海外大生は毎日必死で徹夜する勢いで勉強しているって聞きますけど、それって本当なんでしょうか?
結論…
…なわけない!
実際は全然そんなことないんです。いや、他の国の大学の場合は知りませんが、少なくとも、私が通っているマレーシアのモナッシュ大学(一応マレーシアの中では卒業が難しいとされる)では、全然そんなことはないです。

少なくともマレーシアではそんなことはない
私の経験から言うと、マレーシアの大学生活はかなり自由で、遊びながらでもなんだかんだ卒業できる感じです。だって周りの先輩とかがそうだから。
もちろん、サボりすぎはNGですが、適度に楽しみながら勉強できる環境ではあるとは思います。もちろん勉強はそれなりにしないと、最終的には卒業が難しくなるかもしれませんが。
他のマレーシアの大学の学生でも、そんな徹夜するレベルで勉強している人はほぼいないと思います。

とはいえ、マレーシア留学の学習レベルはそこまで高くないので、それもあるかもしれません。
マレーシア留学は英検2級くらいあればなんとか生きていける環境だと思います。ですが、Twitterなどを見ていると他の国ではIELTS7.5などを取っている人でも苦しんでいる人がいるくらいなので、もしかしたら他の国の海外大学だと事情が異なるのかもしれません。

ただ、テスト期間は本当に大変
ただ、そうは言ってもテスト期間は大変です。普通の授業期間中は遊びやバランスが取れているのに、テストの直前になると多くの学生が夜遅くまで勉強しだします。こればかりは大学のシステムというか、試験がある以上少しは頑張らないといけない部分です。
モナッシュ大学でも、テスト期間になると図書館や学習施設が24時間開放されることがあります。普段は閉まっている時間帯も、試験前には「勉強したい人、集まれ!」みたいな感じで開放されるので、夜遅くまで勉強する学生が増えますよね。
なんなら、(ほんとはダメだけど)お菓子などを持ち込んでまで徹夜で勉強している学生も多いです。みんなでお菓子を食べながら、夜遅くまで作業スペースにこもるんです。

私の場合は、そうでなくても普段からたまに図書館が閉まる時間まで作業したりします。どうしてもやることが溜まっていると、夜遅くまでついつい作業してしまうこともあります。
あまりにも遅くまで作業していると、キャノピーウォークのゲートが閉められてしまうのはめんどくさいです笑。


こんな人は徹夜が必要になるかも!?
とはいえ、みんな必ずしも徹夜しなきゃいけないわけじゃなく、計画的にやっていれば全然大丈夫です。
少なくともモナッシュでは、毎日の勉強で十分に試験に間に合うし、無理に徹夜する必要はありません。逆を言えば、テスト前に徹夜をすることになるほど、普段の授業はそこまで勉強しなくてもついていけてしまうということではありますね。


あとは、本人の能力があまりにも大学のランクとかけ離れている場合も苦労するかもしれません。
例えば、モナッシュ大学は世界ランクで言うと東大と京大の間なので、ランクだけで言えば理論上は京大生以上は努力しないと身の丈に合っていないわけです。海外大学は卒業が難しいと言われますし、モナッシュは入るだけなら誰でも入れるので、天才日本人が来る大学ではありません。
ですが、ぶっちゃけモナッシュに入った後の勉強よりも京都大学に入学するための受験勉強のほうが大変だと思います。京都大学に入学とまではいかないまでも、そこから大幅に本人のポテンシャルがかけ離れている場合は苦労することになると思います。
まとめ
ということで、海外大学=毎日徹夜っていうのは、一部の学生だけ。
遊びながらも、テスト前は少し頑張って、計画的に進めれば十分に卒業できるので心配しなくても大丈夫!学びと遊びのバランスを取ることが、結局は一番大事だと思います。
他の国の海外大生はどうなのかとかも聞いてみたいですね。