前回は、大学の課題提出の場所が分かりづらいをよく確認していなかったせいで提出をミスり、そのせいで成績が低くなっちゃったというしくじり失敗談を記事にしました👇
今回はまた別の失敗談で、パソコンのシステムエラーで大事な試験が受験不可になりかけた時の話をしようと思います。まあ結局は受験できたので今回も若干タイトル詐欺ではありますが、そこは見逃してもらえると。
なんで試験が受けられなかった?
MUFYの試験の形式
今回の試験でエラーが起こった話の前に、簡単に試験のフォーマットを説明します。
詳しくはこちらの記事を読んでもらえると分かるのですが、私の所属しているモナッシュ大学のファウンデーションコース(MUFY)は、試験を行う際にSafe Exam Browserというソフトを使います。
これは不正防止のためのソフトで、こちらを立ち上げている時間(テストに解答している間)は他のソフトを起動することはできなくなります。タブも一つしか開けません。
で、私は試験会場で普段通りに数学の確率と統計の小テストを受けようとしました。
そしたら、いつもと違って画面に英語で「Safe Exam Browserを立ち上げることができません」的なメッセージが出てきました。そして、ソフトをいじれないので試験が開始できない!ヤバい!となりました。
Chromeが悪さをした
エラーのメッセージを読んでみると、どうやら他のソフトが起動を邪魔しているそうです。でも前まで普通に試験受けられたので、なぜこのエラーが起きたのか分かりませんでした。
パソコンを再起動しなおしてみたり、Moodleにログインしなおしてみたりしましたが、ダメ。先生に手を挙げてどうしたらいいか聞きましたが、先生も対処できず。
先生に言ったらとある先生は「大丈夫だから落ち着け」、とある先生は「お前の試験時間を削減する」と言ってきて、どうしたらいいのやら。
50分の試験だったのですが、その頃にもう既に20分以上は過ぎていたと思います。数学の試験は問題の難易度自体は簡単なのですが、問題量が多くて時間はいつもギリギリになるのでもうパニックです。
不幸中の幸いと言うべきか、自分と全く同じエラーでテストが受けられない子が他に2人いました。マレーシアの大学は雑で色々ミスをすることを経験上知っていたので、大学側のシステムエラーだろうと思っていました。
で、エラーメッセージをよくよく見てみると「リモート操作可能なアプリが原因です」と書かれていたので、とりあえず該当しそうなソフトをPC内部で検索しました。
そうしたらGoogleのChrome リモート デスクトップが怪しそうだったので、こちらをアンインストールしたらとりあえず解決して、テストは受けられました。
今回のしくじりの振り返り
結局どうなった?
結局どうなったのかと言うと、試験自体は受けられました。試験時間はソフト上で計測されていて時間が経つと自動終了するシステムなので、先生に許可してもらって自分だけ席に長く座って通常の50分で解きました。
焦ったせいでケアレスミスをしましたが、成績は91%でした。まあ0点とかになるよりは全然マシでよかった。
学んだこと
今回学んだことは、しっかりソフトのエラーメッセージを読もう、ということです。落ち着いて思い当たる原因を取り除いていれば、すぐに対処できたはずです。他の子はどうやって対処したのか知りませんでしたが。
ちなみに、リモートデスクトップというのは、iPadやスマホからパソコンを操作できるようになるアプリの事です。これはPCを遠隔操作が可能になることを意味するので、不正を検知したSafe Exam Browserが立ち上がらない仕組みになっていたのだと思います。
そういうわけで、この週の前後に外出の予定があったので、重たいパソコンを持ち歩かずに課題を終わらせられればいいなと思ってダウンロードしてみたわけです。試してみたら実際にパソコンは動かせましたが、スマホとかの小さい画面で操作するのはやりづらかったので使いませんでした。
このソフトが原因でSafe Exam Browserが立ち上がらなくなるのは知りませんでした。基本的なこのソフトの注意点については大学側から事前に説明されるのですが、その際にも注意すべきソフトについては言及されなかったのですから仕方がありません。
そういうわけで、こちらのミスとはいえ(しかも事前にテスト動作のチェックはできない)、ちょっと高圧的な態度を取ってきた先生には若干モヤっとしました。
MUFYで試験を受けるみなさんは、遠隔操作のソフトのダウンロードには気を付けてくださいね。