先日、Twitterで「たった500円でAI物体検出まで体験できる1コインPython体験講座」なるものを見つけました。
みやさかしんやさんは普段からPythonの便利なライブラリ紹介などのお役立ち情報を発信している人で、よく目にしていました。参加料金も500円だし、どんなものなんだろうと思って参加することにしました。
本記事では、みやさかしんやさんによる「1コインPython体験講座」の内容と、実際に受講した感想をレビューしていこうと思います。
本人にブログの作成許可はいただいています。
申し込み方法
ネットで自分のサービスを売ることがMOSHというプラットフォーム上で申し込みました。メールアドレスなどの情報を入力してユーザー登録をした後、クレジットカードで料金を払いました。
その後、以下のメールが2通届きました。
- 使用するテキストやサンプルコードが記載されたもの
- Zoomのリンク
どちらも削除してしまうと講義の受講に支障が出る(講義内でも教材リンクは配ってもらえるので、最悪Zoomのリンクだけあればいい)ので、当日まで保管しておくようにしましょう。
やった内容
ウェビナー形式化と思っていたら、普通のZoom会議形式でした。参加者は約10人で、思っていたより少なかったです。
講義は2024年6月16日で、
- 講義 (21:00~22:00)
- 質疑・雑談 (22:00~22:30)
という時間割でした。講義内では、
- Pythonとは何か
- Google Colaboratoryについて
- random, numpy, matplotlibを使った簡単なコードの説明
- 物体検出に使用する機能(icrawler, YOLOv5)についての説明
- Google Colabを用いながらのハンズオン
- Pyサブスクールの告知
という内容をやりました。
参加してみた感想、おすすめな人
使用したテキストやコードの内容を公開するのはまずそうなので、しないでおきます。
内容としては、初めてPythonやGoole Colabを触った人でもやっている内容が理解できるように作られている感じでした。詳しいライブラリの説明などは省略されていましたが、実際にコードを動かしてみて物体検出が簡単にできるんだ!ということを実感することができたので、Pythonに興味を持つきっけかが作りやすそうだと思いました。
内部の細かい理解というよりは、実際に動作させてみる、という実戦形式を大事にしているのかなと思いました。コードは配布されたipynbからコピペすれば大丈夫ですし、随時「ここまで大丈夫ですか?」という声かけもありましたので、パソコンが苦手な方でも大丈夫だと思います。
また、講義中にみやさかしんやさんが運営しているPyサブスクールというプログラミングスクールの宣伝が入ることもありましたが、こちらも内容が面白そうでした。
講義の最後のほうには質問もしてみたのですが、こちらにも丁寧に答えてくださいました。
500円とは思えないボリュームとサポートの手厚さで、参加してみてとても面白かったなと思います。プログラミングが何か分からない、とりあえず何か一つ実際に動く成果物を作ってみたい、という人にぴったりです。
逆に、ある程度Pythonのプログラミングを理解している人(IF, ループ, 関数, リストなど)にはちょっと簡単すぎるかもしれません。
ただ、みやさかしんやさんに質問をしたりもできますし、プログラミングスクールの割引クーポンの配布などもあったりしますので、そういったことに興味がある人は参加しても良いと思います。