マレーシアの熱帯気候の中、冷えたビールやカクテルは最高のご褒美。でも、「マレーシアでお酒って高いよね?」と聞かれること、よくありますよね。留学や移住、旅行でマレーシアにいるなら、アルコールの値段は気になるところ。
この記事では、マレーシアでのビールやアルコールの価格と賢く楽しむコツをサクッと解説します。

私も21歳になったのでアルコールが飲めるように!
マレーシアで飲酒はできる?注意すべきことは?
マレーシアはイスラム教が国教で、人口の約60%がムスリム。イスラム教では飲酒が禁じられているため、アルコールは非ムスリム向けに提供されています。一応、日本人の多くは非ムスリムだと思うので、飲酒は問題なくできます。
クアラルンプール(KL)、ペナン、ジョホールバルなどの都市部では、バー、レストラン、スーパーでビールやワインが普通に手に入ります。コンビニでも、若干高いですが売っています。
ただし、いくつか注意点も。
- ムスリム向けの店ではNG:マレー系やムスリム経営のレストラン(例:マレー料理店)ではアルコール提供がほぼありません。
- 保守的な州に注意:ケランタンやトレンガヌでは、アルコールの販売が厳しく制限され、入手困難。
- 公共での飲酒は慎重に:公園やビーチでの飲酒は法律で禁止。バレると罰金の可能性も。
- 年齢制限:21歳未満への販売は禁止。身分証明書の提示を求められることも。
非ムスリムなら、都市部のバーや中華系レストランで気軽に飲めますが、場所やマナーを守りましょう。


アルコール類の値段は?
マレーシアのアルコールは、タイやベトナムに比べると高いです。
理由は高い酒税。ビールには1リットルあたり約7.4リンギットの物品税+15%のアドバロレム税(ad valorem tax)がかかり、輸入酒には関税も上乗せ。目安価格は以下の通り:
- ビール:スーパーでTigerやCarlsberg(320ml缶)が7~10リンギット、660mlボトルは14~18リンギット。バーでは1杯15~30リンギット。
- ワイン:スーパーでまともなボトルは40リンギット~、バーだと1杯20リンギット~。
- スピリッツ:ウイスキーやジンのボトルはスーパーで100リンギット~、バーでカクテル1杯25リンギット~。
外食だと価格が跳ね上がるので、予算重視ならスーパー購入がマスト!
価格は2025年4月時点の目安は、1リンギット≈32.7円。
安くアルコールを買うコツ
高いとはいえ、賢く買えばお財布に優しく楽しめます。
アルコール類を安く買うコツはこれ。
- スーパーで買う:Giant、Aeon、7-Elevenでビールを。24缶パックなら1缶5~6リンギットに抑えられることも。
- ハッピーアワーを狙う:KLのチャンカットやペナンのガーニードライブのバーでは、夕方~夜8時にビールが10リンギット以下になる場合も。
- ドン・キホーテを活用:日本のビール(アサヒ、キリン)が12~18リンギット。セールも要チェック。
- 免税エリアへ:ランカウイやティオマン島は免税で、ビール1缶4~5リンギット。旅行ついでに買いだめを。
- ローカルブランド優先:TigerやAnchorは輸入ビールより安め。
週末はスーパーの棚が空くこともあるので、早めの買い物が吉。ドンキの人気商品もすぐなくなるので注意!


まとめ
マレーシアはイスラム教の国ですが、非ムスリムなら都市部でビールやアルコールを問題なく楽しめます。
ただし、高い酒税で価格は割高。特にバーやレストランはスーパーの2倍近くになることも。安く飲みたいなら、スーパーでのまとめ買い、ハッピーアワー、ドンキ、免税エリアをフル活用!
地域やマナーを守りつつ、トロピカルな夜を冷えたビールで満喫してください。次、飲みたくなったら、GiantかドンキへGO!