マレーシア留学をする際、普段のショッピングや生活に使うためのお金を預けておく銀行口座が欲しい!という人も多いと思います。そんな人は、ぜひMaybankの銀行口座を開設しましょう!
Maybankとはマレーシアで一番大手の銀行で、大体の人がこの銀行口座を持っています。
銀行口座があれば、通貨の貯蓄や引き出しはもちろん、銀行の公式アプリを使えば友達との割り勘やお店での料金の支払いなど、お金回りのことは大体完結してしまいます。
私自身も渡航して1ヵ月経ったくらいの頃にこちらの口座を作った経験があるので、今回はそのMaybankの銀行口座開設の方法についてご紹介します。
いつ銀行口座を作れる?
マレーシア留学生の場合、学生ビザを保有している方なら銀行口座を作ることができます。私の場合は、渡航して1ヵ月経ったくらいの頃にこちらの口座を作りました。
渡航してから学生ビザの申請のためにパスポートを一旦移民局に預ける必要があり、学生ビザの発行完了後にそちらのパスポートが戻ってきます。パスポートもないと口座開設ができないのですが、そちらが戻ってきたのが1ヵ月後だったのでそれくらいの時期に銀行口座を作ったというわけです。
また、他の先輩だとCIMBという銀行で口座を作っている人もいましたが、こちらでも問題はないと思います。ただ、個人的には幅広いシェアを獲得していて利用者も多いMaybankのほうがいいのではないかと思います。
口座開設の流れ
次に、銀行口座の開設に必要な手順について解説していきます。
パスポートと在学証明書だけ忘れないようにして、Maybankの支店に向かいましょう。今回は私はモナッシュ大学内にある支店を利用しました。大学内に銀行があるの便利すぎる!
ちなみに、在学証明書は学校に「銀行口座を開設したいので…」と言うともらえます。
サンウェイ大学(カレッジ)の場合はmLearnという学内サイトのProgramme Page > Submit Request / Download Forms > Submit Request for Confirmation Letterというところから申請できます。
銀行員さんに銀行口座を開設したい旨を伝えると写真のような用紙を渡されるので、ここに名前や病気、現在住んでいるところの住所や収入はどうしているのかなどなどを書き込んでいきます。
親の電話番号や会社の役職を書くところがあるので、事前に確認しておくとよいと思います。こちらの写真を見てもらえると、大体何を書くのかが分かると思います。
口座開設には時間がかかるので、数週間後に銀行をまた訪れることになります。私の場合は2週間かかりました。
先ほどの用紙を係の人に渡すと次に銀行に来る日付や時間を記入する用紙的なものを渡されますので、「〇日に来ます!」ということを伝えて、再訪問の予約します。
確かパスポートをまた持ってこいと言われたような気がします(記憶があやふや)。また、200RMの現金がデポジットとして必要(銀行の人が教えてくれます)なのでこちらも忘れないようにしましょう。
そうして銀行の支店に向かって再訪問で来たことを伝えると、銀行のキャッシュカードが貰えます。
ブランドはMaster Cardで、デビットカード機能付きなので町での買い物にも使うことができます。暗証番号は6ケタで設定します。
ちなみにキャッシュカードには2種類あるらしく、好きなほうを選べます。
なんか引き出しが毎月無制限なものと、月に3回まで無料なもの?があると言われた気がします。銀行の人の英語が訛りすぎて本当に何を言っているのか分からなかったので、とりあえずUnlimitedとかいう方(恐らく前者)にしておきました。要確認です。
カードを受け取った後はATMにキャッシュカードを挿入し、デポジット200RMを入金します。
マレーシアのATMの面白い所は、他民族国家なので、マレー語、中国語、英語を最初に選択する画面があるところです。言語を選択したらそこからお金を入金するというボタンを押して入れるだけで、やり方は最初に銀行の方が教えてくれるので心配しなくて大丈夫です。というか、なんとなく分かります(多分)。
銀行の公式アプリ、MAE by Maybank2uをダウンロードします。似たようなアプリがいくつかあって紛らわしいのですが、こちらの写真のものです。リンクも一応張っておきます。
iOS
https://apps.apple.com/jp/app/mae-by-maybank2u/id1481028763?l=en-US
Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.maybank2u.life
アプリをインストールしたらユーザー登録のようなものをしていきます。こちらも特に難しい所はありませんが、銀行員の方と一緒に当日にやることになります。
銀行のアプリでできること
先ほど紹介したステップの中で出てきた銀行のアプリ、これがメチャクチャ優秀なんです。できることの一例を書いてみます。
- 街中でのQRコード決済
- 友達や学校、家のオーナーなどにQRコードで送金
- 料金の割り勘
- お金の送金(他の銀行含む)
- キャッシュカードなしでATMからのお金の引き出し(1日300RMまで)
- 使ったお金の総額確認
とにかく、一番はQRコードで手軽にお金のやりとりができるのが便利。日本で言うところのPayPayみたいな感じです。なんならPayPayより操作性がいいですし、国内最大の銀行のアプリなので、大体のお店で支払いに使えます。
これによってキャッシュレスでの生活が可能になります。たま~にTouch ‘n Go eWalletでの電子決済しか対応していないところもありますが、Touch ‘n Go eWalletにMaybankの口座を紐付けることもできるので大丈夫です。
ちなみに、キャッシュカードでの一日の引き出し制限は最初は1000RMですが、ATMやアプリから操作すると増枠することができます。
私も支払い制限で寮の費用が払えなくて困ったので増枠したことがあります。というかUnlimitedのカードにしたはずなのに、なんでだろう?
終わりに
ということで、銀行口座の開設の方法をご紹介しました。非常に使い勝手がよく、手軽に開設できるので便利ですね。
マレーシアは本当にキャッシュレス化が進んでいて便利すぎて感動しました。日本でももっとQRコードでの決済が普及すればいいのになと思います。頼んだぞゆうちょ銀行。
マレーシアに来た方の参考になれば幸いです。