以前、オーストラリアから見たマレーシアの良いところ・悪いところについて記事を書きました。
今回はその続きとして、実際に両方のキャンパスで学んで感じたモナッシュ大学マレーシア校とオーストラリア本校(クレイトンキャンパス)の違いについて紹介していこうと思います。
同じモナッシュ大学なので授業内容は大きく変わりませんが、学生生活やキャンパスの雰囲気には意外と違いがあります。
これからモナッシュ大学への進学や交換留学を考えている方の参考になれば幸いです。
マレーシアキャンパスの良いところ
学費が圧倒的に安い
- 本校の約3分の1程度の学費
- 同じモナッシュ大学の学位を取得できる
- コストパフォーマンスが非常に高い
マレーシアキャンパス最大の魅力は、やはり学費の安さだと思います。
オーストラリア本校の留学生向け学費と比べるとかなり安く、それでいて卒業後に取得できる学位は同じモナッシュ大学のものです。
留学費用を抑えながら海外大学の学位を取得したい人にとっては非常に魅力的な選択肢だと思います。
キャンパスの立地が良い
- サンウェイシティの中心部
- 周辺施設が充実
- 電車やバスでアクセスしやすい
モナッシュマレーシアはサンウェイシティの中にあります。
ショッピングモールやレストランも近く、生活する上で不便を感じることはほとんどありません。
一方でクレイトンキャンパスは駅から少し離れており、多くの学生がバスを利用しています。
そのため日常的な通学のしやすさという点では、マレーシアキャンパスの方が優れていると感じました。

キャンパスがコンパクトで移動が楽
- 教室移動が楽
- 寮から授業に行きやすい
- キャンパス内で迷わない
クレイトンキャンパスは本当に広いです。
それは魅力でもあるのですが、授業によっては教室移動だけでかなり歩くことになります。
一方でマレーシアキャンパスはコンパクトなので、移動がとても楽です。
毎日のことなので、この差は意外と大きいなと感じました。
のんびりした雰囲気がある
- 学生も先生も比較的おおらか
- 居心地が良い
- 過度に競争的ではない
これは完全に個人的な感想ですが、マレーシアキャンパスの方が少しゆったりした雰囲気があります。
授業中にコーヒーを買いに行く学生がいたり、先生との距離感も比較的近かったりします。
東南アジアらしいおおらかな空気感があり、私は結構好きでした。

オーストラリアキャンパスの良いところ
授業・専攻の選択肢が圧倒的に多い
- 開講科目数が多い
- 第二外国語も充実
- 専攻の種類が豊富
オーストラリア本校の最大の魅力は、授業の選択肢の多さです。
中国語やスペイン語、日本語などの語学科目も豊富ですし、マレーシアには存在しない専攻や科目も数多くあります。
特に興味の幅が広い人ほど、このメリットは大きいと思います。
キャンパスが広く自然が多い
- 緑が豊富
- 勉強スペースが多い
- 学食や施設が充実
クレイトンキャンパスはとにかく広いです。
キャンパス内を歩いているだけでも気分転換になりますし、勉強できるスペースも非常に多くあります。
マレーシアでは図書館が混んでいて席が見つからないこともありますが、クレイトンではそのような場面はあまりありませんでした。
大学らしいキャンパスライフを送りたい人には魅力的な環境だと思います。

学生の多様性が高い
- 世界中から学生が集まる
- 様々な文化に触れられる
- 交流の幅が広い
マレーシアキャンパスも十分国際的ですが、実際には中華系マレーシア人や中国人留学生の割合がかなり高いです。
一方でオーストラリア本校では、
- ヨーロッパ系
- 中東系
- 南米系
- アフリカ系
など、本当に様々なバックグラウンドを持つ学生が在籍しています。
多様性という意味では、オーストラリアの方が一歩上だと感じました。
英語環境としてはオーストラリアの方が強い
- 英語を使う機会が多い
- 周囲の英語レベルが高い
- 英語力向上につながりやすい
コンピュータサイエンス系の教授陣は両キャンパスとも国際色豊かですが、文系科目ではネイティブ英語話者の教授も多く見られます。
また学生についても、オーストラリアでは基本的に全員が英語で問題なくコミュニケーションを取れます。
英語力を伸ばしたい人にとっては非常に良い環境だと思います。

サークル活動の規模が大きい
- サークル数が圧倒的
- イベントが多い
- 学生コミュニティが活発
大学生活を楽しみたい人にとっては、サークルの豊富さも大きな魅力です。
規模が大きい分、選択肢も非常に多く、自分に合ったコミュニティを見つけやすいと感じました。
実はあまり変わらなかったところ
授業の質や内容
モナッシュ大学はどのキャンパスでも同じ教育水準を提供することを重視しています。
そのため授業内容については、想像していたほど大きな違いはありませんでした。
少なくとも私が履修した科目では、教育の質に大きな差は感じませんでした。
生活費は思ったほど差がない
もちろんオーストラリアの方が生活費は高いです。
ただ、実際に生活してみると想像していたほどの差はありませんでした。
目安としては、
- マレーシア:約7〜8万円/月
- オーストラリア:約12万円前後/月
くらいです。
さらにオーストラリアではアルバイトもできるため、交換留学レベルであれば生活費の差は意外と小さいと感じました。

どんな人に向いている?
マレーシアキャンパスが向いている人
- 学費をできるだけ抑えたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
- コンパクトなキャンパスが好きな人
- 東南アジアで生活してみたい人
- 落ち着いた環境で勉強したい人
- 教室移動や通学の負担を減らしたい人
マレーシアキャンパスは、学費や生活費を抑えながら海外大学に通いたい人にとって非常に魅力的な環境です。
また、キャンパスがコンパクトで移動しやすく、全体的におおらかな雰囲気があるため、落ち着いて大学生活を送りたい人にも向いていると思います。
オーストラリアキャンパスが向いている人
- 英語力を大きく伸ばしたい人
- 多くの授業や専攻から選びたい人
- より多様な文化に触れたい人
- サークル活動やイベントを楽しみたい人
- 広大なキャンパスで大学生活を送りたい人
- 世界中の学生と交流したい人
オーストラリア本校は、より国際的な環境の中で学びたい人に向いています。
授業の選択肢も非常に多く、学生のバックグラウンドも多様なので、学業面だけでなく人との出会いという意味でも刺激の多い環境だと感じました。
まとめ
ここまで色々と比較してきましたが、実際に両方で学んでみて感じたのは、どちらが上という話ではなく、それぞれに違った魅力があるということです。
- 学費・立地・コンパクトさはマレーシアキャンパス
- 授業数・多様性・英語環境はオーストラリア本校
- 授業の質や学位の価値は大きく変わらない
私自身、オーストラリアに行ったことでマレーシアキャンパスの良さを再認識しましたし、逆にオーストラリアならではの魅力も知ることができました。
どちらにも良いところがあるからこそ、機会があれば両方を経験してみる価値は十分にあると思います。

