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海外大学の学費支払いシステム「Convera」でエラーが起きまくりな件|カナダ留学

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海外大学において、留学生の学費支払いによく使用されているサービス、Convera。私の入学する大学でも使われており、入学金の支払いをConveraを通して行う必要がありました。

が、無事に問題発生。

正しい送金方法が分からず、問い合わせ先も微妙に不明、関係各機関の営業日が限られている上に連休が入る…などが重なり、結局支払うだけで1ヵ月強かかってしまいました。これにより正式合格証の獲得が遅れ、ビザ申請も各種手続きも遅れ…と、ドミノ倒し式にまずいことになりました。

これで入学時期が遅れるなんていう馬鹿らしい事態に見舞われる人が出ないよう、今回は私がどのように対処して送金を完了させたか、体験を共有します。学費支払いにConveraを使う予定がある人はぜひご一読ください!

この記事のライター:かりインタビュー記事

2024年3月に東京の高校を卒業し、9月からバンクーバーのカレッジに進学予定のIBDP N23生です。
学校の勉強以外はほぼ何もしない高校生活だったので、課外活動の経験はゼロ。
2024年の目標は、とにかく色々なことに挑戦して自信をつけていくことです!

この記事は、あくまで1ケースとして私の体験談をご紹介する趣旨のものであり、全ての方に同じ状況が発生するとするものではありません。

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目次

そもそもConveraとは?

Converaは、世界の様々な大学において、留学生の学費支払いに使用されているシステムです。200以上の国と地域、140以上の通貨での利用が可能で、現在120万人以上の学生が使っているとのこと。*1

学生の持つ銀行口座のある国と大学の口座がある国が異なる場合、口座間で直接やりとりをしようとすると海外送金の扱いになるため、かなり高額な手数料がかかってしまいます。

それを回避するため、Converaが各国に持っている口座に国内送金することで手数料を抑えよう!というのがこのシステムの売り(A国の学生→A国にあるConvera口座→B国にある大学口座、の流れ)。似たような仕組みでよく知られているのがWiseですが、Converaは学費の支払いに特化したサービスとなっています。

何がどうトラブったのか?

口座番号が10桁!?どうやって払うねん

Converaを使用する時は、まず大学の専用ページからConveraの支払いページに遷移し、必要事項を全て入力することで支払い案内書が届く…という流れになっています。

この支払い案内書には、利用者(学生)がどの口座に振り込めばよいのかが書かれていますが、これがなかなかトリッキーでした。

画像は実際にConveraから送られてきた指示書です。前提として、日本の銀行口座番号は通常7桁なので、国内送金の際は送金先を7桁の番号で指定します。

しかし、今回Converaから出た指示書の右下を見ると、”Beneficiary Bank”の”Account”(受け取り口座の番号)が10桁になっていました。このため、オンライン(銀行アプリ)での操作において送金先の口座が指定できず、支払えないという問題にぶつかりました。

国内送金ではなく海外送金?!オンライン問い合わせサービスは役立たず

送金元の口座(親の口座)がある三菱UFJ銀行に問い合わせると、Converaというものを全く知らない様子の方が電話に出て、「その場合、国内送金ではなく海外送金の扱いになります」「海外送金のお手続きをお取りください」と言われました。

が、先述の通りConveraは「国際送金を国内送金でできる」ところが存在意義のはず。それはないだろう!と思いシティバンク側に問い合わせても同じ回答。いや、ほんとかよ!?と疑う私。

ではConveraに問い合わせよう、とオンラインフォームに連絡を送るも、意味不明な自動返信が来るばかりで埒が明かない。

これがその意味不明な自動返信。大学のスタッフにも転送して読んでもらいましたが、どうしようもないね…と言われました…(笑)。

オンラインフォーム以外に、カナダ用のメールアドレスがあるのを見つけたので、これなら話の通じる人間と会話できるかも?と期待を込めて連絡。詳しく状況を説明しました。

しかしここでも、返ってきたのは「オンラインフォームあるから使ってね!!てかその前にFAQも見てね!」という自動返信…。これを読んだ時は本当にガックリきて、途方に暮れました。

何が”We are very excited”やねん
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意を決して電話

もうオンラインでConveraとコミュニケーションは取れないな、と諦めた私は、意を決してサイトに記載のあった番号に電話しました。

かけてみると(というか、繋がるまでだいぶ待ちましたが)いきなり超早口の英語で喋る女性が出て、この時点で心臓バックバクでした。そもそもその番号はJapan用と書いてあったので、てっきり日本語対応だと思っていたのと、人生初の英語での電話だったので…いい経験になりました。

なんとか状況を説明すると、やはり海外送金をしなければならないとのこと。ただ、その女性の話し方があまりにも平然としていて、「あなたは一体何につまずいているの?」という感じだったので、思わず何回も訊いて確かめてしまいましたし、もう1度かけて違うオペレーターと話そうかとまで思いました笑。

海外送金で合っていた謎

その後、三菱UFJ銀行から海外送金の手続きを踏んだところスムーズに送金することができ、Converaからも無事に支払いが完了した旨の連絡がきました。

したがって、今回分かった結論としては「東京のシティバンクにあるConvera口座を指定されてしまった場合、海外送金するしかない」ということになります。じゃあ、Convera噛ませる必要どこにあるんだよ…。

ちなみに、全て終わった後に支払い指示書を読み直して分かったのですが、

”This is a non-resident account and cannot go through local payment network.”

という部分が「(あなたのケースの場合)この銀行口座は非居住者口座であるため、国内送金はできません」というような意味だったと思われます。

ただ、何の知識もない状態ではこの文の意味するところが理解できなかったのに加え、同じ指示書の中に

”Convera holds domestic, in-country bank accounts across the globe so wherever possible please ensure payments are processed as local domestic deposits to avoid unnecessary International Transfer fees and charges.” (手数料を避けるために基本国内送金しないと意味ないから気をつけろよ)

とも書いてあったため、やはり分かりづらかったですね…。国内送金できないケースもある、と最初から教えて欲しかった!

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終わりに

最初から最後まで???でしたが、この一件を経て学んだことは以下のようなことです。

  • 海外サービスのオンライン問い合わせシステムは、やはり日本のものより不親切かもしれない疑惑
  • お金関連は、銀行をはじめとした関係各所の営業時間が短く、問い合わせに時間がかかる。土日や連休を挟むと、割とあっという間に詰む。電話が繋がらないことも多い
  • 何事も早め早めに進める、とにかく問い合わせは思い立ったらすぐすることが重要
  • フォーム/メールを問わず、オンラインでの問い合わせは基本的に自動返信が返ってくることが多い
  • 早く解決したい場合は電話が一番

全て当たり前のことではありますが、海外大学に進む上で避けては通れない「色々な手続き、大変すぎる」問題を乗り切る上で重要だと思いますので、みなさん胸に刻んでいきましょう…。

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