日本人の真面目さって、ほんとすごい。マレーシアに留学に来てから、そう思う時がたくさんありました。
几帳面で責任感バッチリ、どんな仕事も全力でこなす姿は、世界から見ても「さすが!」って感じ。でも、たまにその真面目さが「ガチガチすぎるな…」って思うこともあります。
個人的にはもうちょっと肩の力抜いて、ゆるっと生きてもいいんじゃないかなと思います。というわけで、この記事では真面目さの魅力と、ちょっと緩むことで見える新しい世界について書いてみます。
前書いた記事と内容が結構似ちゃうんですが、もう少し日本人に対しての目線で警鐘を鳴らしたい的な意味合いで書くことにしました。

真面目さ、めっちゃ素敵!
まず、日本人の真面目さのいいところから。
コンビニやスーパーのアルバイトの人、時給1000円くらいなのに、メッチャプロ並みに働いてますよね(お金貰ってるんだからプロだろとかそういうことじゃなくて)。
商品はキレイに並んでるし、レジは素早くて丁寧。何より、常にピシッとしていて、笑顔で「いらっしゃいませ!」って挨拶してくれる。この真面目さが、日本のサービスのスゴさを作ってるんです。
仕事でも、責任感がハンパない。納期は絶対守る、ミスはしないように超気をつける、チームのために全力で頑張る!
こういう姿勢のおかげで、海外でも「日本製=信頼できる」ってめっちゃ評価されてるんだと思います。日本の車や家電が世界で愛されるのも、この真面目さのおかげな気がします。
堅苦しすぎるから、マレーシアのアルバイトを見習おう
でもさ、この真面目さが、たまに「ちょっとやりすぎ?」ってなることも。
例えば、マレーシアのコンビニとか行くと、店員さんは会計の時以外はスマホでTikTokの動画見まくってます笑。時給300円くらいらしいけど、「会計お願い!」って言えば「OK, OK!」って対応してくれる。日本だと、アルバイトでもそんなん絶対ダメですよね。
もちろん、サービスの質は大事だと思います。でも、イスに座ってスマホ見てても、ちゃんと必要なときに仕事ができればよくない?
お客さんだって、それくらいのほうが店員さんに気を使わせないから楽だし、買い物がスムーズにできれば、それで十分な気がする。
大体、物価上昇しまくってるのに給料ほとんど上がってなくて。しかも1000円ぽっちの給料のバイトにその態度は色々求めすぎなんじゃないかな~と思います。

なんなら、売り物のラジコンで遊んでる店員さんがいるくらい(これはやるすぎかもだけど)。


柔軟性に欠けてて、世界で勝負できるのか
あと、真面目すぎるせいか、「前例がないからダメ」みたいな、柔軟さに欠ける話もよく聞きます。「今までこうだったから」って変化を嫌がる感じ。
これ、真面目ゆえにルール守りたい!って気持ちの裏返しかもしれないけど、ちょっともったいない。
海外の企業って、めっちゃスピード感あって、新しいことどんどん試してるイメージ。日本の完璧主義が行きすぎると、変化についていけなくなっちゃうかもしれないなと思ったり。
もちろんその真面目さを武器に商売をしているところはあるんだけど、これからのめぐるましい時代で世界でバリバリ戦うには、もう少しフレキシブルになってもいいんじゃないかなって思います。
もうちょっとチルく生きてみない?
日本人の真面目さは、絶対誇っていいポイント。信頼されるサービスや製品を生み出してきた、めっちゃ大事な要素だと思います。
でも、ちょっと真面目すぎて疲れちゃったり、効率落としたりしてる気もします。あと、現代人が謎に疲れてる一因でもあると思います。
だから、もうちょっと緩むというか、柔軟性を持たせるのもいいんじゃないかと思います。別に死ぬわけじゃないんだから、真面目さとリラックス、どっちもいい感じにミックスできたら、もっと自由に、もっと強く世界と戦えるんじゃないでしょうか。