今回は、シンガポールのユニバーサルスタジオ(USS)に行ってきたので、そのアクセス方法や料金、アトラクションのレビューを詳しくご紹介します。日本のユニバとは違う点がたくさんあって新鮮でしたので、ぜひ参考にしてください!

アクセス方法
シンガポールのユニバーサルスタジオは、セントーサ島に位置しています。アクセス方法は色々ありますが、まずはバスやタクシーを駆使してビボシティというショッピングモールまで行きましょう。
ビボシティからセントーサ島までは徒歩で約500m。電車やロープウェイでも行けますが、物価が高いシンガポールなので、私たちは歩いて渡りました。歩いても大して時間はかからないので、おすすめです。


チケットの購入方法
チケットは現地で購入することもできますが、インターネットでの事前購入がおすすめです。理由は以下の通りです。
- 料金が安い: 現地購入よりオンラインの方が割引があります。
- 売り切れ防止: 特に週末や繁忙期はチケットが売り切れることがあるので、早めの予約がベストです。
私たちは「Klook」というサイトでチケットを購入しました。値段は8000円ちょっと。こちらのKlookは東南アジア旅行に必須のサービスで、ツアーや各種施設のチケットが割引価格で購入できます。
シンガポール・ユニバの特徴と感想
1. 規模が小さいが、人が少ない
シンガポールのユニバは、日本のユニバに比べて規模が小さいです(日本の54ヘクタールに対し、シンガポールは20ヘクタール)。丸一日あれば、大体どのエリアも要所は回れます。
ですが、その分人が少ないので待ち時間がほとんどありません。平日に行った私たちは、どのアトラクションも最長20分程度で乗ることができました。
最初は敷地が狭い分人がぎゅうぎゅう詰めなんじゃないかと思っていましたが、実際は人がいなくてガラガラでした。日本のユニバやディズニーには人が平日でも沢山いることを考えると、日本人は異様にこういうテーマパークが好きな性質があるのかもしれません。

2. ここにしかないエリアがある!
シンガポールのユニバは、以下のエリアに分かれています。
- ハリウッド
- ニューヨーク
- SCI-FIシティ
- 古代エジプト
- ザ・ロストワールド
- 遠い遠い国
特に「古代エジプト」エリアは日本にはないので、新鮮な体験ができます。
3. アトラクションのクオリティが日本と違う
日本のユニバに比べると、アトラクションの規模や派手さはやや控えめです。また、スタッフの接客も海外らしく、受付の人がスマホをいじっていたり、アトラクションのシートベルトの締め方が雑だったりしました😂
また、ジェットコースターの加速についても違いがありました。
日本のジェットコースターだと頂上までゆっくり登って、急下降みたいな感じのものが多いと思いますが、こちらのジェットコースターはどれも登りから全速力。
ドキドキする時間もなく頂上に連れていかれ、あっという間に最高スピードになります。たまたまここのユニバがそうだったのか、海外のジェットコースターはどこもそうなのか、気になりますね。
ただ私は人混みが嫌いなので、一つのアトラクションに1~2時間も待つ日本の遊園地がすごくストレスでした。なので、そこの差を考慮してもスムーズにアトラクションを楽しめるシンガポールユニバのほうが好きです。
4. スコールがあるので注意!
ユニバに入ってウォーターワールドのショーを見ようか、という話になりました。建物の中に座ってみましたが、作りは日本のものとあまり変わらないですね。


席にも座れたし、一安心と思ったのもつかの間。ここでマレーシアなどの地域で夕方に降ってくる大粒の雨「スコール」が始まってしまいました。アナウンスを聞いていると「スコールが止むまで待っていてくれ」とのこと。
そんなこんなで一時間位待機しましたが、スコールは止まず、一度再開の兆しを見せたものの結局ショーは中止に。普通はすぐ止むはずなんですけどね。
日本だとこんなことはないでしょうから新鮮です。どちらにしろシンガポールのあたりだとスコールは毎日あると思うので、傘を持っていくなりレストランに避難するなりの対応が必要になると思います。
5. 被り物文化が無い
シンガポールのユニバには被り物をしている人がいませんでした。一応販売はされているんですが、マジで誰も被ってない。たまに被っている数人グループを見かけましたが、近くで見てみると全員日本人でした。
同調圧力みたいなものがあって海外でもみんな被っているものなのかな?と思っていましたが、どっちかというとただ日本人がそういうのが好きなだけっぽいです。
6. 近くにカジノがある
ユニバのゲートを出たすぐのところにカジノがあります。21歳以上なら入場できるので、興味のある方はぜひ行ってみてください!

アトラクションの様子をレビュー
セントーサ島のほうにてくてく歩いていくと見慣れたユニバのシンボルがありました。平日だったのもありますが、全然人は並んでいませんでした。


中に入るとまあ普通にユニバだよねって感じでした。人が全然いなくてストレスフリーでしたね。
こちらのユニバにあるエジプトエリアなどは日本だと見られないので面白いですね。



サイズや規模感は違っても、中身はしっかりユニバ。作り込まれた世界観に取り込まれてしまいました。丸一日あったのですが、大体どのエリアも要所は回れたかな、と言う感じで大満足。



おまけ:スマホを無くして死にかけた話
シアターでスマホ無くしたアホ
「シュレック 4-D アドベンチャー」という水しぶきなどの刺激+3D映像が味わえるアトラクションに行きました。座席とかも揺れて面白かったです。
でも、シアターを出てみるとポッケに入れていたはずのスマホがない。シアターに入る前はあったはずなので、この中で落としたとしか考えられません。
係の人にお願いして中に再入場させてもらって探しましたが、ない。友達に電話してもらってもない。スマホには留学の銀行やらビザやらの情報が全部詰まっていますし、電話番号も全て失うので日本に一度戻らなくちゃいけないかも?と思いマジ焦りしました。
落とし物カウンターに行ってみた
落とし物カウンターに行ってみたりしましたが、2時間くらい探しても見つからなかったため、もうスマホは諦めることにしました。友達を流石に突き合わせるわけにはいかないので、その間は別行動をして閉園後にゲートの前集合ということにしました。
連絡先を係の人に渡しておいたので、見つかった場合はメールしてくれるとのこと。シンガポールはお金持ちしかいないし、人のスマホを盗むような人はいないと思ったんだけどな~。
結局係の人が見つけてくれた
まあそんな思いを胸に抱きつつ、やっぱり諦められないのでもう一度そのアトラクションに並び、全く同じ行動を再現してみることに。同じ座席に座って探してみましたが見つかりませんでした。
そして新しいスマホは何にしようかな~と考えながら出口を出ようとしたその時。係の人がスマホを持って(流石に顔覚えられてた)こちらに向かってきました。なぜ見つからなかったのか分かりませんが、その回の上映後にたまたま座席の下で発見されたそうです。
スマホは無事で、なんだかんだで手元に戻ってきました。まあ結果オーライ、めでたしめでたし。多分ズボンのポケットが浅かったので、座席が振動したタイミングで落としてしまったのだと思います。今後は気を付けなくちゃ。
終わりに
そういうわけで、日本のユニバとは雰囲気も打って変わって面白い場所でした。観光客も多くて、ヨーロッパ系の方もたくさんいました。
エジプトエリアなんかは日本じゃ味わえませんし、アトラクションも微妙に日本とは違ったりするので、シンガポールに来た時は一日ユニバに使ってみるのもいいんじゃないでしょうか。スコールには気を付けて!
