マレーシアを格安で旅したいなら、TBS(Terminal Bersepadu Selatan)は外せません!
こちらは、クアラルンプールからマラッカ、ペナン、シンガポールなど、国内外の都市へアクセスできる巨大バスターミナル。空港のような大きさの施設で、観光客でも簡単に利用できます。
ただ、いくつかややこしい点があったりするので、今回は現役留学生の私がTBSのアクセス方法、チケット購入のコツ、施設情報などを分かりやすく解説します!

TBSってどんなところ?
TBSは、クアラルンプール郊外(市中心部から南へ約10km)に位置するマレーシア最大級の長距離バスターミナル。
2011年に開業し、マラッカ、ペナン、イポー、ジョホールバル、シンガポール、タイ南部など多方面へのバスが発着します。清潔でエアコン完備、英語表記も豊富で、初めての旅行者でも安心。まるで小さな空港のような雰囲気で、観光の拠点として大人気です。
片道の料金はこんな感じ。
- マラッカ行き:RM15
- キャメロンハイランド行き:RM40
- ペナン行き:RM50
- ジョホールバル行き:RM30

TBSへのアクセス方法
TBSはクアラルンプール中心地よりも少し南側にあります。
クアラルンプール市内から
- 電車(LRT/KTM/KLIAトランジット): Bandar Tasik Selatan駅直結。KL SentralからLRT(Seri Petaling線)で約20分、運賃約RM3。
- Grab/タクシー: ブキッビンタンやチャイナタウンから約15分、料金約RM15~30。
おすすめは安くて渋滞もしないLRT。ですがGrabでも大して値段は変わらないので、どっちでもいいと思います。
クアラルンプール国際空港(KLIA)から
- KLIAトランジット: Bandar Tasik Selatan駅まで約30分、運賃約RM15。
- Grab/タクシー: 約40分、料金約RM50~70。
空港から直行するならKLIAトランジットが速くて快適。フライト到着後すぐ地方都市へ移動したい人に最適。

TBSでのチケット購入とバスの乗り方
チケット購入
オンライン予約と窓口での購入の二つの方法があります。
- オンライン予約: redBusやEasybookで事前購入がおすすめ。QRコードでスムーズに乗車可能。行き先、時間、座席を選んで予約、価格は窓口とほぼ同じ。
- 窓口購入: TBSの2階チケットカウンターで購入。バス会社ごとにカウンターがあり、行き先と出発時間を伝えればOK。英語対応可だが、繁忙期は行列に注意。
オンライン予約のほうが事前に席を確保できるので安心です。当日バタバタしてチケットが買えない…なんてことにもなりません。

バスの乗り方
建物に入ると人が並んでいる場所があるので、まずは予約したQRコードを持ってそちらに並びましょう。当日購入の場合は別の窓口があるのでそちらに。
事前購入の場合でも、前もって送られてくるQRコードだけでは乗車ができません(私の場合は毎回そう)ので、QRコードを見せてチケットを発行してもらうようにしましょう。
自動発券機もあるようなのですが、私は使ったことがないのでよく分かりません…

すると係の人がチケットを印刷してくれるので、そちらに指定されたゲートに行きましょう。電光掲示板でも行き先は確認できます。


利用時の注意点
バスは10分前くらいから乗車開始できることもあれば、渋滞やメンテナンスで30分~1時間の遅延が発生することもあります。チケットを発行する窓口も混むので、30分以上前には到着するようにしましょう。
あとは、防寒対策が必須です。マレーシアの高速バスは寒いですので、軽いジャケットなどを持っておくようにしましょう。
おおよそのバスにはUSBケーブルやコンセントがあったりしますが、電源がない場合もある(バス会社のページを確認)ため、モバイルバッテリーを持っておくと安心です。

TBSの施設とサービス
- 飲食: フードコートもあり、マレーシア料理やファストフードが楽しめる。価格は安い
- コンビニ: スナック、飲み物などが購入可能。
- トイレ: 無料で清潔。かなりの数のトイレがあるので安心。
- 待合エリア: エアコン完備、座席豊富。ただし、バスの出発が近づくと席が埋まり始める。
施設は全体的に清潔ですので、特に何かに不自由することもありません。

まとめ
TBS(ターミナル・ベルセパドゥ・セラタン)は、マレーシア旅行の拠点として大活躍するバスターミナルです。格安で快適なバス移動で、マラッカ、ペナン、シンガポールなど多彩な目的地へアクセスできます。
事前にオンラインでチケットを予約すれば、低価格でストレスなく旅行を楽しむことができます。清潔で便利な施設も魅力の一つ。次回の旅行の際は、TBSをぜひ使ってみてください!