前回、貧乏マレーシア留学生が37400円という大金をはたいてFinale 27という業界最高峰の楽譜作成ソフトを購入したという話をしました。
ただなんとなくそちらの記事でも触れているのですが、Finaleは多機能すぎて使い方が難しい!操作が大変とは聞いていましたが、PCには普通の人よりは強いつもりなので大丈夫だろうと正直ナメてました。ごめんFinale。
まあこれ以外にもMuseScoreよりも動作が重いとか音声デバイスのドライバ読み込みがバグるとかで色々セットアップも大変だったわけですが、使い方を勉強しない限りは楽譜制作もままなりません。
耳コピとアレンジが肝心なのに、それの打ち込みというかDTMの面で苦労するとは本末転倒。ということで、Finaleの使い方をとりあえず勉強してみようと思いました。
そこで、今回はFinaleの使い方を勉強するのに便利なウェブサイトやYouTubeチャンネル、本などをご紹介しようと思います!
ウェブサイト
Finaleの使い方が学べるサイトとしては、大体こんな感じのものがありました。
- クラブフィナーレ(Finaleの公式ウェブサイト)
- Finaleチュートリアル
- SLEEP FREAKSさんのサイト
- noteのFinaleの使い方メモ
特に公式サイトのほうでは、シャッフルの方法などといった細かい入力方法の説明の記事もたくさんあります。サポートページもありますし、浄書やDTMに関するコラム記事も書かれていたりして読んでいるだけで面白いです。
あとは、Googleで「Finale ○○(バグやエラーの名称)」などと調べる方法も有効だと思います。ユーザー数もまあまあ多いので、似たエラーの人もいることでしょう。
英語と日本語の環境だとバージョンが違ったりするかもしれませんが、余裕がある人は英語で検索するほうが良いかもしれません。
YouTube
主に二つのチャンネルでFinaleの使い方について学べるかと思います。
前者のSLEEP FREAKSさんの動画は全体的に基本的な操作の仕方をさらっと解説している感じです。後者は細かいタイの入力テクニックなど、細切れで必要になる技術を解説しているという感じです。
SLEEP FREAKSさんはこれ以外にもDTMの情報などを積極的に発信されているので、Finaleユーザー以外もチャンネル登録をしておくと良いのではないかと思います。
本
おすすめ本
Finaleを扱うガイド本の一覧は、こちらのページで公式から紹介されています。
その中でもAmazonなどで見た感じ売れていそうな本はこの3種類でした。
- Finale User’s Bible
- Finale version27実用全ガイド
- 楽譜作成ソフトFinaleでプロ顔負けの譜面を作ろう!
Finale version27実用全ガイド 〜楽譜作成のヒントとテクニック・初心者から上級者まで
楽譜作成ソフトFinaleでプロ顔負けの譜面を作ろう! 現役コンポーザーと熟練インストラクターが解説する入力操作とレイアウトの極意
私が購入した本
まず前提として、Finaleは業界の中でもかなり使い方が難しいとされるソフトです。もちろんネットで調べればある程度のことは解決できると思いますが、前回の記事にも書いたように私はガチの楽譜制作のスキル磨きをこちらのソフトでしたいと考えていました。
そのため、情報量が一番多い本を一冊は買っておこうと考えました。
そこで、私は一番最後に紹介した「楽譜作成ソフトFinaleでプロ顔負けの譜面を作ろう!」という本を買うことにしました。この本を選んだ理由としてはこんな感じです。
- 単なる使い方ではなく浄書のコツなどが多く書かれているから
- イラストがポップでやる気を削がないから
リファレンス本はあると便利だとは思いますが、どれも数百ページあるので結局プログラミングのガイド本みたいに分厚過ぎて読破することは無理です。そのため、困った時に検索するような感じで使うことになると思います。
となると、ただ分厚い本を置いておいても置き場所がもったいないなとも思いました。なので使い方の情報だけではなく楽譜制作のコツというプラスαのことが書かれているこの本を買ったほうが身のためになると思ったわけです。
楽譜作成ソフトFinaleでプロ顔負けの譜面を作ろう! 現役コンポーザーと熟練インストラクターが解説する入力操作とレイアウトの極意
まとめ
というわけで、楽譜ソフト「Finale」を使うにあたって、学習に便利なサイトや本を紹介してみました。
確かにYouTubeやウェブサイトでもある程度のことは分かるのですが、細かい設定になると調べるのも大変ですし情報が見つかるかは分からないので、個人的には、手元にリファレンス本が一冊あると便利かなと思います。
もちろん浄書とかをガチったりせずにテキトーに楽譜を作るだけで良い!という方には本は必要ないとは思いますが、それだとFinaleを買った意味がないので難しい所です。
といいつつ、私もまだまだ使い始めたばかりなので、これから分かったおすすめ勉強法などがあれば追記していこうと思います。