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マレーシアで車で事故って、相手に賠償金未払いで逃げられた話

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先日、友達が家族でマレーシアのペタリンジャヤ内で車を運転していた際、交通事故に遭ったそうです。

ただ、相手に非がある形での事故だったため当初は相手が車の修理費用を払ってくれる予定でしたが、ここはテキトーな国マレーシア。しっかり相手に賠償金未払いで逃げられてしまったそうです。

マレーシア国内では車の事故も多いと聞きますので、トラブルの一例として、事故の状況やトラブルになった時のアドバイスを教えてもらいました(掲載許可はもらいました)。ぜひ参考にしてみてください!

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目次

いつどこで事故があった?

友達がお母さんと家族で出かけていた際、マレーシアのペタリンジャヤで事故がありました。目的地に向かう最中の、住宅路での事故でした。

前方にはトラックが待機しており、後ろに友達の家族の車が続いている状況でした。その際、友達のお母さんが車で左折しようとした瞬間、トラックが急にバックしてきたそうです。
その結果、車の左前部がトラックにぶつかり、ボコボコに。写真だと伝わりづらいですが、ボンネットも少し開いてしまったそうです。

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交通事故の後の流れ

運転手との交渉

事故後、他の車の通行している道路だったので、車を道路の端に寄せました。その後、トラックの運転手が車から降りてきました。彼は30代くらいのインド系の男性で、すぐにお母さんと話し始めました。

運転手は「ごめん、100%僕が悪い、弁償するよ」と謝罪しましたが、親も初めての経験でどうしていいか分からず、警察を呼ぼうとしました。すると運転手は、「僕の知り合いのワークショップで直すか、ポリスレポートを作るか」という二つの選択肢を提示してきました。

お母さんは「ポリス」という言葉を聞いて安心し、その人の言う通りポリスレポートを作ることにしました。流石に知り合いのワークショップは怪しすぎるからです。

しかし、運転手はICの番号や名前を教えようとしませんでした。何回聞いても頑なに答えようとしないので、車のナンバーと顔写真を隠し撮りして、「ポリスステーションに行ってくるよ」ということで解散しました。

ポリスステーションに到着

そこから車で走って数分の場所にあるポリスステーションに到着しました。車はボコボコでしたが、走行には問題ありませんでした。ただ、そこで「交通事故専用のポリスステーションに行け」と言われました。
交通事故は普通のポリスステーションでは対応できないそうで、マレーシアに数か所しかない交通事故専用のポリスステーションに行くように、とのことでした。ただ、今回は幸運にも20分ほどの場所にありました。

ポリスステーションではポリスレポートを作成しました。対応は英語で行われ、建物内部はTheマレーシアのローカルな建物、という雰囲気だったそうです。こんな感じの流れだったそうです。

  1. まず、自分の個人情報を書く
  2. 名前が呼ばれるまで待つ
  3. パスポートを渡す
  4. 何時何分にどこで○○~と事故の説明を口頭でする。ビデオレコーダーなどは見せていない
  5. その後、座って待機
  6. 実際の車の写真などを警察が撮影
  7. その後数リンギット払い、紙2~3枚のポリスレポートを貰った

全体では2〜3時間かかりました。その日は壊れた車で家に帰りました。

ポリスステーションで問題発生

ここで、相手が弁償してくれると思っていたのですが、実はマレーシアでは事故の加害者もポリスレポートを24時間以内に作成しないと賠償請求ができないことが分かりました。相手が来なかった場合、相手はペナルティだけで済み、修理費用は支払われません。

運転手が来たかどうかは分かりませんが、結局相手の保険は使えず、自分たちの保険で修理することになりました。というより、マレーシアでは仮に相手の保険を使用する場合でも一旦は自分の保険を使う必要があるそうです。

修理は後日Protonというマレーシアの車屋さんで行いました。マレーシアのそこそこいい保険に入っていたそうで、修理費用は全額6000RM保険で賄えたそうです。ここで、Protonが保険会社に相手の車のナンバーやビデオレコーダーの動画を渡したそうです。

修理には3週間かかると言われましたが、実際には1週間ちょっとで終わりました。警察側で最終的にトラックの保険を使うかどうかの結果が出るのは40日後だったそうですが、予想通り相手の保険は使えず、逃げられました

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交通事故に遭った時のアドバイス

もしも事故に遭った場合のアドバイスとしては、こんな感じのものが挙げられそうです。

  • 最初から事故現場に警察を呼び、逃げられないようにする
  • 相手の個人情報をしっかり抑える
  • その場で支払える範囲の修理費用なら払わせる

今回はマレーシアの交通事故の後の流れをよく知らなかったために悪いマレーシア人に騙されてしまったのかもしれません。友達の家族も初めての事故の経験だったのでパニックになってしまったそうですが、冷静に対応してポリスレポートを作成することが大切です。

個人的には、相手がポリスレポートを作成しないと賠償請求できないという仕組みには驚かされました。普通にしていて相手が出向くとは思えないので、泣き寝入りするしかない気がします。普通のマレーシア人はどうやって事故に対応しているんでしょうか?

ただ、現地の人は300〜400リンギ程度の事故ならその場で現金で解決することも多いようです。警察にも賄賂文化が横行していたりするような緩い国ですので、警察に報告しないこともあるようです(噂ですが)。
どちらにしろ、トラブルが起こった際には相手と一緒にしっかり警察に対応してもらう必要がありそうです。

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