マレーシアに来る際に、英語で何か困ることもあるかなと思い持ってきた「書いて覚えるフォニックス英語発音マスター」という本。
なかなか読む時間が確保できなかったのですが、課題も終わって週末に時間が取れたため一読してみるとびっくり。英語の発音がものの数時間でネイティブに近づいたではありませんか(わざとらしい)!
でも、ほんとにこの本に使われているフォニックスの仕組みを使って英語を勉強すると発音が一瞬で変わります。速攻で英語の発音改善したい人におすすめです。
また、これと併用してELSAでの発音矯正も行っていますので、気になる人はどうぞ!
基本情報
- タイトル:書いて覚えるフォニックス英語発音マスター 「QRコードで音声学習」
- 著者:齋藤留美子・齋藤了
- 出版社 : マガジンランド
- 出版日:2018年10月27日
- 読んだ日:2024年8月29日
- 値段:1000円
フォニックスって何?
この本のレビューを始める前に、そもそもタイトルにもあるフォニックスとは何なのでしょうか。
フォニックスとは、英語において、綴り字と発音との間に規則性を明示し、正しい読み方の学習を容易にさせる方法の一つである。英語圏の子供や外国人に英語の読み方を教える方法として用いられている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%8B%E3%83%83%E3%82%AF%E3%82%B9 より引用
ウィキペディアから丸々コピーしてきましたが、まあ要するに英語の正しい発音を示したもののことです(雑)。
具体例で言うと、Bを「ビー」ではなく「ブッ」と読む、といった具合で、実際に英語として発音する際の音がこの本の中で示されています(Bookなんかの発音でもそうですよね)。
書いてある内容
基本的には5つのルール
- アルファベット26文字には音がある
- サイレントeの読み方を覚える
- 2つの子音で新しい音を作る
- 母音が2つ並ぶと前の母音がアルファベット読みになる
- 2つの母音で新しい音を作る
- 母音+rで全く違う発音になる
が本の冒頭に書かれており(+その他の規則)、それぞれが1セクションになっています。
フォニックスの読み方、発音とは何ぞやという所から入り、問題演習を通じて英語のネイティブの発音を真似して学習することができます。
基本的にはこちらのYouTubeの音声を参照しながら問題を解き進めていきます。
問題はイラストが多めなので、全然解き進めていても嫌になりません!
あと、音声もネイティブの先生と日本人の音声が混ざっているので、いい意味で気張り過ぎずに頑張れます。
読んでみた感想
言語なんて一朝一夕で身に付くものでもないので、多分一ヵ月くらいかけてゆっくりやるのがいいんだろうな~と思いつつ、楽しくて一日で全部進めてしまいました。
ただ、それでも最後に自分で英文を読んでみて録音してみると、今までの自分よりもなんかネイティブっぽいぞ?という感じになっていたので嬉しかったです。一日で発音が変わってしまうとは。
今後も音読のほうは継続してみて、成果が出たら追記しようと思います。
この本がおすすめな人
この本は
- 英語の発音を根本的に変えたい人
- 短期間で読み終えられる本を探している人
- イラストなどをベースに親しみやすい雰囲気で学習したい人
- 音声もたくさん聞きながら学習したい人
におすすめです。平易な日本語で書かれているため、おうち英語の指導なんかにもいいんじゃないでしょうか。