日本だと宗教について真剣に学んだり触れたりする機会は少ないものですが、他民族国家であるマレーシアではイスラム教や仏教をはじめとした様々な宗教が身近にあります。
特にマレーシアでイスラム教を信仰する人の割合は約60~70%とされており、イスラム教が国教です。
実際に私の友達もムスリム(イスラム教を信仰する人)だったりして、金曜日には礼拝の時間があったり、豚肉の入った食べ物は食べられなかったりと、特別な配慮も必要になります。
今回は、そんなイスラム教について本格的に学ぶことができる、クアラルンプールのイスラム美術館に行ってきたので、観光レビューをしてみようと思います。
アクセス・営業時間
クアラルンプールの中心地周辺にあります。最寄り駅はKTM路線のKuala Lumpur駅となっています。
電車でも行けますが、このあたりは大きな道路が多くて危険なので、Grabで行っても良いと思います。
Pasar Seni駅も近いため、チャイナタウンなどの観光途中に来てみても良いかもしれません。
営業時間はいつも9時30分~17時00分となっており、休みの日はないそうです。
値段・観光にかかる時間
入場料は以下のようになっています。料金の支払い後、パンフレットのようなものを貰えます。
- 大人:20RM
- 18歳以下の人、学生、お年寄りの方(マレーシア):10RM
- 6歳以下の子供:無料
昔は14RMで入場できた(?)との情報をネットで見たことがあるため、もしかすると近年値上がりしたのかもしれません。
中は4階建てとなっており、地上階では文面で詳しく説明が書かれた美術品、上に上がるときらびやかな美術品が展示してあります。
早めに見ても1時間程度は観光に時間がかかると思います。
展示品と感想
建物自体は白を基調とした感じの石造りになっていて、これだけでも綺麗です。
地上階の様子はこんな感じです。物の展示というよりは、このフロアは絵の展示が多いです。
上の階の展示品はこんな感じです。地上階のフロアよりも照明が明るく、美術品の種類も多いです。
お皿や土器のような品以外にも、昔の戦いに使われていた武器なんかも展示してあります。
また、上に上がるとお土産屋さんもあります。割と値段が高めのものが多いので、特にイスラム教関連のお土産が欲しいという人以外は無理に買わなくてもいいでしょう。本や美術品、スカーフなどが売っています。
レストランもありましたが、私が行った時(2024年3月)は工事中で利用できませんでした。
こんな感じで、全体的に美術品が多めで、文面だけでなく視覚的にもイスラム教について学ぶことのできる施設だなと思いました。
クアラルンプール周辺に訪れた方はぜひ行ってみてください!