マレーシアで生活するなら欠かせないのが公共交通機関。特にクアラルンプール市内は電車網が発達しており、数百円以内で端から端まで移動できてしまうほどお得です。
ここでは、初めて利用する方に向けて、マレーシアでの電車やバスの乗り方を解説します。
電車の乗り方
切符(トークン)の購入方法
マレーシアの電車は、切符として「トークン」と呼ばれるコイン型のカードを使います。購入方法は次のとおりです。
- 駅の券売機で路線図を確認
- 行きたい駅をタッチ
- 表示された料金を支払う
- トークンを受け取る


入場時は改札にタッチ、降りるときは改札の投入口にトークンを入れる仕組みです。


ちなみに、Touch n’ Goと呼ばれるICカードを持っている人はカードを改札にタッチするだけで通過できます(写真に2枚目)。

こちらの方が圧倒的に便利なので、購入をおすすめします。駅やドラッグストアなどで販売しています。


券売機の注意点
券売機は便利ですが、日本と比べると少し不便な点もあります。
- 電源が落ちていることがある
- RM5以下の紙幣・コインしか使えない
- 読み取りが遅い
- お金を入れても返ってこないことがある
時間に余裕を持って購入するのがおすすめです。
少し前までは現金しか対応していなかったのですが、2025年から券売機がクレカ決済などにも対応したようです。


車両や駅の特徴
多くの路線はRapid KL社が運営しており、冷房が効いていて快適です。無人運転の車両もあり、近未来的な雰囲気。料金はとても安く、数百円以下で市内を横断できます。




バスの乗り方
路線バスの特徴
マレーシアのバスは大きく分けて2種類あります。
- BRT(高架路線バス):電車と同じようにスムーズに利用可能
- 地上を走る路線バス:安いが、現金が使えない場合が多い




支払い方法
ICカードをバスの乗車口でかざすか、乗車後に回ってくる係の人に料金を支払って切符をもらう方式(ローカル風なバスに多い)です。
ただし、一部のバス(特に地上路線)は現金不可で、先ほどもご紹介したICカード「Touch ‘n Go」が必須です。
バスは前乗りのことが多い気がしますが、たまに後ろ乗りのこともある気がします(あんまり乗らないから忘れた)。まあ雰囲気でなんとか乗りましょう♨️


まとめ
マレーシアの公共交通は日本よりも格段に安く、慣れるととても便利です。
- 電車:トークン購入で簡単に利用可能。ただし券売機は不便な点があるので注意。
- バス:一部は現金不可。ICカードを持っているとスムーズ。
初めてでも安心して利用できるので、ぜひ活用してみてください!