【マレーシア留学】外国人とのコミュニケーションで本音と建て前の使い分けは必要?

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マレーシア留学では、多様な文化背景を持つ人々と交流する機会が増えます。日本人はよく「本音と建て前」を使い分けていますが、外国人とのコミュニケーションではどのように意見を言うのが良いのでしょうか?

特に英語を使う場面では、日本語とは異なるコミュニケーションの文化があるため、会話のノリも変わります。今回はその件について書きました(別にマレーシアに限らないかも)。

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英語では日本語よりもストレートな表現が求められる

日本語では遠回しな表現が多く使われますが、英語では明確に伝えることが重要です。これは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?

例えば、日本では「今日、ちょっと荷物が多くて…」と言えば、相手が察して荷物持ちを手伝ってくれることが多いと思います。ただ、マレーシアで「I have a lot of stuff today…」などと言っても「Oh, that’s tough.(大変だね)」で終わってしまうことがあったりします。

ですので、この場合だったら、荷物持ちを手伝ってほしいなら「Can you help me carry this?(持つの手伝ってくれる?)」とはっきりお願いするほうがお互いスムーズなのです。

英語自体がそういう言語なのだというのもありますが、マレーシアの場合は特にたくさんの民族がいるためにお互いの共通認識や常識が通用しない場面が多く、ストレートな表現が好まれるのではないかと思います。

とはいえ、ストレートすぎると失礼になることも

とはいえ、マレーシアの人たちも「察する」能力がないわけではありません。あくまで、ストレートに言った方が伝わりやすいよ、という程度の話です。

それに、英語ではダイレクトな表現が求められると言っても、相手の気持ちを無視したりオブラートに包まずに発言をしていいというわけではありません。あまりにも直接的すぎる言い方は避けるべきです。

例えば、グループワークで意見が合わない場合なら「I see your point, but I think this might be a better way.(あなたの意見は理解できるけど、こっちのほうがいいかもしれません)」といったように、相手の意見を一度受け入れてから伝えるとスムーズに話が進むと思います。

「英語の感覚」のまま日本人に話すと誤解を生む

留学生活に慣れてくると、英語のストレートな話し方が自然になり、日本人同士にも同じように話してしまうことがあります。ただ、そのまますぎる感覚だと喧嘩になることもあります笑。

日本人は察する文化(良いことなのか悪いことなのか…)の影響で、直接的な物言いを好まない傾向があります。なので、仮に意見が合わない場合でも「もうちょっと別の考え方もできるかもしれないね」といった遠回しな表現のほうが適している場合が多いのです。

あと、これは留学していないと分かりづらいかもしれないのですが、人間って話す言語によって頭やキャラが切り替わる感じがあるんですよね。例えば、私の場合は英語で話をしているときのほうがノリが良かったりします。

そういうことがあるので、同じ留学している日本人同士だとしても、英語で話しているときは何とも思わなかったけど、いざ日本語で同じ発言をされたらカチンとくる、なんてこともあり得ます。

マレーシアは狭い国なので、日本人が多い大学や日本人コミュニティで変な噂が立つとすぐに干されます。留学に来てまで何ネチネチしてんだよとは思いますが、実際にそういう人の話をよく聞くので気を付けましょう…

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まとめ

マレーシア留学では、日本語の「察する文化」と英語の「伝える文化」の違いを意識することが大切です。

  • 英語では日本語ほど「建て前」は求められないが、適度な遠回し表現は必要
  • 相手の文化に合わせた伝え方を意識することが重要
  • 日本人同士では、日本語の「空気を読む」文化を尊重しないと摩擦を生む可能性がある

このバランスを意識することで、外国人とも日本人とも円滑なコミュニケーションが取れるようになります。留学を通じて柔軟なコミュニケーション力を身につけましょう!

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