マレーシアで生活したり、留学や旅行を考えている人にとって、知っておきたい祝日のひとつが「ハリラヤ(Hari Raya)」です。
特にイスラム教徒が多いマレーシアでは、国全体がお祝いムードに包まれる重要な行事。今回は、ハリラヤの意味や期間、現地での過ごし方、そして旅行や留学中に気をつけたいポイントまで、現役留学生がわかりやすく解説します!
ハリラヤって何?マレーシアでの宗教的な意味とは?
ハリラヤの概要
「ハリラヤ」とはマレー語で「祝祭日」を意味し、主に次の2つがあります:
- ハリラヤ・プアサ(Hari Raya Puasa):ラマダン(月)明けの祝日。日本では「イード・アル・フィトル」とも呼ばれます。
- ハリラヤ・ハジ(Hari Raya Haji):巡礼終了を祝う日。「イード・アル・アドハ」に相当します。
中でもハリラヤ・プアサが最も大きな祝祭で、断食月(ラマダン)の終了を祝い、家族や親戚と集まりご馳走を食べるのが一般的です。マレーシアの国民の約6割がイスラム教徒であり、政府もこの祝祭を正式な祝日として定めているため、国中が祝日ムードになります。

大学も一週間くらい休みになったりするよ!


ハリラヤ期間はいつ?
ハリラヤの期間はヒジュラ暦(イスラム暦)に基づいて決まるため、毎年日付が異なります。具体的な日程は月の観測により決定されるため、直前まで正式な日付が発表されないこともあります。
2025年の場合は、ハリラヤは3月31, 4月1日でした。通常、祝日は2日間設けられますが、多くの人が1週間〜10日ほどの長期休暇を取って帰省や旅行をします。
マレーシアでのハリラヤの過ごし方とは?
ハリラヤの期間中、マレーシアではさまざまな伝統的な習慣があります。
家族との再会と「バログ・カンポン(帰省)」
多くのマレー人は都会から地方の実家に戻り、親戚と集まってお祝いします。これを「バログ・カンポン(balik kampung)」と呼び、日本のお盆のような雰囲気です。
オープンハウス文化
ハリラヤの大きな特徴が「オープンハウス(Open House)」です。これは誰でも自由に訪れてご馳走をいただける風習で、ムスリムでない人でも歓迎されます。日本人留学生や旅行者でも、招待された場合はぜひ参加してみましょう。
伝統衣装と料理
男性は「バジュ・マラユ」、女性は「バジュ・クルン」などの伝統衣装を着用し、色とりどりの衣装で写真を撮るのが恒例です。また、レンダン(肉の煮込み料理)、クトゥパット(もち米の葉包み)、多種多様なクッキーやスイーツも振る舞われます。
ハリラヤ中に注意すべきこと
店舗の営業停止・交通の混雑
ハリラヤ当日と前後数日は、多くの店が休業します。特にローカルレストランやホーカー(屋台)などは長期休業になる場合もあるため、事前に食料や日用品を買い溜めしておくと安心です。また、バスや鉄道、高速道路は帰省ラッシュで非常に混雑するので、移動は計画的に行いましょう。



ショッピングモールや街中でも閉まっているお店もあったりしたよ。中華系の人のお店はやっているイメージ。




服装とマナーに注意
オープンハウスに招かれた場合は、露出の少ない服装を心がけることがマナーです。室内では靴を脱ぐ、料理をすすめられたら少しでも食べるなど、相手の文化を尊重する気持ちが大切です。
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まとめ
ハリラヤはマレーシアのイスラム教文化を象徴する、温かく華やかな祝日です。宗教的な意味を理解しつつ、オープンハウスや伝統料理などを体験することで、現地の人々との距離もぐっと縮まるはずです。
ちなみに、ハリラヤ期間は各種お店でクーポンなども配布されていたりもします!留学や旅行でマレーシアを訪れる方は、ぜひこの機会に異文化に触れてみてはいかがでしょうか?

