれて、余った時間で数学Ⅲまで教えてくれました。

高1の頃は数学が超得意だったんですが、サボりすぎて後半では逆に足を引っ張るようになりました。数学ができない、苦手なのではなく、単純に演習不足すぎました。

理科

物理&化学選択でした。理系なので二科目です。化学は理系コースは必修だった気がします。

本音を言うと物理&生物選択ができれば良かったです。
生物のほうが化学よりも好きで得意だったんですが、これで工学部とかを受験しようとすると受験校の幅が狭くなってしまいそうなので、やめました。もっと物理&生物選択で受験できる大学が増えればいいのに。

物理はもともと得意だったので良いんですが、化学がどうも苦手(化学式などに馴染めず、反応がイメージできない)でした。その上、先生が高3の11, 12月あたりまで授業をしやがっていたのでメチャクチャ焦りました。
最終的に問題量を自宅でバカみたいにこなして受験は乗り切りました。理科はなぜか物理よりも化学や生物のほうが女子率が高いので物理選択の男子は不幸を見ます。


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英語

こちらも国際バカロレアの英語を履修していました。

IB English B HLというもので、授業は指示なども含めて全て英語でした。
この経験があったので留学先でも英語の授業に困らなかったのかもしれません。ちなみに、海外に留学している今でも英語は別に好きでも得意でもありません。

環境問題、男女格差などの正解がない問いについての考えを授業でぶつけ合う、議論中心の授業でした。一年生の頃の教科書をなぞるだけの英語(特にコミュ英)には嫌気がさしていたので、こういう授業は新鮮で面白かったです。
ただ、扱うテーマが漠然としており、洋書を読まなくてはいけず予習復習がとても大変でした。

最初はモチベーションが高かったんですが、先生が文法などをあまり指導してくれないところと課題の多さに嫌気がさして、途中から超テキトーに授業を受けるようになってしまいました。
ここで真剣に予習復習授業に取り組んでいれば今頃すごい英語できるようになっていただろうと思うので、とても後悔しています。しっかり勉強を頑張れる人にとってはIBは神カリキュラムだと思います。

まあただ、結果としてスピーキングに対しては他の日本人よりは抵抗がなくなったというのと、模試の英作文問題は爆速で終わらせられる能力が身に付きました。あと、IBの最終試験の形式がIELTSと非常に似ている(特にリーディングとスピーキング)ので、海外大志望勢にはかなり有利かと思います。

最終試験の結果は60点で、グレード6寄りの5でした。これはIB生全体で言うと下位30%に相当するので相当な落ちこぼれです。まあそれでもIELTS6.5相当の点数ではあるそうなので、やっぱりIBは世界最凶と言われているだけあります。

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その他の科目

まあ後は選択というか、実技科目みたいな所になると思います。あまり嫌いな授業とかはありませんでした。

運動も好きだったので体育も好きでしたし、情報の授業なども楽しかったです。芸術は音楽を選択していました。書道も美術も苦手なので嫌でした。

と、こんな感じの履修登録をしていました。特に書くこともなくなりましたし、オチもないのでここらへんで終わります。

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