マレーシアは、一年を通して強い日差しが降り注ぎ、紫外線の量はなんと日本と比べて3倍以上とも言われています。
日焼け対策を怠ると、シミやソバカス、シワだけでなく、皮膚がんのリスクも高くなります。そこで今回は、一年間マレーシアで生活してみた日本との日焼けの比較や感想、マレーシアで効果的な日焼け対策をご紹介します!
マレーシアの紫外線事情
日差しは強い?
マレーシアは赤道近くに位置するため、一年を通して日差しが強く、紫外線量も日本と比べて非常に多いとされています。
体感だと、日本と比べて日差しはかなり強いと思います。マレーシアの位置だけでなく、クアラルンプールから外れると日本よりもあまり高い建物(高層ビルなど)がないため、日差しを遮るものがあまりないことも関係しているのかもしれません。
日焼けするとどうなる?
一般的なことではありますが、日焼けするとどういう不都合が発生するのかを簡単に書いていきます。
まず、紫外線は、波長によってUVA、UVB、UVCの3種類に分類されます。
- UVA:肌の奥深くまで浸透し、シミやソバカス、シワの原因となります。
- UVB:肌の表面を直撃し、日焼けや炎症の原因となります。
- UVC:大気中のオゾン層によってほとんど吸収され、地上にはほとんど届きません。
そして、これらによる日焼けのリスクには、以下のようなものがあります。「白内障」や「翼状片」は視力低下の原因にもなり得るので注意が必要です。
- シミやソバカス、シワ
- 皮膚がん
- 白内障
- 翼状片
- 免疫力の低下
ぶっちゃけ日焼けする?
結論、日本と同じ時間だけ外にいたら日焼けするけど、別に外に出る機会もそんなにないから日焼けしない。ただ、日差しが強い場所で一日外出しているとヤバい!
まずは論より証拠。私の高校の時の腕の写真がこちら。なんか文化祭の作業の時に撮ったものですね。
次に、マレーシアで生活して約一年が経過したころの写真がこちら。日光とかライトの当たり具合の問題な気はしますが、顔などを見てみてもそこまで変化しているようには思いません。
日差しは確かに強いとは思いますが、普段大学生活を送っている分には日焼けはあまりしないと思います。
というのも、大学に行くのには公共交通機関やGrabを利用する人が多いですし、体育の授業もないので外を出歩く機会はほぼほぼないからです。
休日に関しても、ビリヤードやショッピングモールで買い物をする、といった過ごし方が主流なので、外を出歩くこともあまりないのかなと思います。
日焼けしやすい場所や時間帯
ただ、もちろん日焼けをしやすい場所に一日中いると、日本以上にヤバいです。
例えばこの写真は台湾の友達とシンガポールをチャリで一日かけて一周した時の写真です(この話はまた別途書きます)。
タイのソンクラン(水かけ祭り)で外出していた友達などもめっちゃ日焼けをしていたので、このあたりの日差しはやはり強いようです。
マラッカやペナンといった少々クアラルンプールから外れた場所に行くと一気に日差しが強くなります。高い建物があまりないというのもそうですが、海が近いので、太陽光の反射があるのかもしれません。
時間帯で言うと、午前10時から午後4時頃は日差しが強くなり、紫外線量も多くなります。日陰や曇りの日でも紫外線は降り注いでいますので注意は必要です。
また、海辺やプールサイドなどの反射光が強い場所では、より多くの紫外線を浴びる可能性があります。
クアラルンプールなどが位置するマレー半島では5月に入ると暑さが増し、湿度も高くなりますので、日焼け以外にも熱中症などへの注意が必要です。
おすすめの日焼け対策
おすすめの日焼け対策としては、以下のようなものがあります。
- 外を出歩く時間帯を考える
- 服装やアクセサリーで対策する
- 日焼け止めを塗る
- 外に出歩く時間帯
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早朝や夕方など、紫外線量が比較的弱い時間帯に外出するのがいいと思います。また、どうしても日中の外出が必要な場合は、午前10時~午後4時を避け、短時間にするのがおすすめです。
あとは単純に熱中症対策として、こまめな水分補給も忘れずに!
- 服装やアクセサリー
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通気性の良い長袖・長ズボンを着用するのがおすすめです。特に女性は宗教上露出があまりよろしくないとされている場所(モスクなど)もありますので気を付けましょう。
紫外線カットのサングラスや帽子を着用したり、日傘を持ち歩くのもおすすめです(あまり見かけませんが)😎
リンク - 日焼け止めを塗る
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やっぱり王道は日焼けを塗ることですよね。ちなみに、私は毎回外出する際に塗るのが面倒だとか忘れるとかであまり日焼け止めを塗ったことがありません…
こういった日焼け止めはWatsonsなどの現地の薬局でも日本製のものが売っていますがが、日本から何本か持ってくるとスムーズに生活がスタートできるかと思います。もちろん自分の肌に合うかどうかも確かめて!
リンクちなみに、日焼け止めの強さとしてはSPFという値が用いられ、日本では大体のものがSPF50+までに規制されていますが、マレーシアだとそれを大幅に超える強力な日焼け止めが売られていたりします笑(SPF130とか)。
まとめ
マレーシアは一年を通して日差しが強く、紫外線量も日本と比べて非常に多くなっています。日焼け対策を怠ると、シミやソバカス、シワだけでなく、皮膚がんのリスクも高くなります。
そこで今回は、マレーシアで効果的な日焼け対策をご紹介しました。日焼け止め、帽子、サングラス、日傘などを活用して、しっかりと日焼け対策をしましょう。
マレーシア旅行や生活を快適に楽しむために、ぜひ参考にしてください!