今学期の成績が公開され、無事にWAM87.333・GPA4.0を維持することができました。
今回は私の今学期の成績振り返りとモナッシュでGPA4.0を取るのは意外と簡単だよ、という話(主にマインドセット)をします。


今学期の成績をサクッと振り返り
今学期はいつも通り4科目を履修。
- FIT2014(計算理論)
- FIT2086(統計・モデリング / ML)
- FIT2107(ソフトウェア品質・テスト)
- SCI1020(統計の基礎)
前半2科目は、正直ほぼノー勉でした。テスト2〜3日前に詰め込んだだけで、半年間放置していた内容を一気に理解するのは無理がありますよね。結果は81点・80点のギリギリHD。
一方、後半2科目はちゃんと取り組んだので93点がつきました。「努力したところだけ伸びる」の典型的な例です。
ただ、本当に危なかったのは前半2科目。あと1〜2点落としていたらGPA4.0を割っていたと思うと恐ろしいです。
今学期はインターンを辞めた代わりに、個人開発・友達とのアプリ制作・業務委託が増えて、むしろ忙しさは前学期より上。
それでも学内トップクラスの成績を保てていてGPAも4.0なのはすごくいいかと思いますが、それは結果論。そろそろ課外活動の比重を少し下げた方がいい気がしてきました。
あと、来学期はたくさんの人が単位を落とすと言われている鬼の科目(FIT2004)があるので、たぶんGPA4.0の記録はここで終わりかと思います。
あと中学3年生からオール5を取り続けているんですが、完璧主義になっているところがあるので、もういっそのことそうなってしまった方が精神的には楽なのかもしれません。毎回セメスターが終わるたびに精神的に疲弊してきてしんどいのです。

「モナッシュ入っただけで偉い」みたいな空気に物申したい
成績を高く保つためのマインドセットの前に一つだけ。これを言うと誤解されかねないんですが、あえて書きます。
モナッシュ大学って世界ランク36位という数字が独り歩きしすぎて、「ここに入れた自分=すごい」みたいな空気を出す学生がたまにいます。他のマレーシアの大学の学生に対して偉そうな態度だったり、学歴厨みたいな人も多いです。
でも実際は英検2級レベルでもファウンデーションを経由すれば普通に入れます。
百歩譲って難しい一般入試を突破した東大生が威張るとかなら分かりますが、モナッシュ大学の場合はほぼ誰でも入れるので、所属しているだけで偉そうにする権利はありません。
つまり、本当に価値が生まれるのは、「入った後に何をしたか」なのです。
- 高い成績を取る
- インターンや課外活動でスキルを磨く
- 留学ならではの経験を積む
こういう行動があって初めて、モナッシュに進学した意味が出ます。逆に、ランキングに酔って努力を止める人も一定数いるので、そこで差がつくわけです。
あと本当に申し訳ないんですが、文系(アーツ・ビジネス)の学生の方が、理系(コンピュータサイエンス・理学部)の学生よりも、勉強への姿勢にルーズな人が多い気がします。
批判したいというよりは、入学しただけで偉そうにしている同じモナッシュの日本人学生には、もう少し勉強を頑張ってほしいなと思っているところがあります、という話です。
教えてやる!GPA4.0は簡単だ!!
さて、本題です。
結論から言うと、モナッシュでGPA4.0を取るのは、そこまで難しくありません。理由は簡単で、実際にはHD(80点以上)は、授業を理解して課題を落とさなければ普通に届くラインだからです。
私自身も受験生みたいに毎日10時間勉強していたわけでもなく、むしろ課外活動や仕事の方が多かったくらいです。それでも4.0を維持できています。
多くの人がHDを取れない理由は、
- 勉強より優先したいことが増える、勉強の意欲がない
- 計画性を持てない
- 「自分には無理」と思い込んでしまう
この3つに尽きます。
これは成績を高くとるのが難しいと言われている文系でも同じで、実際にHDを取っている人もいます。つまり学部の問題ではなく、マインドセットの問題だと思います。そもそも勉強を頑張ろうと思っている人があまりいないから、できないだけなのです。
それは「Rayさんだからできるんでしょ」などと言われることもありますが、そうやって自分で限界を作ってしまうと、本当に成長のチャンスを失います。ガラスの天井は、自分で割った方がいい。
具体的にどういう風にタスクを管理するのか、高い成績を取るのかなどは、ブログの方にたくさん書いてあります。こちらを実行してもらえれば、誰でもそれなりの成績は取れるはずです。



まとめ:モナッシュの価値は入学後の行動で決まる
今学期も無事にGPA4.0を維持できましたが、反省点も多かったので、次の学期は勉強の比重を増やしたいと思います。
そして、これからオーストラリア本校への交換留学が控えています。もっと高いレベルの環境で、自分がどれだけ戦えるのか楽しみです。
あと、最後にこれだけは言いたい。
モナッシュは「入ってからが勝負」。GPA4.0は誰でも狙えるし、努力していれば必ず成果は出る。
大学のネームバリューではなく、自分がどう動くかが留学の価値を決めると思います。



