Grabというサービスをご存じだろうか？マレーシアでよく使われる配車サービスで、ご飯なんかのデリバリーもできる。
マレーシアで生活している人や旅行者なら誰しもが使うことになると思うが、先日いつも通りこのGrabを使っていたら、高速道路で事故って危うく飛行機を逃しそうになった。
今までこんなことはなかったため非常に驚いたので、少し振り返りながら記事にしてみようと思う。
事故の経緯
まず、この6月3日は朝の8時20分にクアラルンプール国際空港（KLIA）のターミナル2を出る飛行機に乗る必要があった。バンコク経由でラオスに行くためだ。
私はSunway Cityに住んでいるのだが、KLIAに行くためには電車もしくはGrabを使う必要がある。この時は朝が早すぎて最寄駅から電車で行くと間に合わなくなることが分かっていたので、Grabでプトラジャヤ・サイバージャヤ駅（プトラジャヤ セントラル駅）まで行こうとしていた。
余談なのだが、Sunway Cityから直接KLIAに行こうとすると2000円ほどかかってしまう（なぜかKLIAまで行くと一気に値段が高くなる）。
ただ、市内→プトラジャヤ・サイバージャヤ駅と駅→KLIAまでの電車、の料金だとそれぞれ一気に料金が安くなるため、Grabで駅まで行ってそこからKLIA Transitを利用して空港に行くと合計1000円以下で行くことができる。
この謎の裏技をこの前見つけたので、この時もそうしていた。
そして駅に向かう途中の高速道路を走っていると、ガンッ！と大きな音が鳴って、その直後にバイクが車の横に転がってきた。運転手の方が急いで車を路肩に止めて、様子を確認しに行った。
どうなったのか
他のドライバーも次々に車を止めて、警察を呼んだりバイクのナンバーを確認したりしていた。どうやら車にぶつかったわけではなく、バイクのライダーがガードレールというか道路の側面に激突した事故だったらしい。
バイクのライダーがどうなったのかは知らないが、とりあえず30分ほど車の中で待機した気がする。そのあとGrabのドライバーが車に戻ってきて、「待たせてすまなかったね」と言い、再び車を走らせた。
時間に余裕を持って家を出ていたので結局飛行機には間に合ったのだが、あともう少し状況把握が遅かったら遅れていたかもしれない。
1年ほどGrabを利用していてこんな事故というかハプニングに遭遇したのは初めてなのだが、こういうこともあるので、特に空港に向かう場合は時間に余裕を持って行動しようと思った。
