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ギャップイヤー、超おすすめだよって話。メリットデメリットも解説!

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みなさん、ギャップイヤーとは何かご存じですか?

ギャップイヤーとは、学生が大学に入学したり会社に就職する前のモラトリアム期間のことを指し、各自が好きなことをするための時間のことです。つまりニートということです。

ただ、私自身もギャップイヤー(ターム)を過ごした経験があり、とても人生において良い時間だなと感じたので、今回はギャップタームのすゝめをしていきたいと思います。
私のギャップターム体験記はこちら!

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目次

そもそもギャップイヤーとは?

先ほども述べたように、ギャップタームとは、学生が大学への入学前や就職前に一度休暇を取って、好きなことをする期間のことです。何かの組織に入る前段階だけを指す言葉なのではなく、在学中にギャップイヤーを取る人もいます。

インターンシップをして社会に出てみるのもよし、友達と遊んでみるのもよし。何も勉強をするだけの期間ではありません。旅をしたりボランティア活動に精を出す人もいます。

Ray

Gap(隙間)の時間を利用して旅をする、というニュアンスが語源になっているそうだよ。

日本でいうところの浪人、と言ったほうが馴染みがあるでしょうか。ただ、受験勉強をするためにする日本の浪人と違い、あまりこちらのギャップイヤーで勉強一本!という人は少なめです。

また、浪人というとネガティブなイメージを持たれることが多いですが、アメリカや欧米諸国ではギャップイヤーはごく一般的なものとして扱われています。
というのも、高校を卒業したばかりの学生は今まで勉強しかしてこなかったわけで、社会のことを知ったり、遊ぶ時間がなかったからです。大学入る前に、ちょっとくらいチルしても良くね?という感じです。

海外ではなんでもかんでもストレートで大学入学、就職することが全てだとは思われていないようで、進路に悩んでいる人もそうでない人も、かなりポジティブな感じでギャップイヤーを選択しています。

そのため、本当に何もしていないなどのよっぽどの場合ではなければ、ギャップイヤーの経験が受験で不利になることはありません。海外の大学や企業にはギャップイヤー中の経験などを評価の対象にしているところもあるくらいです。
まだ日本では認知度が浅いですが、日本の企業でもだんだんとギャップイヤーを評価するところも増えてきています。

ギャップイヤー?ギャップターム?

こちらは一年単位で取るとギャップイヤー(Gap Year)、数ヵ月だけの期間の場合はギャップターム(Gap Term)と呼ばれます。

もしストレートに大学進学したとすると、海外大学は9月あたりの秋入学が多いため高校を3月に卒業した後に半年程度のギャップタームが生じることになります。
私はマレーシアの大学が7月入学だったので3, 4か月程度のギャップタームを過ごしました。

このギャップタームは制度上どうしても発生してしまうものですが、ギャップイヤーを取る人は例として

  • 進学したい大学がまだ決められない
  • 大学に全部落ちた
  • 英語力をもっと上げてから入学したい
  • バイトをして学費生活費を稼ぎたい

といった理由だったりしますが、このあたりは本当に人それぞれです。

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ギャップイヤーのメリットデメリット

メリット

ギャップイヤーのメリットは、人生の視野が広がり良いリフレッシュ期間になる、という一点に集約されると思います。

日本の教育は詰め込み要素が激しい(進路について考える時間がない)ため、小学生から高3まで、自分の人生について考えるまとまった時間や暇はなかなか取れないと思います。

それに対し、アメリカなどの海外の高校では2, 3か月の夏休みなどがあって、学生でもインターンをしたりすることがよくあるそうです。
そんな海外の学生ですらギャップイヤーを取る人が多いわけですから、日本人学生にとってギャップイヤー中にインターンやボランティア、アルバイトなどに励むことはより貴重な視野を広げてくれる要素になり得ます。

Ray

自由に友達と遊んだり旅行したりする経験は、夏休みとはまた違ってとても楽しかったです。
大学入学前の良いエネルギーチャージの期間になりました。

デメリット

学力の低下

ギャップイヤー中は学校での学びを中断することになるため、学習内容を忘れてしまって学力が低下する恐れがあります。

入試の観点で言うと、海外大学受験は若干AO入試感があるので、数学力!生物の暗記!といった偏差値的な学力要素は少ないかもしれませんが、日本の大学の受験では大きなデメリットになり得ます。

というのも、日本の大学受験では主にペーパーの学力試験が課されるため、暗記重視だったりしばらく触れないでいるとスコアが著しく下がるものが多いからです。
日本の大学とギャップイヤーは相性が悪いので注意が必要です。

社会に出るのが遅れる

現状の日本だと社会に出るのが遅いというのは悪いことだと思われがちであるため、周囲からのプレッシャーや周りの人と比べた際に「私は何をしているんだろう」といった精神的な負担がかかる恐れがあります。

ただ、これはもちろんある意味デメリットではありますが、ギャップイヤーで何のために大学に行くのかを見つめなおして大学での学びを豊かにすることができれば、その程度の遅れは十分取り戻せると思います。

生活費用が掛かる

言わずもがなですが、一人暮らしの場合や旅をしたい場合は金銭的負担が発生します。

ただ、普通に大学生活を送っていても生きるのにお金はかかりますし、もしも実家暮らしでバイトを頑張ればお金は貯まっていくのでケースバイケースだとは思います。

就職で不利になる可能性も

海外の企業や大学ではギャップイヤーを評価するところがたくさんあるという話はしましたが、ギャップイヤーを悪く捉えられる場所もないわけではありません

特にあまりギャップイヤーへの理解がいない日本の企業だと「え?大学に行かずにブラブラしてたの?」と言った反応になることは容易に予想されますので、注意が必要です。

このようなものが主なデメリットになりそうです。

個人的には、ギャップイヤーを過ごして、「○○がギャップイヤーを通して自分の成長になりました」と胸を張って言えるのならば全然アリな選択肢だとは思います。
ただ、大学進学や就職をするにしろギャップイヤーを選択するにしろ、目的意識をもってダラダラ生活しないことは大事だと思います。

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終わりに

今回はギャップイヤーの魅力について解説しました。私は3, 4ヵ月の間に

  • バイト(←主にこれ)
  • 車の免許取得
  • 旅行、友達との遊び
  • 家族との思い出作り

などをしていた記憶がありますが、とてもいいリフレッシュになったと思いました。また機会があれば積極的にギャップタームを取りたいなと思っています。

日本でモラトリアム期間というと社会の風潮として悪い印象を抱かれてしまうので難しいところもありますが、個人的には日本の学生こそギャップイヤーを積極的に取るべきだと思います。
日本でももっとギャップイヤーが広まるといいですね!

ギャップターム中にしていたことや他の海外大生のギャップタームの過ごし方についてはこちらの記事で紹介していますので、気になる人はぜひ!

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